- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877283988
感想・レビュー・書評
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あんまり理解できない方の
恩田陸ワールドやったなぁ。
でも、そのわからない感じも
好きなんやけど。
もうちょっとゾクゾクくるかと思ったけど、
割とたんたんとやったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分という存在の不確かさ。
堀に何かが潜んでいるのか、箭納倉に何が起こっているのか、じんわりとした恐怖を感じる。 -
SF的というか、すこし地に足のついていない感じに、もやっと感が残る。福岡の柳川が舞台なのかな。
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おもしろかった。じわじわと得体の知れない何かが近寄ってくる感じに、どきどきしつつも、わくわくした。何がおきているんだろう、どうなってしまうんだろうと気になるから、一気に読んだ。武雄さんが話していた仮説はすごく興味深かったし、葛藤についてもかなり共感できる。わたしも、はやく盗まれてしまいたいなって思う。
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ジャンルはホラー?SF?怖いってより神秘的な自然の力や雰囲気ある街並み、迷路のような水路や雨の描写を想像してその中に自分が入ってしまったようなぬめっとした感触が残る。
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原案はすごいし書き方もうまいがラストは残念…という、恩田陸のお家芸。
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アレもの。
SF色が少ないからか、テンポが遅くてだらけてしまう。オチもいまいちかなぁ。
ラストでなぜ長靴を脱ぐのかがわからない。なぜ確かめたいのかわからない。
底辺では共通項を持つ新人類ってか? よくわからんなぁ。 -
2000年10月読了。
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恩田陸特有の閉じない結末により、この作品は完結している。
中盤までの何かが起きている感覚から、大規模にそれが起きて以降の終盤まで一気読み。
怖さがジワジワくる。
そして面白い。