江國 香織とっておき作品集

著者 : 江國香織

• マガジンハウス (2001年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[oluoluさんの感想 · 2010年10月18日]

短編集。
江国香織の小説が好きな人におすすめ

[kiriecubeさんの感想 · 2010年9月24日]

ノーラは愛おしい。ナツミも愛おしい。みんな自分の中のせい一杯を生きている。

[hi_popopoさんの感想 · 2010年8月25日]

読みやすそう、とか、読みたい、とか思ったものから読み進めてみました。
面白かった。いろんな角度から江國香織を眺めているようで。


「409ラドクリフ」
ぎゅうぎゅう胸が締め付けられて、人を愛するということについて思った。

「香織の記録」
誕生日に読んで、もうたまらなくなってしまった。
何の気なしに読み始めたのに、その日に出会ったのが必然の様な気さえして。。（その上、なんとなく見たこの本の出版日まで自分の誕生日で、すごくすごくびっくりした。運命？）
自分の父も、こんな風に大切に思っていてくれただろうか、と考えたら、なんだか涙が出そうになった。


「とろとろ」「ラブミーテンダー」「ぬるい眠り」「夜と妻と洗剤」「夢日記」「ビートルズ訳詩集」「があこちゃん」もいい。

[hikaruさんの感想 · 2010年8月15日]

反射的にマガジンハウスの出している類の本が苦手。

だから、東京タワーを読んでみてあまりピンとは来なかったのだけれど映画化されたり、女性に人気のある「江國 香織」という作家が他にどんな作品を書いているのか興味がありました。

いろんなタイプの作品が収録されていて、読み進めていくうちに
この人のキーワードは『物語』なんだなあとやっとわかった気がしました。

物語として読むと、なるほど、どれもそれぞれに面白い気もします。

でも、一番面白かったのは、最後の方に収録されていた
江國 香織のお父さんの、江國 香織が産まれてからの日記集。

愛がしっかり感じられたのと、香織さんのおしゃまぶりが克明に記されていてとても羨ましく感じました。

父の愛は、わかりやすければわかりやすいほど、
女性にとってはいい影響が出るものだと思います。

[なりたさんの感想 · 2010年8月14日]

妹さんと、お父さんの日記が
面白かった。
愛されてるんだなって思った。

ラドクリフのノーラは強烈。
夜と妻と洗剤、ラブ・ミー・テンダーが好き。

[まみさんの感想 · 2010年6月25日]

図書館でなんとなく読んでみた。

[チップさんの感想 · 2010年5月31日]

再読。
すごく好きな作品集なので欲しいんだけど、きっと文庫化はしないんだろうな。
短編の挿絵が良ければもっといいのに。

[kuzikuziさんの感想 · 2010年5月17日]

大人になっても夢を見て泣くのはエキセントリック過ぎると思うんだけど。
作家ってそういうものなのかしら。
江國さんの人となりがわかって面白い。

[mizuki369さんの感想 · 2010年5月5日]

ラドクリフが未だに忘れられないくらいすごくすき。

[karin-rさんの感想 · 2010年4月18日]

（メモ：高等部３年のときに読了。）

著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」