- Amazon.co.jp ・マンガ (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840134781
感想・レビュー・書評
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この本、百人一首が好きな人はもちろんですが、そこまで興味のない人にすごく読んで欲しいです。超訳っていうだけあって本当に超訳してるんですけど、でもこれがまた面白い。今風に言うと確かにそうだよなぁって思うものが沢山あります。
また、マンガでいくつかピックアップされてますが、これを読んでるとちょっと見直した短歌もあって「あれ、この歌こんな意味があったの」って思いながら改めて読み直しをしてしまいました。色々と新鮮な気持ちになって読むことができます。
あまり興味なかった方はある意味歌を詠む良いキッカケになるかもしれません。切ない恋もあれば、可愛らしいものもあるし、その景色を詠んだものもたくさんあります。ピックアップされた歌を歌った人たちのその後の話もあるので、歴史を読む上でも面白いです。
そして思うことは今の人も昔の人も恋に関してはあまり変わりないんだなぁと言うことでしょうか。
色んな背景がわかって読みやすくなっているのでおススメの一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっと我が田舎でも書店に並んだので、早速購入(と言うか、袋詰作業をしている最中に横槍を入れました。店員さん、申し訳ない)
発売が決まった時は、もう少し頁数があるかと(勝手に)思っていたのだが、意外にそうでもなくて少々残念。もっと増量しても良いのに。
とは言え、かの岡田あーみん氏を髣髴させるかの如き、一種突き抜けた感すらある独特のセンスは、相変わらず素晴らしくて最高!
これなら古典の苦手な人間でも楽しく学べるかも。超訳だけどw
だもので、思わず「職場にも置いてもいいだろうか…」と悩む始末。どうだろう。公共じゃないから、アウトだろうか?(真剣) -
『東大×マンガ』東大カルぺ・ディルム著 内外出版社で紹介:
「ケータイもメールもない時代。いにしえの貴族たちは31文字の歌に自分の恋心やいらだち、そして感動や絶望、近いをつづり、送り合った。ー平安時代の人間ドラマが垣間見える詩歌集でもある『百人一首』をわかりやすく超訳した短篇漫画集。」
・和歌文学の研究を専門とする渡部泰明氏(国文学研究資料館館長)監修。基本的に史実に基づいているため、授業で使用している中学や高校もある。
・恋愛物語を純粋に楽しめるだけでなく、古典の世界観を知り、古文常識を身につけることができる。 -
百人一首の本を読んだことがあるので、大まかな歌や歌の意味は知っていたけれど、その歌が詠まれた背景を知ると、また違う味わいがありました。
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テイカカズラの由来
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私は百人一首の教科書の詞書とかが大好きなタイプなのですが、その詞書を漫画にしたような一冊。
そう、そう、面白いんだよ、百人一首〜〜〜!!!
とずっと共感しっぱなしでした。平安時代はやっぱりロマンティックでステキ。
ただどこまでが事実でどこまでが誇張なのかがよくわからなくて、そこはうーんと思ったかな。まぁ、超訳ってついてるけど。 -
令和4年6月の特集「恋の本」
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お勉強の百人一首のマンガではない(と思う)がゆえに、歌のイメージとして内容が覚えやすいのではないかしら。
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2010-8-31