童話物語

著者 :
  • 幻冬舎
4.15
  • (205)
  • (74)
  • (128)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 1274
感想 : 148
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (545ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877282929

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 再読。途中まで読んで実は以前に読んでたことを思い出して、多分以前にも思ったと思うんだけど、ジブリで映画化してほしい・・・。

    ジブリ要素沢山だし・・・オムレツ!なたまご料理といい、人間不信なんだけど実は心優しい主人公の勝気な女の子ペチカ、彼女に惹かれていたのにいじわるをしてしまい、それを後悔しているルージャン(しかも高いところに上るのが得意ないじめっこ)、ペチカを助けるお人よしな夫婦(しかもだんなはツンデレ)、同じくペチカを救う盲目のおばあさんとロバ、ペチカと旅するほとんどむりょくな妖精フィツ、ペチカをうらんでつけねらう守頭に悪い炎の妖精ヴォーに、世をすねる魔法使い。

    ジブリでしょう・・・。
    頭の中では、ペチカ=シータ、ルージャン=バズーで自動変換できるくらいラピュタに近い雰囲気な世界。

  • 中学生の頃に読んで感動した本。正にハイ・ファンタジー。幻想的な話が好きな人には絶対読んで欲しい本。読み終わって、タイトルの意味を知った。この作品にはこのタイトルしか考えられない。

  •  エンターテイメントってこういうことだろ。塔という存在が、読者のカタルシスを具現化したものとして機能している故に読後感が突き抜けて良い。

  • アマゾンのお勧めリストで見かけ。
    「読まないと絶対に損する」と感想文に書かれていたので。
    買ってみました。
    日本人の書くファンタジーは、余り読まない方でした。
    一度昔に数話目を通した事がありますが。
    実際に洋風な生活をしているわけでもなく、生活感が架空染みて欠けて上手くイメージをつかめない。それで、日本人の書くファンタジー作品から遠ざかっていたのですが。
    この作品を読んで、全て其の考えが間違っていたと思い知らされました。
    登場人物の感情や行動、そして物語の風景。
    すべてにおいて、目を瞑れば鮮明に映し出されそう。
    それほど、文章表現が素晴らしかったと思います。
    別に容姿端麗のキャラが出てくるわけでもない。
    性格の曲がった貧しい少女が妖精に出会う在り来りなお話。
    なのに、読み終わった後も、尚、心に深く残る作品です。
    人間の嫌な部分、そして素晴らしい部分を嫌と云うほど思い知らされます。
    ファンタジーという名の作品に、何を求めていたのか?
    まさに、其の答えが分かる作品でした。

  • 読んだのがもう何年も前のことで、正直詳しい内容は忘れてしまった。

    ただ、読み終わってから
    「この本は必ずいつか購入して一生手元に置いておきたい」
    と感じたことはよく覚えてる。

    私の中ではミヒャエル・エンデの「果てしない物語」「モモ」に並ぶような、
    大切なファンタジー作品。

  • かなり思い入れの深い本の1冊

  • 良かった!

  • 人は変われます!
    涙なくしては読めない作品です。

  • 図書館で見つけたときは飛び上がるかと思いました。
    ボロ泣きました。個人的にはルージャンが大好きです。

  • 泣けるほどに切なく、暖かいお話。読んでると頭の中に風景が浮かんでくる。ペチカが、フィツが、とてもいじらしくていとおしい。

全148件中 41 - 50件を表示

向山貴彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×