江國 香織とっておき作品集

著者 : 江國香織

• マガジンハウス (2001年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[solala06さんの感想 · 2012年1月17日]

はーやんに衝撃

[ぽんさんの感想 · 2011年12月1日]

放物線・夜と妻と洗剤・とろとろ・ラブミーテンダー・ぬるい眠り
以上は他書籍で既読。

409ラドクリフ
これが処女小説?と驚く
すでに江國香織が完成されている。
愛すべきノーラのマドゥーカの純粋さ。
夏美の修平の甘さ。
誰もが同じ要素を持っている。
バランスとタイミングが違うだけだと思う。

夢日記
妹の江國晴子氏のエッセー
江國香織の所以がわかる気がする。
本人は大変だと思うがほほえましい。

香織の記録
父江國滋氏の香織の成長日記
今読めてよかったと思う。
独身時代に読んでもさらっと流れるだけだっただろう。
こどもの成長はあっという間で、目を見張る。
妙に大人びた言い回しや態度が面白い。

[yuyu333さんの感想 · 2011年11月24日]

江國さんの作品集。

409ラドクリフが一番印象的だった。
ノーラの恋愛が痛々しくて悲しくなった。
でも最後の最後に、夏美がノーラを羨ましがる理由が分かると、
凄く綺麗な物語に感じて、この作品を読んで本当によかった、と思った。

江國さんのお父さんの育児日記もよかった。好きです。
「お顔を拝見」だなんて言葉どこで覚えたんだろう笑

[Aaa**さんの感想 · 2011年11月3日]

409ラドクリフ
江國香織さんの処女作。
ほんと素敵だった。はじめからあんなふわふわと美しくおもわず溜め息がでてしまうようなそんな作品。
人間、ときおりもうどうしようもないくらいに人を愛してしまうことがあるんだなって想った。

[dmikityさんの感想 · 2011年10月23日]

あ～よかった♡特にラブミーテンダー。この話読むのは2度目やったけどやっぱりいい。

[kurioneさんの感想 · 2011年10月16日]

書き下ろしや短編を集めたもの。
「放物線」や「ぬるい眠り」はどこかで読んだような、懐かしい匂いのする作品。ありふれたもの、といえばそれまでだが、やっぱり彼女の書く文章は良い。

[haruさんの感想 · 2011年7月28日]

2001年8月28日購入。
2001年10月20日読了。

[みずみさんの感想 · 2011年7月12日]

江國ファンにはたまらない、盛りだくさんの内容。

江國の夢についての妹のエッセイが良かった。

[ケイコさんの感想 · 2011年6月25日]

【４０９ラドクリフ】アメリカ留学しているナツミ。いろんな国の人たち。国際色豊かでなるほどなぁと思うこと多々。恋愛小説。
【放物線】学生時代の仲間との食事会のひと時。短編。
【ビートルズ訳詩集】IN MY LIFE,EIGHT DAYS A WEEK,LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS
【九月の庭】紅茶いれ女。短編。
【があこちゃん】あひるのがあこちゃん。童話。
【夜と妻と洗剤】夫婦のやり取り。短編。
【物語の復権】インタビュー。この本には「物語」に関することが沢山でてきます。
【とろとろ】彼と私のとろとろの日々。恋愛小説。
【ラブ・ミー・テンダー】エルヴィスからの電話を待つ母。粋なラスト。
【夢日記】江國睛子、作者の妹が姉を描くエッセイ。
【ぬるい眠り】単行本あり。夏の恋。
【香織の記録】父による作者の成長記録。6歳まで。
【夕闇の川のざくろ】本当のことは物語である。絵本。

[sparrowhawkさんの感想 · 2011年6月19日]

再読。

著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」