ビロードのうさぎ

  • ブロンズ新社
4.42
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893094087

感想・レビュー・書評

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  • 大学のブックストアに平積みしてあり、立ち読みで泣きそうになって焦りました。
    すごく切ないお話だったけど、最後はちょっと救われる。
    子供に読み聞かせたい本ですね。絵がとても美しいです。

  • プレゼントとして男の子の家にやってきたビロードでできたうさぎのぬいぐるみ。大切にされたおもちゃは「ほんもの」になれると他のおもちゃに教えられます。男の子がボロボロになるまで大事にしたビロードのうさぎは、結局大人によって燃やされる運命になるのですが…。
    思いいれのない人には単なる「もの」としか映らなくても、大事にしている人にとって、それは「かけがえのないもの」。他者を思いやる気持ちや優しさは「もの」を「生命あるもの」として接することができる空想や想像力が土台となっているような気がします。
    近頃「もの」の扱いが少々乱暴になってきた6歳の娘に、そんな思いを込めて読んであげました。

  • 男の子に大事にされたうさぎの話。とても切ない気持ちになりました。

  • 心から大切にされたおもちゃは「ほんもの」になるという 子供部屋の魔法の話。切ないけど心暖まるラスト。
    この話に癒されてしまうのは、大人になった証拠かもしれない。ぬいぐるみと本当に仲良くしている子どもには読ませたくない。すごくいい話なんだけれど。涙が出る。
    立ち読みはお勧めしません。

  • 新聞でオススメされていた本

  • 好き

  • いつも酒井駒子の絵本には泣かされる。例にもれず今回も。ストーリーは古典的であるが、そうとわかりながらも涙腺が刺激されてしまうのは、酒井さんの絵の魅力によるものだと思うのだ。
    酒井さんによる抄訳もまたよい。無駄がない文章でありながら、心に残る言葉選びをしているなと思った。
    ボロボロになってもぼうやに愛される、ビロードのうさぎ。うさぎも、ぼうやにたっぷりと愛情を注いでいる。そのけなげな姿には本当に泣かされる。
    うちの娘にもいますよ、(うちは猫だけど)いつでもどこでも一緒で、ビロードのうさぎみたくくたびれかけているけど、可能な限りふたりがずっと一緒でいますように。

  • 本当のウサギって?
    愛に 嘘 本当って
    あるのかな?

  • ビロードのうさぎが、ほんものになって、良かった。

  • 私がビグロブを始めたきっかけの本。

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