デザインの輪郭

著者 :
  • TOTO出版
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感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887062603

感想・レビュー・書評

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  • もともと好きな人の本だけに期待はしていたけれど、
    これほどこころに響くとは思わなかった。
    デザインの、という以上に、色々な状況でのバイブルにしたいくらい。

  • [シンプルの正体]
    なぜこのようなシンプルな形になったのか??その形に至るまでの深沢直人の思考の軌跡がぼんやりとつかめる。

  • とにかく素晴らしい。

  • 深澤直人さんの文章のペースを掴むのに少し時間がかかるけれど、それをなんとなく掴めると、何度も同じ文章を繰り返し読んで、理解したくなるような素敵な人だと思いました。

  • 無印良品のコンセプトが今、この世で一番好きで、だから手にとった本です。すごいよかった。
    深澤さんの考え方を、超わかる、というのには若すぎるかもしれない、でも、私の最近の考え方に至ったのは、こういうふうに物事を考えるくなってなんだよね。

  • 「普通」って何だろう? 普通な事がなかなか普通にできないこの世の中で、模索してもなかなか見当たらない。でも、深澤さんは、できる限りのことを削ぎ落として、「普通」を提案している。それでも意表をつくデザインは、やっぱりこの時代では、「普通」じゃないのかも。そのうち、時代がどんどん「普通」を追いかけてくるようになるのかな……。いつかそうなって欲しい。

  • デザインの輪郭、HARI、行為に溶けるデザイン、俳句、そのものの周り、手沢、ゆで卵、オフィスの掃除、週末小屋、、、、

  • デザイン論に近いけど、きっと「デザイン論」って表現してはいけないんだろうな。あくまで、深澤直人氏のデザインの捉え方だから。深澤さんに怒られそう。
    でも、今まで自分がいかに石頭だったのか改めて自覚したし、今までもやもやしていた感覚を言葉にして表現してもらった気分です。
    やっぱり、世界で活躍する人は凄い。
    なんで日本ではそんなに有名じゃないんだろうなぁ。。。

  • 2007/01/16 図書館

    文章のめちゃくちゃぶりにビックリ。
    よくこんな文章で出版したな…

    結論にはおおむね納得できるものの文章が全く論理的で無いので、「もうこじつけは良いから!」って読みながら何度も思いました(;^_^A

    カッコつけすぎ(;^_^A

  • 【070121】<br>
    「ふつう」であることはカッコいい。

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著者プロフィール

1956年 山梨県生まれ
1980年 多摩美術大学プロダクトデザイン科卒
1989年 渡米、IDEO入社
1996年 帰国、IDEO東京支社長
2003年 NAOTO FUKASAWA DESIGN設立

卓越した造形美とシンプルに徹したデザインで、イタリア、フランス、ドイツ、スイス、北欧、アジアなど世界を代表するブランドのデザインや、日本国内の企業のデザインやコンサルティングを多数手がける。電子情報機器から家具・インテリアに至るまで手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。

「行為に相即するデザイン」「意識の中心」「ふつう」「輪郭」「典型」など、自らのデザイン哲学をこれらの言葉で表すとともにデザインの具体を通してその実践を続ける。デザインのみならず、デザインを通して対象の本質にせまる力、その思想や表現などには国や領域を超えて高い評価を得ている。

人間の意識していないときの行動の中にデザインのきっかけがあることを見い出し、それを「Without Thought(思わず)」と名付けた。1999年からはその名を使ったデザインワークショップを毎年開催し、書籍とともに発表を続けている。

米国IDEA金賞、ドイツiF design award金賞、日本グッドデザイン賞金賞、英国D&AD金賞、ドイツred dot deign award、毎日デザイン賞、織部賞など受賞多数。「MUJI」壁掛け式CDプレーヤー、「±0」加湿器、「au/KDDI」INFOBAR、neonはN.Y.MOMA所蔵品となる。2007年ロイヤルデザイナー・フォー・インダストリー(英国王室芸術協会)の称号を授与される。フランス国立セーブル製陶所招待作家。

21_21Design Sightディレクター。良品計画デザインアドバイザリーボード。マルニ木工アートディレクター。2010年〜2014年グッドデザイン審査委員長。
2012年Braun Prize審査委員。日経優秀製品・サービス賞審査委員。毎日デザイン賞選考委員。
多摩美術大学統合デザイン学科教授。2006年Jasper Morrisonと共に「Super Normal」設立。2012年7月より日本民藝館五代目館長。

著書には「デザインの輪郭」(TOTO出版)、共著書「デザインの生態学-新しいデザインの教科書」(東京書籍)、共著書「デザインの原型」(六耀社)、作品集「NAOTO FUKASAWA」(Phaidon)がある。2008年には「THE OUTLINE 見えていない輪郭」写真家、藤井保氏との展覧会を開催、同タイトル書籍を出版(アシェット婦人画報社)。

「2017年 『AMBIENT』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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