- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887470378
感想・レビュー・書評
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一番好きな詩は「夕焼け」
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祝婚歌で有名な吉野弘さんの詩集。
代表作の祝婚歌以外にも、読みやすく、すうっと入ってくる詩が散りばめられている。
加えて、装丁の淡い色使いや中の挿絵?マークのようなものもかわいらしい。
やはり、祝婚歌は、夫婦になるときに心がけるべきことを柔らかく表現されていてそれでいてぐさっとささる。常に心に留めておきたいと思う。
その他で好きだったのは、
p66の奈々子に という詩
_φ(・_・ 途中抜粋
ひとが
ひとでなくなるのは
自分を愛することをやめるときだ。
自分を愛することをやめるとき
ひとは
他人を愛することをやめ
世界を見失ってしまう。
お前なあげたいものは
香りのよい健康と
かちとるにむづかしく
はぐくむにむづかしい
自分を愛する心だ。
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あまり響かなかった。むしろ苦手な部類だった。
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大原さやかさんの月の音色第二回で紹介。
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『祝婚歌』が読みたくて借りました。
睦まじくいるために大事なことが過不足ない言葉で書かれています。
これから結婚や出産を迎える友人に贈りたい詩集。 -
「祝婚歌」お祝いに朗読してもらい、忘れられない詩のひとつ。
どんな人との関係でも、大切なことのような気がします。 -
大きな愛に見守られてます。
教科書に載ってた詩、この本でその詩にまた出会い、感動しました。 -
詩集 結婚のお祝いにぴったり!?
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「夕焼け」「I was born」「虹の足」といった代表作も収録されている詞華集。
私にはまだ早かったのかもしれない。
代表作は確かに胸に迫るものがあったが、他の詩にはあまり心が動かなかった。
あるフレーズは頷けるのだけれど、全体の印象はぼやけている。
でも、きっと本当は素晴らしい詩集なのだろうなという予感はある。
また読み直したい。この詩の発信するものが理解できるほど成長したときに。 -
温