デュラララ!! (電撃文庫 な 9-7)

著者 :
  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840226462

感想・レビュー・書評

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  • 成田先生の2つめのアニメ化作品!
    アニメ化になる前にバッカーノ!から流れてきました。
    バッカーノと同じように一見バラバラだった話が最後にはつながるという
    群青劇のようなストーリーです。
    デュラララ!!はバッカーノよりキャラの人数は少ないんですが
    一人一人の強烈な個性があって、とても魅力的です!
    アニメ化を機に読んでみては?

  • 今更と言わず人気未読作品を読む。
    群集劇の面白さ、それぞれの動きと想いが絡み合いぶつかり合い物語を彩り紡ぐ。これは愛の物語だろう。
    突飛なキャラクターによるかなりキワモノの愛かもしれないが、そこを貫き通しているのが素敵。何せヒロインがアレだもんなあ。

  • 人が熱く語るのを見て、今更ながら齧る。今のところ、セルティ・ストゥルルソン派。

  •  2013-06-01

  • Kindleで色々と安売りしてたので買った。といっても文庫の方も数年前に買っているのですが。
    今読んでも面白い。成田先生の書くキャラクターの破天荒さ?がとても好きです。

  • 主要登場人物のほぼすべてが、自分のことを完全に信じて疑わないというのも、なかなか珍しい気がします。
    「人」物ではない主人公…なんだか主人公なのかも曖昧ですが…が、一番迷いがあるのかもしれない。

  • 帝人の成長物語、兼、セルティの自己回復物語??。言動、行動、愛情表現の歪な人々が集う池袋の夜。多視点かつ昼夜のコントラストを顕著にしつつ、非現実・非日常の事件が展開していく。一巻だけの印象だが、社会風刺・批評性は強いとは思わないので、個人的に刺さる作品とは言い難く(ただし、今後の展開で変わるかもしれないが)、一方、多視点や昼夜の峻別はかなり技巧的スタイルを好む作者のような気がしている。5、6巻位までそろえたので、まだまだこれからの展開・描写次第である。

  • 池袋に集まる、どこか歪んだ、だけど不思議な魅力を持つ若者たちの物語です。

    非日常を求めて池袋にやってきた竜ヶ峰帝人は、クラスメイトの紀田正臣に池袋の街を案内してもらいます。そこで彼は、真っ黒の首なしライダー、セルティ・ストゥルルソン、折原臨也、平和島静雄、サイモンなど、危険で個性的な人物たちに出会うことになります。

    他方、帝人のクラスメイトの園原杏里、矢霧誠二、張間美香たちも、それぞれが奇妙な背景を持っていることが明らかになっていきます。

    そして、チャットでうわさされる池袋のチーム「ダラーズ」。これらの伏線が、ラストに向かってきれいにまとめ上げられていきます。

    デュラハンというファンタジー要素ははたして必要だったのかという疑問はありますが、萌え系とは違うテイストのライトノベルでおもしろく読めました。

  • やっっっっと読んだ。

    凄い。この本の作者には勝てない。完敗だ。

    普通の人はこのクオリティの群像劇を一冊で書くことは出来ず何冊もかかりそう。しかもグダって冗長になってつまらない出来になりそう。
    淡々と必要な要素だけまとめあげて書く能力が高い。
    提示されている説明文に一切の無駄がない。説明文に終始せず文のリズム感や比喩の言葉選びも上手い。

    小説は行間とはよく言われてるが、物語中に描かれていないものを描く力も高すぎる。

    構成もうまい。読みやすい。

  • 成田良悟はアニメの『バッカーノ!』を観たくらい。あれは結構面白かったし完結したら全部読もうと思ってる(いつ完結するんだろ)。
    こちらは13巻で一度終わっているらしいので、取り敢えず読み始めてみた。

    まだ全体としてどうこう言う段階じゃないけど、今のところ別に取り立てて面白くは無かった。

    作中でも触れられているけど、池袋ウエストゲートパークリスペクトなのかな?と思わせる作り。
    そして不死とかそういったテーマは彼のお好みなのかな。

    ネタバレ。

    平凡な主人公が実は…というのは王道ですね。

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著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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