- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862380067
感想・レビュー・書評
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砕けた言い回しなのに難しかった。よくわからない……。例えや引用と本文部分がかけ離れているように思えてしまった。ラカンだけでなくフロイトも半分くらい。精神分析は性の話が避けられないんだなあと思った。
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ふむふむ。むずかしい。
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斎藤環がラカンをドヤ顔でレクチャー。「知的に早熟な中学生ならすいすい読める」らしいが、中年の私はすいすい読んだものの、知的にはもやもやしたまま終わってしまった。斎藤に言わせれば「センスがない」のかもしれない。いや、ラカンは「わかればわかるほどわからなくなる」らしいから、すこしはわかったのかも。とりあえず、ラカンや斎藤がどんなことに関心をもっているかは、なんとなくわかった。あとフロイト関係の小話。それでよしとしよう。本当はこの後すぐ、別のラカン入門書を読むといいのかもしれないけれど。
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文章がとにかく平易で読みやすい。ラカンの骨子でもある三界(想像界、象徴界、現実界)についても繰り返し語られるので後半になるにつれより理解が深まる。入門書としては良書。もうすこし踏み込んだ書籍に次はチャレンジしたい。
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僕的斉藤環ブームが巻き起こってる時に読みました
良く覚えてないけど、なんとなく分かった気にしかなれてません。対象αとか良くわかんね。てかフロイトが分かってないもんね涙
ラカンの言葉
「欲望とは欠乏である」
他者の欲望
とか至言の宝庫としてしか僕はラカンを認識できてないや -
[ 内容 ]
ストーカー、リストカット、ひきこもり、PTSD、おたくと腐女子、フェティシズム…「僕の見たところ、現代の社会は、なんだかラカンの言ったことが、それこそベタな感じで現実になってきている気がする」
電車内の携帯電話の不快なわけは?
精神病とはどういう事態か?
…こうした問いにもラカンは切れ味鋭く答えてくれる。
「心の闇」を詮索するヒマがあったらラカンを読め!
そうすれば世界の見方が変わってくる!
世界で初めての使えるラカン解説書にして精神分析入門。
[ 目次 ]
なぜ「ラカン」なのか?
あなたの欲望は誰のもの?
「それが欲しい理由」が言える?
「こころ」はどれほど自由か?
「シニフィアン」になじもう
象徴界とエディプス
去勢とコンプレックス
愛と自己イメージをもたらす「鏡」
愛と憎しみの想像界
対象aをつかまえろ!
すべての男はヘンタイである
欲望はヴェールの彼方に
ヒステリーはなにを問うか
女性は存在しない?
「精神病」とはどんな事態か?
「現実界」はどこにある?
ボロメオの輪の結び方
転移の問題
転移・投影・同一化
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
まあまあ読みやすいけど内容は新宮さんのほうが好きかもね
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2009/10/21(〜p50),27(〜p108),28(〜p206),29(~p256終)
ラカンについてのすごおおおく簡単でわかりやすい入門書。
のはずでしたが、私にはすこし話がややこしくて、ところどころ説明にくどく感じてしまう部分もあり、評価は3とさせていただきました。
でもよくわかる部分もあったので、よかったです。 -
2009/
2009/
構造主義的な精神分析学者として知られているジャックラカンの著作です。 -
”僕は基本的に、人間が人間を教育することなんてできないと考えている。人が人を変えるようにみえるのは、変わりたい人間と変えたい人間がたまたま運良く出会った時くらいのものだ”
”他人になにかを教えることなどできない。できるのは、自力で発見することを助けることのみだ”