- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838713080
感想・レビュー・書評
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江國さん好きにとっては、どのページもお宝のような、本当に贅沢な作品集。「409ラドクリフ」アメリカ留学先でのルームメイトや(現地の)恋人との日々。気持ちに正直すぎる人々の行動に居た堪れない思いを感じたり、心がすんとしたり。でも、風通しが良くてまぶしい物語だった。「夕闇の川のざくろ」も好き。読後の奇妙な余韻にぞくぞくする。
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「409ラドクリフ」「放物線」「ぬるい眠り」は海外での生活、学生時代の友人と会うときの懐かしい気持ち、四季があるからこそ感じる時間の流れの切なさに胸がぎゅっとなった。あの時自分が感じた気持ちが言葉で新たに表現されていた。
誰かに恋している時の正直な気持ち、忘れていたな。
父上による「香織の記録」。叱って押し入れに入れたからって子が憎いのではない。他の家はこういう感じなのかと、お父さんの愛情を感じた。 -
表現が古い。
文章を古く感じる。年相応って感じ。
この作者の作品は
読まないと思う。 -
151104*読了
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前も読んだかも
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私のお気に入りの作品がたくさん詰まってる!
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なるほどなあ、と得心のいく作品集。
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デビュー作の「409ラドクリフ」とお父さんの江國滋氏による「香織の記録」がいい。
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409ラドクリフが好きで、数年ぶりに再読しました。