最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596115

感想・レビュー・書評

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  • ルーチンを誰でも実行できるタスクにしましょう。という話

  • 作業系の仕事と、考える系の仕事があって、作業系の仕事を仕組み化することで、考える系の仕事をする時間を増やし、新しい価値を生み出す。

  • 具体的な例があるのがよかった。
    が、仕組みを作るのが面倒という人を動かせる力のある本ではないような気がした。

  • 自分の時間を有効に使うために、仕事を「作業系」と「考える系」に分け、「作業系」を仕組み化することが重要であることを述べた本。業務のマニュアル化を行うことの大切さと、To Do listでマネジメントを行う大切さを実感した。

  • 予定日実行日、題目と詳細をやっていく。
    頭の中ではやってたけど、紙へのおこし方がわからなかったから助かりました!
    早速作ってみたので、これをまずはやってみよー!

  • 「仕組み」ということなのだが、要するにTO DOリストとチェックシートのことだった。それはもちろん大事だが、それだけの印象…。

  • 現在のビジネスマンの条件
    1.高い能力を身に着けている事
    2.それを仕組化する事が出来る事

    作業系の仕事:頭を使わないで処理できる仕事→8割を占める。仕組み作りが有効
    考える系の仕事:頭を使って考える必要がある仕事(知的作業)

    めんどくさいの使い分け
    考える系のめんどくさい事は進んでする
    作業系のめんどくさいは徹底的に楽をする。→仕組化して他人に振る

    優秀ではない人:暇になれば暇なだけで終わる
    優秀な人:暇な時間が出来ると意識的、無意識的に「考える時間」に充て何かを生み出す。→自由な時間を与えるほど効率のいい戦略はない

    考えなくてもいい事にわざわざ頭を使う必要はないのです。

    仕組化する事で変わる事
    ・ワークスタイル:ルーティンワークの仕組化する事で、多くの時間と労力を成長のための時間に充てる事が出来る
    ・業績向上:労働時間=業績からの脱却が図れた
    →仕組作りは将来の自分の時間への投資

    仕組みは役に立つ
    仕組みを作る→処理スピードが上がる→できる人間だと思われる→どんどん新しい仕事が来るようになる(好循環を生む)

    失敗も仕組化出来る
    1.ミスやトラブルが生じる可能性を、できるだけ少なるするための仕組みを作る
    2.ミスやトラブルが生じても、それを早い段階で発見できる仕組みを作る
    3.ミスやトラブルが生じた時も、素早く対応できる仕組みを作る

    仕組化する事で強い意志や根性がなくても続けられる理由
    ・小さな目標を作る
    ・他人パワーを使う

    仕組仕事術
    1.才能に頼らない
    2.意志の力に頼らない
    3.記憶力に頼らない

    使えるチャックシートを作る4つのコツ
    1.Todoと詳細に分ける。将来欄で具体的な行動内容を示すことで経験に頼らず誰でもできるようにする。
    2.出来るだけ細かい手順に落とし込む
    3.判断を入れない
    4.2回目からはアルバイトでもできるように、シンプルで使いやすいものにする

    一元管理のコツ
    ・PCは1台をとことん使う
    ・なんでも放り込む
    ・フォルダは細かく分けすぎない
    ・ファイル名にルールを作る
    ・その他フォルダを作る
    ・バックアップを仕組化する

    かたつかないタスクへのアプローチ
    ・タスクが抽象的あるいは複雑で手が付けられない。途中で止まってしまう
    →タスクを見直し細分化する。
    ・タスクをやる気がない
    →今はそのタスクの時期ではないと判断し消す。

    仕組みで考える人の7つの習慣
    1.楽する事にこだわる
    2.シンプルに考える
    3.記憶せずに記録する
    4.分からない事は聞く
    5.自分の時間を時給で判断する
    6.うまくいっている人のまねをする
    7.自分を型にはめる

    仕組作りの第1歩は「書き出すこと」

  • ーーーーー↓佐藤匠2016/7/31↓ーーーーー
    【概要】
    仕事の種類を考えない作業と考える作業に区分して、考えない作業の時間を削り、考える作業に時間を費やすためにはどうすべきかを考える1冊

    【評価】
    90点

    【共有したい内容】
    ・考えない作業に充てる時間を削り、考える作業に時間をかけるためにマニュアルを作成すべき。
    ・作成するマニュアルは、誰がいつどこで作成しても、同じクオリティでできあがるように作成すべき。
    ・考える作業に時間を当てられるようになることで、自分の成長にもつながり、より創造的な仕事ができるようになる。

    【読んだ方がいい人】
    ・考えてない作業の仕事に時間をかけすぎており、自分自身の成長の実感がわかなくなっている人

    【悪いところ】
    ・マニュアルを作ることのデメリットとして、作業者が考えなくなってしまう点がある。
    しかし、仕事の割合の話であって、作業系の仕事と考える系の作業を配分することで、考える作業に時間を使ってもらえるように設計すればよいと思う。
    考える作業をするときに、自分でやりきって考える力を付けてもらうためにどうするかというのは、別のものとして考える必要がある。

    【どういう時に役に立つか】
    ・作業者の作る成果物のクオリティが低く、一定の水準で作ってもらいたいと感じるとき。

    【自由記述】
    ・もともともは、SRAのクライアントであるECHの経理マンから譲り受けた本である。
    マニュアルの作成能力を超えると、次のレベルはマクロに入ると言っていたのが印象的であった。
    これらのスキルは、すべて考えない作業の時間を極限まで減らすという作業である。
    そうすることで、自分の持つ時間のほとんどを創造的な作業に振り向けることができるため、自己の成長にとっても会社の業務効率化的にも良いと感じた。
    ただし、マクロは、会社の業務フローをブラックボックスさせる可能性があるため、導入時には十分注意する必要がある。

    【合わせて読みたい】
    2~3冊上げる

    ーーーーー↓市原2016/9/18↓ーーーーー
    【概要】
     今やっている仕事を「仕組み」を作ることで、
     今考える必要の無いものに掛ける時間を極限まで効率化するためのノウハウ本。

    【評価】
     90点
     今の自分にはタイムリーな内容だったため。

    【共有したい内容】
    ○ミスが起きた原因はすべて自分の作った「仕組み」に問題がある。
     ミスをゼロになくすことは不可能だが、限りなくゼロに近づけることは可能である。
     ミスを生じる可能性をできるだけ少なくする、
     ミスが生じても早い段階で発見できる、
     ミスが生じても素早く対応できる
     「仕組み」を作ることが大事

    ○続けるだけで9割がうまくいく
     いくら仕組みを作ったとしても、「仕組み」を運用させなければいけない。
     そのため、「仕組み」を作るための「仕組み」作りが必要。
     モチベーションの変動を表すロングテールの法則がある。
     意志とは、人によって変わってくる、どれだけ無意識レベルになるまでその「仕組み」を落とし込めるかが重要

    【読んだ方がいい人】
    ○毎日同じ作業をしている割合が多い人
    ○経理、総務の人
    ○1年目、2年目の人
    ○仕事がパンパンな人

    【悪いところ】
    ○なんでも「仕組み」化をしてしまう可能性
     考えなくていいもの、考えなければいけないものを区別せず作業をしてしまう。
     提案力の低下につながる。

    【どういう時に役に立つか】
    ○無駄な作業をしているなと感じているとき

    ○1日の仕事の割合が半分以上作業系に時間を取られているとき

    ○タスク管理等がうまくできていないとき

    【自由記述】
    ○部下への仕事を教えるためにも必要
    自分の仕事の質と部下の仕事の質の違いにどうやって埋めていくかを考えていた時に読んだ。
    「自分しかできない仕事こそ下に振る」というワードにすごく耳が痛くなった。
    そのために「仕組み」を活用していくとかなりうまくいく気がした。

    【合わせて読みたい】
    「自分の頭で考えよう」 ちきりん 
    「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」 中島 聡

  • 個人の才能に依存している部分を、「仕組み」化することによって、
    誰がいつ何度やっても同じ成果が出せるシステムをつくる。
    そして、仕組み化によって得た時間は生産的な目的に使用する。

  • 『頭で考える必要のあるつまり「考える系」の面倒くさいことは進んで行う
     頭で考える必要のない、つまり「作業系」の面倒くさいことは徹底的に楽をする。』
    この本のエッセンスはこの言葉かなあと思います。

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著者プロフィール

ファイナンシャルアカデミーグループ代表/一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じて、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立し、代表に就任する。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行う。義務教育では教わることのなかったお金との正しい付き合い方を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かで、ゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。
『「仕組み」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『お金言論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『52歳からのお金のリアル』(プレジデント社)など、これまでに上梓した著書は約30冊、累計150万部を超える。著書は、韓国、台湾、中国でも翻訳され、発売されている。

「2019年 『最強の定年前マネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

泉正人の作品

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