すごいね!みんなの通学路

  • 西村書店
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本棚登録 : 673
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890139828

作品紹介・あらすじ

日本、中国、インドネシア、フィリピン、アメリカ、中国、ガーナなど、
世界各国の通学風景を収めた写真絵本。
シリーズ《世界に生きる子どもたち》第1弾
世界のさまざまな地域に住む子どもたちは、どうやって学校に通っているのでしょう。
てくてく歩いて?
バスや車に乗って?
学校まで、とても遠い道のりを歩かなくてはならなかったり、
自分の机や、飲み水の入った重いたらいを、運んでいかなければならないこともあります。

本書には、自然災害や、川の急流、けわしい山道、高いがけにも負けず、
毎日懸命に学校へとむかう世界中の子どもたちの写真を収めました。
「学ぶのは楽しい」、「友達にも会える」、「だから学校へ通うんだ」……
そんな彼らの気持ちが伝わってきます。
そして、そのひたむきな姿は、私たちに勇気と元気を与えてくれます。
巻頭にはノーベル平和賞受賞、マララさんの写真を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 世界には学校に行くのに大変な子たちがいっぱいいる。バス、舟、裾をあげての川渡り、空中ロープ、山越え、長いトンネル、非常に長いはしご、ロバ、雄牛のリヤカー、水牛の背中、犬ぞりーみんな登校の手段なのだ。日本の子たちは恵まれているね。

  • 小学校読み聞かせ:5分程度

    世界には、遠くて険しい通学路を通って学校に通う子供たちがいます。そんな子供たちの通学路の写真絵本です。
     綱渡りのようにして川を渡る通学路(コロンビア、ネパール、フィリピン)。
     険しい山道(中国)。
     犬橇に乗って(カナダ)。
     自分で水を運んだり机を運んだりする子供たち(アフリカの諸国)。

    「どんなに大変でも子供たちは通います。だって学校が大好きだから」…という本なのですが、
    お友達とワイワイしている日本の教室で読み聞かせると川下りとかに対して
    そこまでして学校に行くということよりも、
    アスレチック的に「面白そう~やってみたい~」などという反応が多くなっていました…。

  • 数年前の課題図書。
    「通り道」に関する本を探していて、図書館で借りた。

    世界中の子どもたちも、学校へ行きます。
    あれ、川をわたったり、山をこえたり、いろいろな通学路があるようですよ。
    世界の通学路を、写真で紹介しています。

    中国は大丈夫なのか?、と思ったらもう、狙いすぎという気がしてきました。
    ロープで渡るのがおもしろそうだと思ってしまった私は、不謹慎かもしれません。
    個人的には、みんなが学校を好きという前提はないほうがいいと思いました。

  • 世界の子ども達の通学路を写真で紹介している絵本。
    写真が特に素晴らしい。
    世界の事を知るのに、とても良い素材だと思います。
    というのもわかったうえで。
    そういう趣旨の絵本ではないのも理解していますが。
    〝学校は楽しいですか?楽しいですよね”
    の第一文が、引っかかってしまって、、、。
    楽しくない子もいるよーとかね、天邪鬼な気持ちが湧きあがってしまった自分が、残念でした。

  • いろんな通学路があるのを知って、ぼくみたいにかんたんな通学路だけじゃないんだなと思った。やばって思うところがいっぱいあった。世界は広い。
    空中のロープをたぐって通学する学校があった。ネパールの学校は、1本の長いロープの下に板がむすびつけられていて、それにすわってロープをたぐりよせていく。落ちたらいっかんの終わりだなと思った。こわい。
    カナダの犬ぞりはいいなと思った。
    インドは、川がこおっているとこをわたる。ナルニア国物語みたいだった。これもこわい。すごい。(小3)

  • 途上国の子どもたちの通学路を集めた写真絵本。
    世界の子どもたちはこんなに大変な思いをしてまで登校してるということを知れます。
    私も田舎出身で、小学校や中学校は徒歩で30〜40分だったし、雪が降ると雪の上を歩いて登校したけど、さすがに塗装した道だし全然マシ。
    高いところも吊り橋も平気だけど、さすがにワイヤー2本通しただけの橋は渡れない。
    そんな過酷な道を通ってまでも、学びたいという気持ちがあるんだなってびっくりする。

    何年か前に「世界の果ての通学路」というドキュメンタリー映画も上映されていたけど、それと併せて見てほしいなあ。

  • 自分の学校に行くのがとても日本ではらくだけど、外国ではこんなにくろうするとは知らなかったからびっくりした。

  • 図書館本。新年度から電車通学の長男へ。世界にはこんなに大変な思いをして学校に通っている友達が、沢山いることを知って欲しくて借りてきました。過酷な通学路ばかり私にとっても驚きの連続でした。電車通学に不安そうだった長男も少し自信がついたかな。

  • こうしてまで学校に通っている人たちがいる。こうしてまで通いたい子たちがいる。日本の学校はもしくは我が子にとっての学校は行きたい場所になっているだろうか?そういう場所にしてあげられているだろうか?学校の価値を考えさせられる。

  • 世界のいろんな通学路。
    四歳の娘が楽しんで読んでいました。
    これはいやだなあとか、これなら乗ってみたいとか。

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著者プロフィール

ローズマリー・マカーニー
カナダの国連大使および国連のジュネーブ軍縮会議の常任理事。国際NGOプラン・インターナショナルの一員であるプラン・カナダの前代表。プランのグローバルキャンペーン「Because I am a Girl(わたしは女の子だから)」を立ち上げたメンバーのひとりでもある。同キャンペーンは、性差別をなくして女の子の権利を守り、貧困から救うため、2007年から実施されている。国連の「国際ガールズ・デー」(10月11日)制定にも尽力した。主著に、『マララさん、こんにちは』『すごいね! みんなの通学路』『私はどこで生きていけばいいの』(以上、西村書店)、『As a Boy』(小社より刊行予定)がある。

「2019年 『わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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