信長が見た戦国京都 ~城塞に囲まれた異貌の都 (歴史新書y)

著者 :
  • 洋泉社
3.65
  • (2)
  • (11)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 89
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862485922

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者の河内将芳氏はこの本で永録2(1559)年から天正10(1582)年の京都を扱っています。著者は『天文法華一揆-武装する町衆』(今谷明)の復刻版の解説を書いています。
    P29の図1の上杉本洛中洛外図屏風では内裏の右側に麦畑があるのですが、白黒ではちょっとわかりにくいので、カラーの屏風絵を出してきて理解できました。図の絵解き本があるとよいです。

  • 平安京や現在の京都市に比べ、戦国時代の京都はきわめて狭かった。
    この地理を頭に入れておかないと、戦国時代の京都の様子を誤解する。

著者プロフィール

1963年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。奈良大学文学部教授。主な著書に『中世京都の都市と宗教』『祇園祭の中世』(以上、思文閣出版)、『絵画史料が語る祇園祭』(淡交社)、『戦国仏教と京都』『室町時代の祇園祭』『信長が見た戦国京都』(以上、法藏館)などがある。

「2021年 『改訂 祇園祭と戦国京都』 で使われていた紹介文から引用しています。」

河内将芳の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×