ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 1825
感想 : 235
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596597

感想・レビュー・書評

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  • 小宮流読書術

  • 読書にも様々な形態がある。目的によって違う。速読→通読→熟読。知識レベルの高い人の論理的な本を読んで頭を鍛えよう、というもの。10年以上前の本なので、紹介されている本はやや古いが、過去から読みつがれている本もあり、参考にしようと思う。

    (重要なレッスン)
    ・凡庸な本を読む時間があったら良い本を繰り返し読む。
    ・どうせ読むのだったら、できるだけ良い本、人がきちんと評価している良い本を丁寧に読む。

  • 2つのポイントが重要。
    1.参照しながら読む。
    2.イマジネーションを働かせ関連づけながら読む。

    速読
    これでは頭がよくならない。
    速読は情報を得る読み方であり、論理的思考力を身に付けるものではない。
    速読とは要点の拾い読み。
    あらかじめ自分が知りたいことが分かっている人が、それを手に入れる手段。
    一定の知識ベースが必要である。

    通読
    最初から最後まで読んでいく読書法。
    仮説を持って読む。
    読みながらメモした所や、線を引いた所を読み直す作業が大切である。
    成功したければ、成功者に学ぶ。失敗には色々なパターンがあるが、成功はワンパターンである。
    ただ、成功にも色々なパターンがあるのでは。と思う。
    社会科学では本質を見出そうとすることはいい。
    でも絶対性を見出そうとするから間違いが生じる。というのが著者の考え。これは納得出来る。
    社会科学が人の営みを対象としているので、必ずや絶対はない。

    熟読
    必ずしも、本を最初から最後まで全部読まなくてもいいから、重要な所や興味のある所については、参考文献も用意して、じっくり読む。
    頭の良さとは計算力や暗記力が上がることだけではなく、論理的思考力のレベルが上がること。
    その分野の第一人者が書いた入門書と専門書を往復する。
    著者は30時間で成果は出ると書かれている。

    重読
    意識を高める読書。
    同じ本を繰り返し読む。目的は自分の考え方を高めること。
    つまり、自分の哲学を持つこと。哲学とは是非善悪の判断基準である。
    読書力を高める最速の方法は熟読で論理的思考力を身に付けること。

    経済寄りのことが書かれている。これをどのように自分に生かすか。
    これが課題である。

    参考図書
    経済
    お金を知る技術 殖やす技術
    東大生が書いたやさしい経済の教科書
    ビジネスマンのための数字力養成講座
    容疑者ケインズ
    バフェットの教訓

  • 1.速読2.通読レベル13.通読レベル24.熟読5.重読今の自分の特許に関する実務能力は、特許法概説を熟読したことによって養われている気がする。効果は実感済み。

  • 5段階に分けた読書術。本を読む本と通じるところあり。有効な読み方は結局万国共通か?読んでみたい本が満載。書評本としても活用できる。

  • またまた、小宮先生の○○力養成講座本です。,余談として触れられていますが、FXは「お金をなくす人がやるもの」とばっさりと斬られている箇所がありました…。小宮先生ごめんなさい。それでも続けます。,しかし、小宮先生のように成功されている方は、お若い頃に苦労されながらも、勉強方法を確立なされているものなのですね。一般論である読書法として、そんなノウハウの一部が解説されている本です。,相変わらず実用度の高い巻末付録「推薦本」が、光ります。,まずは、取っ付きやすそうな通読レベル1,2あたりを物色してみようかと思っています。

  • 図書館
    小宮一慶
    読書術
    挫折

  • 速読、通読レベル1、通読レベル2、熟読、重読。,重読に値する本を探すこと。

  • 沢山の知識、教養を短時間で得るためには 速読法を学べみたいな本が 最近よくある中、 この本は いろんな 読み方を 具体的に紹介してくれ 最終的に、教養を得る 近道みたいなものを 教えてくれた本だと思う。本を 読むとは 深いことで、 読み手が 何をその書物で得るかは その人の 読書力、 なり 人生経験かなっておもった。
    小宮先生の 他の 本も興味がわきました。

  • 成功者の軽いおしゃべり訓話のような本。(特にエラそうな感じではないので好感は持てます)

    要点としては、
    読書は、速読、通読レベル1、通読レベル2、熟読、重読があるということ。この本を読んで、それがわかればよい。
    同じような主張をしている人は多数おり、改めて新らしい観点だとは思わなかった。

    仮説を持って読むというのも、いかにもコンサルらしい考え方で、真っ当なことを普通に説明している。

    おすすめの本の記載が多く、この情報に価値があると思う。

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著者プロフィール

経営コンサルタント/株式会社小宮コンサルタンツ代表

「2022年 『経営が必ずうまくいく考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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