ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

著者 :
  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847093463

感想・レビュー・書評

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  • 2017年42冊目。

    物理的に、または精神的に散らかってるなーと思った時にたびたび読む本。
    部屋が散らかってる時は心が乱れているとき。
    逆もまた然り。
    モヤモヤするときは片付けをするに限る。
    個人的には瞑想やマインドフルネスなんかよりも即効性があるのでは?というくらい。
    捨てようか迷っていたもの、何年も使っていないもの、タンスの奥やクローゼットの中で場所だけ取っているもの。。
    それらを片づけスッキリした綺麗な部屋を見れば、心もスッキリするものだ。

    本書は後半の心得的なところをサクサク読むだけで価値あり。
    これを読んだら、誰もが片づけずにはいられない。

  • 汚部屋からミニマリストへ転身。モノを減らすことで心も豊かになる。

  • ここ最近,自分の中で茶室がブームになっていて,心落ち着くし,コンパクトだけどいいなあと思っていましたが,この本の中で,著者がご自宅を‘茶室’と表現されているのを読んで,「ああ,茶室は無駄なものがそぎ落とされているから,心惹かれるのだ」と妙に納得しました。

    あと,物をいくら購入しても一時的な満足しかえられず,また新しい物を求めてしまうのは,刺激を感じられなくなるから…,という物欲のメカニズムの説明が,私の中では一番印象に残りました。

    物を捨てれば,皆が著者のような変化を得られるというとそうではないと思います。
    でも,買い物がやめられないという人は,物をたくさん持っていることが満足や幸せに結びつくわけではない,という考えを知るだけでも,一読の価値があります。

    実は洋服にしても,少ないかなと思っても何とかなるというのが,数年前に大量に服を手放した私の実感です。
    必要かつ好きなものだけに囲まれた生き方を目指して,少しずつ前に進みたいと思いました。

  • 「ぼくたちに、もうモノは必要ない。 なぜなら、スマホがあるから」ということのようです。
    僕自分はスマホを持っていないので、いろいろ違和感を持ちながら、読み進めました。

    捨てる勢い、のようなものは感じたのですが、捨てる潔さ、とは違うような気がしていまして、モノに対する執着は強い印象を受けました。
    また、空間にモノはないのかもしれないけれど、妙な圧迫感のようなものを感じました。

    とはいえ、参考になる部分もなくはなかったので、そのあたりはうまく取り入れていきたいと思います。

  • いい!スッキリ生きたくなった

  • 思ってたほど参考にはならなかった。

  • ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
    2015/6/12 著:佐々木 典士

    自分の価値は自分が持っているモノの合計ではない。モノは自分をほんのわずかの間しか幸せにしてくれない。必要以上のモノはエネルギーも時間も、すべてを自分から奪っていく。そんなことを感じ始めているのがミニマリストたちである。

    本書の構成は5章から成る。
    ①なぜ、ミニマリストが生まれたのか
    ②なぜ、モノをこんなに増やしてしまったのか
    ③捨てる最終方法リスト55
    ④モノを捨て、ぼくが変わった12のこと
    ⑤幸せになるのではなく感じる

    自分はミニマリストではない。
    むしろ、その逆なのかもしれない。
    しかし、憧れはある。かといって極端に何もない部屋に布団だけあって心が裕福なので何もいらないのであ~る。みたいな感じにはなりたくない。

    本書で紹介されているミニマリストはもちろん上記のようなあ~るなミニマリストではなく、核心を得たミニマリストである。

    価値観はなかなか変えることができないものの、シンプルに幸せを感じながら生きるには「ミニマリスト」の考えは理解できるし、やはり憧れる。

  • 序盤のモノ捨てあたりは面白い。後半は人生論。

  • 20170204購入。
    20170323読了。

  • 1年以上前から図書館で予約しておりようやく回ってきた本。
    この本を読む以前にシンプルライフ系の本はいくつか読んでいたので、目からうろこと感じることはなかった。
    が、以下の点はよかった。

    こんまりさんの書籍で「掃除をしている際にありがとうと口にしよう」というようなことを書いていたが、感謝の気持ちは自然と湧き上がるもので意識して思うことではない、と実践に至らなかった過去があった。
    この書籍の著者はたくさんものを捨てスッキリしたときにふとものに対して感謝の気持ちがわき上がってきたという。
    上記と感謝は手段ではなく感謝自体が幸せであるということと五観の偈の考えを知り、こんまりさんの言おうとしていたことが理解できた気がした。

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著者プロフィール

佐々木典士(ささき・ふみお)
作家、編集者、ミニマリスト。1979年生まれ。香川県出身。早稲田大学教育学部卒。出版社3社を経て独立。クリエイティブディレクターの沼畑直樹とともに『Minimal&ism』を開設。ミニマリズムを紹介した初の著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』(ワニブックス、ちくま文庫)は海外25カ国語に翻訳されて、世界累計60万部のベストセラー。

「2022年 『ぼくたちは習慣で、できている。増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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