ひとつ上のアイディア。

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  • インプレス
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844321880

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  • 佐藤可士和が何考えてるか興味があって。

  • ANAの「別ヨ」とか「LIVE/中国/ANA」の広告とか、JR-SKIのダチョウがスキーしてるCMとか、シャープのAQUOSの不思議な家が出てくるCMとか。そんなカッコイイ企画をした電通だか博報堂だかシンガタだかタグボートだかのクリエイターの人たちが、自らのアイディア出しについて語ってる本です。

    読み始めは、インパクト勝負で中身は薄いんだろうな、と高をくくっていたのですが、なかなかどうして具体的でためになる本でした。

    もちろん、アイディアの出し方なんて人によって違うし、企画に対する考え方もこの本に載ってる人たちでも違うのですが、多くの方が広告クリエイティブをいわゆる「ソリューション」として論理的に物事を考えていて、単なるヒラメキだとかセンスで創作をしているのではないということが分かります。見た目は派手な業界ですけど、そういう意味ではシステム開発でもセールスでも、何かを解決させようという点で共通しているんだなと思いました。

    より結論が研ぎ澄まされているというか、スパッと言いたいことを表現しきってしまうところが、クリエイティブの面白い面ですよね。日常の中にある「解決」って、どうしても切れ味が鈍いってことが多いですから。

  • クオリティ高いッすね。

  • 良本だった!

  • 一つの仕事に一つのノート。その仕事を推理小説を解くような感じで楽しむ。決して人に強要されてやるのではなく、自分の知識を広める、好奇心を広めるもととして取り組む。自分の気持ちをいつもポジティブにしておけばアイデアは出やすくなる。気楽に、いい加減にやった方がアイデアは出やすい。
    怒るな、遊べ。心の余裕、何でもアイデアにする貪欲さ。「案を出す前にお願いがあります。審査してやろうという気で見ないでください。僕らはチームです。そして、一つの目標に向かうためにスクラムを組んでいくのです。職域に関係なく、誰が出した意見でも優れていればそれを取り入れるべきです」という心構え、決して緊張する必要はない。問いを問いで返す。

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