- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877286200
感想・レビュー・書評
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途中で、ギブアップ
老人と少女の性的な交流を
受け止めきれず…
読み終わってないが
また読みたくなるかもしれないので記録詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画を先に観た。歪んだ愛のストーリーは好きではないが、小川洋子の文章はやはり美しい。
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歪んだ愛そのもの。
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主人公が10代ということもあり、またそれ以外にも感情移入はできなかったのですが、主人公の伯母ぐらいの気分で読んでいました。恋は盲目ってことですかね。最後は私、ほっとしました。
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何か異国情緒漂う作品で、読んで思い浮かべる風景は、全て紗がかかっているような感じがしました。文庫本の後ろに載っていた4行の作品紹介では、老人と少女の純愛、と書いてあったが、果たしてこれは愛なのかどうなのか…少女が自分の性癖に目覚め、求め合う2人がたまたま老人の少女だった、としか私には読み取れず。文庫本にも解説が載っていなくて残念だったので、解説がほしいなぁと思いました。映画も観てみたいです。
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情景、世界観、美しい文章に圧倒される
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17歳の女子をここまで好きに扱えるハゲのおっさん無敵w
これは官能小説じゃない -
「生」と「死」と「エロス」のトライアングル。
「死」は突然やってくる。
「死の準備」と隣り合わせで歪んでしまった欲望を
持つ翻訳家の前に現れた少女。
漫然とした「生」の中の住人。
そこの住人にとって翻訳家の
'屈折した欲望'は雷のように感じたのだろう。
雷を脳ではなく肌で理解し受入れた少女は
翻訳家にとって何よりもの宝物。
「エロス」とは「愛」と似て異なるもの。
翻訳家にとって己を迎合してくれた
初めての「女」であり
人生最後の「女」
決して自分で現像することはなかった
「フィルム」が
己が生きた証なのだろう。
己の死が近づいてくるのを感じ始めた男にとっては
切ない物語。 -
少女と老人のお話
究極のエロティシズムに期待して読んでみました
老人はただのエロじじいだし
少女もなぜに彼に引き寄せられたのか・・・