- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862381606
感想・レビュー・書評
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p224 「おせっかいな人」の孤独
落ちている空きカンを拾うひとは働くモチベーションのある人である。
それは例外なく仕事ができる人である。
労働者と多くの左派知識人は「できるだけ自分の仕事を軽減することが労働者の権利である」という硬直した思考にしがみついている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これまで読んだ中で一番好きな作品。
私もかくありたいと・・と静かに、気持ちを鎮めながら、素早く読みました。 -
大学教授のエッセイ
人を見る目、大事です -
主人公はどうして生き延びることができたのでしょう? 私自身のみつけた答えは「ディセンシー」(礼儀正しさ)と、「身体感度の高さ」と、「オープンマインド」ということでした。
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【期待したもの】
・内田センセーの「呪い」タイトルは読んでみたかった。
【ノート】
・なかなか自分にとって衝撃的な作品。内田センセーに「こういうことだと思うんだけど、君はどう?」と問い詰められているような感じだ。
「『呪い』というのは『他人がその権威や財力や威信や信望を失うことを、みずからの喜びとすること』である。さしあたり、自分には利益はない。
でも、『呪う人』は他人が『不当に占有している利益を失う』ことを自分の得点にカウントする。 (P81)」
よくぞ自分の中でもやもやしていたものに、ここまで光をあててくれた、という感じもある。やはり、まずは名指すことから始まるんだなあ。
・スキナーの「略奪大国」にも通じる。ちょっと道徳の時間っぽい表現になってしまうが、他人の成功を妬み、嫉む心が、個人を蝕む、というものだった。
・内田センセーは「呪いの時代」という著書で、いかに、この呪詛空間を祓うかという論を展開しているらしいが、それを読む前に、自分で考えてみよう。名指すことができれば、自分なりの解法を考えることは可能なはずだ。 -
エッセイ
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内容は安定の内田センセイ節で良いです。
ただ分厚くてなかなか骨が折れました。
ブログはブログで読んだほうがよいのかもしれない。 -
ディセンシー、身体感度の高さ、オープンマインド
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不思議な感覚に陥った。題から、内容が予想できない展開でした。
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ディセンシー、身体感度の高さ、オープンマインド。ブログの継接ぎなので気軽に読めます。