- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844321880
感想・レビュー・書評
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2007/09/08購入。参考になるものは取り入れていこうっと。
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「アイディア」って回文だった。
左からも右からも。
タテ組みにすれば上からも下からも。
そんな発見をする事だって、「アイディア」。
まずこの冒頭にグッと来てしまった。
アイディアをクリエイトすることは、誰にでも出来るはずだが、それに長けた人がいる。
広告クリエイターや建築家がこの本では紹介されている。
“伝説のクリエイター”大島征夫。“カリスマ”佐々木宏。“広告の革命家”岡康道、多田琢。“スーパードライ”小沢正光。“ペプシマン”大貫卓也。“世界的建築家”竹山聖、團紀彦。“SMAP”佐藤可士和。安藤輝彦、檍満子、岩崎俊一、児島令子、柴田常文、杉山恒太郎、副田高行、中島信也、中村禎、山本幸司。
こういう「アイディア職人」達が一体どういう方法でアイディアというイノチを生み出しているのか。
正直私は驚いた。あたりまえの話かもしれないけど、全員が全く違う視点でアイディアを出していることだ。プロだからもしかしたら公式のように、似たような手法があるかもしれない。と思ったのだが、そんなものはなかった。
「自分が見たいものを作る。それ以外にない。」と言う多田琢さんがいたり、「クライアントの問題点を探すこと。がアイディアを見つけるキッカケになる」という佐藤可士和さんがいたり、「トイレの個室で30分一人で集中することでアイディアが浮かぶ。」と言う山本幸司さんがいたり、「『全然関係ないんだけどさ』と言う枕詞を多用して思いつきの会話からアイディアを生み出す。」という佐々木宏さんがいる。
ただし、「アイディア」と向き合うときの真剣さ。
それは回文のごとく色んな見方があるけれど、そこに対する自己と対話すること。
まさにひとつ上のアイディアを考えさせてくれる、とてもいい本だった。 -
広告業界で活躍するクリエイターを中心とした人々に、アイディアについての考えを話してもらい、それをまとめた本。私たちが普段目にする広告がいかに作られているか分かる。発想・考え方のすごさにすごく興奮した。着眼点・ロジカル、これが鍵だ。
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読んでおかなきゃならない本ほどなかなか手が伸びないのであるが、思い切って読んでみたら、予想にたがわず、非常に勉強になった。というか、あながち自分のやり方も間違ってないじゃん。特に、コピーライターの児島令子さんのノートとの「一人ブレスト」に非常に勇気付けられた。でもここに出てくる第一線で活躍するクリエイターの方々の瞬発力と多産力には完敗。猛省だ。
2007.03.20 -
クリエータの頭の中をのぞけるみたいで非常におもろい。
別にクリエータではないけど、
この本に書かれている思考法は
非常に役に立ちます。
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20人の「アイデアの思考法」について、書かれている本。アイデアを出す時、別の視点が欲しいと思った時に、読んでみるといいと思う。
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企画稼業クリエイターが20人出てくる。<br>
みんなが「アイディアとは」、「こうやって考える」とか、あーだ、こーだ言ってる。<br>
ただ、このあーだ、こーだは深い。<br>
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本より3箇所抜粋。<br>
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「本当に優秀なクリエイターは、誰かが「全然関係ないんだけど」とアイディアを出せば、批判を加える前に「全然関係ないんですが」とそれを超えるアイディアを出してきます。」<br>
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「オリジナリティのあるものを追求するためには、こうした孤独に耐える忍耐力と度胸が必要なのです。」<br>
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「ふと本音でもらしたよような素直な言葉のほうが伝わるものなんだ。」<br>
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全員が、すごくよく考えている。<br>
やはりいいものは簡単に出てこなくて、<br>
考えて、考えて、休んだところに出てくるようだ。<br>
IBMの「Think!」はいいキャッチコピーかもな〜。 -
略したみたいな名前のマキジュンさん。
この本売れてますね。
私はそれほど参考にならなかったです。 -
「アイディアは突然生まれるのではない」最近非常にそれを感じる。そう思って読んだのがこれで、まさにそう語る人もいれば、そうでない人もいる。前者には共感し、後者は「アホやなぁ」って思う。
PRなんて、クライアントの課題解決でしかないんだから、後者なんてあり得ないんだけどなぁ。 -
欄外の赤字の要点をだーっと読んでもよし。