最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008年3月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887596115
感想・レビュー・書評
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現代人は皆タスクに追われている。いかに素早くさばくか。私が普段行なっていることが、この本にたくさん書かれていて間違っていないということが認識できた。「作業系」と「考える系」に分類し、「考える系」に時間を割かなくてはならない。現代ではAIやRPAなど定型業務は人の手を介さず実施できる。「考える系」で人間の力を使わなければほとんど意味のないことになってしまう。チェックシートを作成して誰でも出来るように形式知化しておくことは労力がかかるが、最終的には時間短縮に繋がるため実施すべき。
仕事のできる人の真似をすること。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1 「仕組み」があなたの仕事を変える(なぜ「仕組み」が必要なのか
「仕組み化」が必要な仕事と、そうでない仕事
自分の仕事に「仕組み」をつくる
「仕組み」でチームを動かす
続ける「仕組み」をつくる
「仕組み」仕事術・3つの黄金ルール)
2 「作業系」の仕事を徹底的に効率化する(チェックシートを徹底活用しよう
仕事の内容と手順をチェックシート化する)
3 あらゆるタスクを一元管理する(データ管理の基本をおさえよう
TO DOリストを使って、あらゆるタスクを一元管理
一日かかっていた仕事が2時間で終わる!「考えない」仕事術
メール処理に「仕組み」をつくる
情報収集も「仕組み化」しよう)
4 「仕組み」で考える人はこうしている“7つの習慣”
LAST 「仕組み」仕事術が目指すもの -
If you can create added value, your value will increase.
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目新しい情報はなかった
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自分の仕事を楽にする「仕組み化」のノウハウを今すぐに身につけることを目的した本
仕事の仕組み化について、きちんとその効用等を説明して、その手順が示されていて仕事にすぐ活用できる点がとてもよい
なお、 あくまで作業系ルーチンにの「仕組み化」を絞っている
そのため、例えるならばボタン一つで動くマクロを作るかのように、うまく構築出来れば「だれでもいつ何度やっても同じ成果が出る」ことを目的としている内容です。
【なるほどな点】
・仕組みとは「誰がいつ何度やっても同じ成果が出せるシステム」のこと
・何かがあった時に他の誰かが対応できる仕組みを作っておく。
・作業系の仕事を仕組み化することで捻出した時間を考える系の仕事に当てる。
・考えなくてもいいことにわざわざ頭をつかう必要はない
・他人の能力を信頼して任せられる様になることこそが、人を動かす立場にあるビジネスマンにとって必要なスキルである。
・続けるだけで9割のことはうまくいきます。
・使えるチェックシートを作る4つのコツ
①「TODO」と「詳細」に分ける、②できるだけ細かい手順に落としこむ、③判断を入れない、④二度目からはアルバイトでもできるように
・定期的に行う仕事は最初の1回めにチェックシートを作る。
・データ管理の基本:フォルダを細かく分け過ぎない
・アイディアやメモは、自分宛にメールを送る。(メールを送れないときはまずメモ、その後手が空いた時にメール)
・タスクが抽象的あるいは複雑であるため、手がつかない、途中で止まってしまうなら、より具体的な行動に細分化する。
・決裁の方法として24時間以内に拒否や他の意見がなければ、自動的に「承認」となる。
・仕組みで考える人はこうしている「7つの習慣」
①楽することにこだわる、②シンプルに考える、③記憶せずに記録する、④わからないことは聞く、⑤自分の時間を時給で判断する、⑥うまくいっている人の真似をする、⑦自分を型にはめる
・仕組み仕事術が目指しているのは仕事の骨組みを検討し最適の方法を組み立てること。
・仕組み化することで、うっかり忘れることがなくなる。 -
仕事を仕組み化するノウハウを記載。
チェックリストの作り方、スケジュールの組み方は参考になる。
続けるために
・小さな目標を作る
・他人のパワーを使う
は参考にしたい -
こんな方におすすめ。
・自分の時間を取り戻したい
・生産性を向上させたい -
職場の管理にも自分にも使えるtipsばかりで素晴らしい。
自分の職場で自分含め成果を出していると思えないのは、属人的な部分が多すぎるからと感じた。こういったビジネス書を馬鹿にし何も改善していかない雰囲気もある。新入社員に何を教えるかも決まっていない、それぞれ自由にやっていい、何でも出していい、という組織のあり方としておかしい。自分でもいまの職場を変えられる点がたくさんあるとわかった。 -
日常での効率化のきっかけとなる内容。
参考になる部分が多々あった。 -
■理由
仕事が進まないから
■気づき
なかった
決めるタスクを素早く決めるためのアドバイスを期待していたがなかった
■アクション
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