- Amazon.co.jp ・マンガ (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864420600
感想・レビュー・書評
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【ちょいネタバレ?】
花火の日、万が女の子といるのをみた十亀が複雑な表情を浮かべているシーンから繋がっています
その後どことなくギクシャクし始め、トラブルもあり…万の行動力にひやひやしながらも一応決着(切ない)がつきます
最後まで読むと、ああもっと幸せな2人がみたい…と思いますがそこはペーパーでカバー(ありがとうございます!)されます
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最初手にとった瞬間の感想「厚っ!」
紆余曲折が長かっただけに最後くっついた時にはすごく感慨深かった… -
優等生でしっかりしていてもまだ高校生の万、肩に家庭の問題がのしかかるわ、十亀には距離を置かれるわであぁ辛い。でも十亀はずっと万を気にかけ遠くから助けてくれる。
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待ちに待った完結編。ぶ、分厚い……。
不器用なカップルが大好きなので最後まで楽しんで読めました。が、1巻より微妙に心情描写が不足だったかな?と思いましたが、それでも十分楽しめたので★は5。
大人のようでいてまだまだ子供な十七歳の万(受け)。頭も回るけど、それが逆に自分の気持ちを素直に出せなくて、小さな頃から甘えたくても甘えられなかった万に、やっと体全部を受けとめてくれる人、十亀(攻め)が現れて、万は好きになっていったのに、逆に十亀が離れていっちゃってすれ違い。
色々な不幸が重なっていっぱいいっぱいな万に陰ながら支えようとする十亀に「お前、前に出て支えてあげろよ!」と思いつつも、それができない十亀の不器用さにハラハラ。
万が胃を痛めたり悲しんだりする度に読んでる自分も「ううう」と苦しみながら読みました。
無事に二人がくっついて良かったです。
ラスト辺りの、雨の中キスするシーンが、万がどれだけ十亀を好きなのかが解って大好きなシーンになりました。ずっと周りの目をきにしていた万からキスをするって凄い事なんだよなぁって。
「ただいま」「おかえりなさい」という言葉の掛け合いが大好きなので、ラストは大満足の締め方でした。 -
何度も肩透かし喰らってやっと発売になった2巻(泣) 3年半も連載してたんだぁ…。 手にズシッと伝わる重さに期待も高まる厚さ。
凄く読みたかったのに、読み進むのが辛くなるような2人のすれ違いっぷり…というか、十亀のヘタレっぷりに腹が立って仕方なかった。 壮絶過ぎる物凄く辛い過去を抱えてるとしても、あの理由であそこまで万を避けるのはただの臆病としか思えない。
十亀の素っ気なさに傷付いて、それでも抑えられない思慕を抱えて一人奮闘する万がいじらしくて切なかった。 亡き父を誇り母を労り弟を守ろうとする必死な17歳が、過去に辛い思いをしていた十亀を自分より思いやってるのに、直接対峙しようとせず「助けてやろう」とする姿勢が許せなかった。
しかも「俺は嫌われてるから」とか理由をつけて友人を通してなんて…万は悔しかったんじゃないかな。 私なら悔しい。 馬鹿にすんなって怒鳴り込みたいくらい。 でもそうに出来ないくらい、身体は大人みたいでも17歳は無力なんだよ…
ホントにホントにホントに十亀に腹が立って、十亀お気に入りだったのに、ハッピーエンドまで読んで万はいま幸せなんだとわかってる読後でも、まだ許せない。
万が一番辛かった時に甘えたかった時に、その気持ちの選択肢さえも奪っていた十亀が憎くて仕方ない。 万は自分が辛くても、十亀が一番辛かった時側にいてあげたら良かったのに…って思えるくらい優しい子なのに。
だから、この先ずっと、十亀は万を一番に労ってあげて欲しい。 何があっても一番の味方で、一番の理解者で、一番万が甘えられる場所でいて欲しい。
憎いけど、十亀許せないけど、万が幸せになるために十亀じゃないとダメなら仕方ないよ(´;ω;`)
すれ違いが長くて(私が)辛かった割に、ラストが駆け足っぽくて(私の)幸せの余韻が短いのが難点だけど、それでも★5でも足りないくらい。
とにかく万が十亀を手に入れられて本当に良かった。 -
執着を持たない十亀と我慢強い万。
すれ違いばかりの2人の完結編です。
雑誌の連載を読んでいながら、コミックスの発売をこんなに待ち遠しく思った作品も珍しいです。もどかしくて、けしかけたくなって、ちょっとホロッときて、大好きな作品の1つ。 -
発売日延期→9月11日