「脳にいいこと」だけをやりなさい!

  • 三笠書房
3.42
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感想 : 343
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837956969

感想・レビュー・書評

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  • 茂木さんの、幸福に生きる事に対する愛故か、とても工夫を凝らして書かれた本だと感じました。
    人によってはごり押しな表現に抵抗があるかもしれません。

  • 私たち人間は将来の幸せを予想するのが得意ではなく、欲しいものを手に入れた後の幸せを常に過大評価している。脳が幸せを感じられるのは"今"だけ。(p42)

    被害者としての生き方は、過去が現在より力をもっているという、真実とは正反対の考えに基づいている。だが真実は、唯一力をもっているのは「今この瞬間」である。(p58)

    人は1日に6万個の物事を考えていて、「今日考えたこと」の95%は、昨日も一昨日も考えている。その習慣的な考えの約80%がネガティブなもの。(p80)

    「脳細胞の栄養」をよく考えた食事法
    ①加工されていない新鮮なものを食べる
    ②水分を多くとる
    ③幸せを阻害する食べ物を避ける
    ・砂糖を控える・炭水化物を減らす・カフェインを排除する(p141)

    人の細胞は1日に1%ずつ入れ替わり、3ヶ月ごとにすべての細胞が入れ替わります。(p157)

    身体を気にかけてやり、尊重していれば、身体は私たちにとって"かけがえのない友人"になってくれることでしょう。(p164)

  • 身体にいいこと、精神上いいことならわかりますが、脳にいいことってなんだろう?と思います。
    著者は知らない人ですが、茂木健一郎訳ということで、それならばわかりやすいかしらと読んでみました。
    原著『Happy for No Reason』は海外でのロングセラーとなっているようですが、翻訳本はかなり意訳されていると賛否両論のようです。

    原著を読んでいないので、とりあえず翻訳本のみを読んだ感想となります。
    ポジティブシンキングができる脳にいいこととは、すなわち身体と心にいいことのようです。

    物質的な喜びは、幸せにつながるわけではなく、更に別の欲望を喚起するだけだとのこと。
    物質への欲望は、経済をさらに動かすために広告業界が仕向ける刷り込み効果によるコマーシャルの影響が大きいとのことです。
    たしかに、TVを見るのをやめると追い立てられるようなあせりがなくなり、気楽になるという話はよく聞きます。

    運動のほうが処方薬よりうつ状態の改善に効果があると書かれていました。
    たしかに、運動に勤しむうつの人は、想像できません。
    身体を動かしていれば、とりあえず気持ちが深く病まずに済むようです。

    全体的に、目から鱗が落ちるような真新しいことは書かれておらず、よく目にする内容の再確認という感じでまとめられていました。
    著者は脳の専門家というわけではないため、具体的な数値やデータが提示されているわけではありません。
    科学本というよりは、啓蒙系の内容。
    それを脳科学者が訳しているというのは、なんだか不思議な感じです。

    日本語翻訳本がベストセラーになりうる内容かというと、そうは思わないので、やはり何かが違うのでしょう。
    機会があれば、原著に触れてみたいものですが。。。

  • 自分自身の考え方がさまざまな幸福を引き寄せる。
    わかってはいるのだけど人を怨んだり、悔やんだり・・・なかなか抜け出せない時がある。
    自分がそうした考えに囚われた時に読むのはいいかもしれない。

  • 498.39-シヤ 300036894

  • 売り

  • この『脳にいいことだけを~』シリーズ、アマゾンでの評価があまりよくないのだが、興味があるので読んでみることにした。(読んだ後追記予定)

  • 心にも身体にも素直に心穏やかに生きる。普遍的な原理原則をフワリと感じることが出来る本です。どれもこれも当たり前の事ばかりですが、それが大切なことなのです。色々な気付きを与えてくれる良書です。繰り返し読みたい。

  • 脳科学のような感じかなと思ったら。
    ポジティブシンキングが科学的にどういう良い兆候がでるのかが
    書いてありました。

    アルベルト・シュヴァイツァーの言葉「成功が幸せの鍵なのではない。幸せが成功の鍵なのだ。イマしていることを好きになれば、成功はおのずともたらされる」
    というのが心に響きました。

    スピリチュアル本のようで、
    読んでいて元気になりました。

  • 外国の方の書いたこういう類の本は、表現が日本人の私には伝わってこないことが多くて苦手なのですが、最初の「訳者の言葉」の章の茂木健一郎氏の言葉でおおよその筋が把握できたので、あとの苦手な外国の方の文章も頭に入ってきやすかった。
    要点が赤字で書かれていて、その点も読みやすかった。

    脳の使い方を自分でコントロールし、楽観回路を働かせていけば、幸せ感が大きくなる。
    そのための7つの要素
    ①ネガティブ思考の「大そうじ」をする。
    ②プラス思考で、脳にポジティブな回路をつくる。
    ③何事にも「愛情表現」を忘れない。
    ④全身の細胞から健康になる。
    ⑤瞑想などで脳を「人智を超えた大いなる力」につなげる。
    ⑥目標をもち、脳に眠る才能を開拓する。
    ⑦つき合う人を選んで、脳にいい刺激を与える。

    ネガティブな感情は大きなエネルギーを使っている・・・というのは目から鱗で。負のもののためにエネルギーを使っているなんてバカバカしいと思えた。

    内容はとても良かった。でもやっぱり外国の方の本は苦手・・・
    訳ではなく、茂木氏自身が書いた本を読んでみたい。

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