- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844321880
感想・レビュー・書評
-
多数の有名CDやクリエイターの方達の考え方集
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
▼内容
アイディアとは。アイディアの出し方。仕事への取り組み方、姿勢。
▼フレーズ
・アイディアは社会的責任を負うもの
・広告は誰にも見られていない。よほどのことをしなければ、人は注目しない。
・アイディアは解決策。クライアントは患者。問題点が見つかれば自然とアイディアは見つかる。
・作りたい作品など無い。あるとすればプロジェクトの成功
・「後味」を思い浮かべる
・なりきって考える
・[幸せな驚き]が人を動かす
・アイディアは発明ではなく発見するもの
・世界一自由でニュートラルな存在に、どんな些細な刺激にも反応するくらい鋭敏に
・目的を達成しなければアイディアとは言わない
・アイディアは数字ではなく社会学
・アイディアは「人」
・時代を見つめて「次ぎ」を提案する
・問題があるからアイディアがある
・アイディアには理由・目的がある
・あくまで具体的に考える
・選別眼を養う
・アイディアとは人間理解の仕方
・頭をリフティング状態にしておく
▼学び
クリエイターによってアイディアを生み出す方法は違っていているが、
それぞれに合った方法や考え方を持っていることが分かる。
正解は無いと思うが、自分に合ったやり方を見つけていくことが大事。
ただ誰を見ても、黙ってジッとしていても良いアイディアは生まれないことが分かる。
方法の習慣化。
複雑に考えず、シンプルに真摯にトコトン向き合う。
-
このシリーズの「ひとつ上のプレゼン」と、
セットで。諸先輩方のお言葉が。
「〜チーム」っていうのもあった気が。 -
2007年〜08年の流行として、自己啓発や効率化の本が流行っているが、効率よくやることよりも、クリエィティブな時間を送りたい方への一冊。
アイディアを出すときの考え方、how toが個人個人の事例としてのっている。身近に感じることばかりなので、いつでも実践できるし、実践していることを顕在化してくれるし、過去の自分がやっていたことを思い出させてくれた本。 -
クリエイターの文章がコラム的に連なっている。
広告業界の人たちばかりだけど、考え方がシンプルで、そこからアイディアを生み出す秘密が見え隠れ。
仕事に対しての哲学本ともとれる。 -
1/3(木)
20人のクリエーターの方がアイデアの発想について語っている。
それぞれの発想法にどのような共通点があるのだろうかという視点で読むことができて良かった。
内容がやや広告によっている面もあるが、当然ながら共通点はその他のビジネスでも有効な考え方・やり方だと思う。 -
著名クリエイター達が考える「アイデア発想法」。「ひとつ上のプレゼン」同様、様々なスタークリエーターの体験談が非常に参考になった。広告会社意外でも応用できそうなメソッド満載。
-
建築家、コピーライター、アートディレクターのアイデアの出し方を書いてある本。
人それぞれのアイディアの出し方があって面白い。二時間で考えるとか、コピーを壁に張ってみるとか、飲み屋をはしごしたりとか、頭の中で人に話しかけて会話するだとか、コトラーみたいなアイディア発想法を持っている人もいる。
デスクの前にいてもしょうがない。外にでて新しい発見をしなければいけない。 ごもっとも。
”いいアイディアは、メモをとる必要がない。” -
各業界のトップクリエイターたちのアイディア創造術が披露されている一冊。すべてのクリエイター達に共通しているのは、日常的な感覚、疑問を出発点とすること。このことがベースとなり、世の中に広く伝わるアイディアとなっている。でも、そこは最もベーシックな部分だから、そこからの広げ方、ジャンプの仕方に夫々の特徴がある。例えばコピーライターの児島さん。彼女は、自分の反応を足がかりにアイディアを展開する。とにかく、たくさんの視点をもつこと。そのために自分の反応を利用してもいいし、人間への興味を利用してもいい。日常から出発してジャンプしたときに生まれるものは、ムーブメントとなって受け入れられるのだなと実感した。
佐藤雅彦さんの「ジャンジャカジャーン」は、HOWの優れたCM(コピー)を教えてくれた。こんな表現がしたい。
070919読了 -
「”企画稼業”クリエイター20人 アイディアづくりのすべて。」と帯にあるだけに、アイディアを出す手法が一見普通そうに見えて、ひと味もふた味も違うなあと思いました。
これを読んでいると、クリエイターは才能だけではなく、いかに自分を知り、アイディアを生み出す手法を知っているか、ということが勝負なのだなあと思いました。
思いつきにも不断の努力が必要なんですよね。