マルマくん かえるになる

著者 :
  • ブロンズ新社
4.00
  • (9)
  • (17)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 169
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784893095589

作品紹介・あらすじ

ゆっくりだっていいんだよ。おたまじゃくしのおっぽがのこったちいさなマルマくんが、ゆっくりゆっくりかえるになるまで-美しい銅版画の絵本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • がませんせいが言った「こまったことが おきたら しずかに よく かんがえること。そして べんきょうすること。すると こまったことは すこしずつ すてきなことに かわっていくよ」という言葉がとても印象的だった。自分自身が、がませんせいに励まされた気がした。マルマくんたちはがませんせいがいて、とても幸せだなぁと感じた。

    また銅版画が細やかで、色づかいも鮮やかで目を奪われた。
    とても素敵な絵本。

  • がませんせいがいてくれて、よかった。
    それぞれのリズム、スピードがある。
    「ゆっくりだって いいんだよ。」
    帯の言葉が、胸にしみて、しみて。
    子どものときのわたしに言ってあげたい……
    銅版画が、本当に美しいです。
    (丸善丸の内店にてゲット。
    あした、代官山蔦屋書店に原画展を観に行くー。)

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「原画展を観に行くー。) 」
      羨ましい~
      「原画展を観に行くー。) 」
      羨ましい~
      2013/04/01
  • 「ゆっくりだっていいんだよ。おたまじゃくしのおっぽがのこったちいさなマルマくんが、ゆっくりゆっくりかえるになるまで-美しい銅版画の絵本。」

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00576257

    おたまじゃくしのおっぽがのこった、ちいさなマルマくん。うまくおよげなくて泣いていると、はすバスに乗ったがませんせいがやってきて、特別授業をしてくれます。うきわと水中めがねを装着して、泳ぎかたをならいます。マルマくんたちはゆっくりゆっくりかえるになって....
    (出版社HPより)

  • おたまじゃくしから、かえるになり始めたマルマくん。
    大きなしっぽが邪魔をして、全然うまく泳げない。
    そのことをからかわれたマルマくんに、ガマせんせいは…?

    初めて見た、銅版画という手法で描かれた絵が!
    とっても色鮮やかで美しい!

    今年小学生になるムスメと、姉のいなくなった幼稚園で年長になるムスコ。
    それぞれの場所で、自分に向き合ってしょんぼりすることもあるだろう。

    ガマせんせいのように
    落ち着いて、まず今の自分をよく見ることから。一緒にできたら。

  • 銅版画の美しさ。

  • できないことができるようになるまでそっと寄り添ってくれる〈がませんせい〉や〈マダムかたつむり〉の「ゆっくりって すてきなことね」の言葉に見守られて、マルマくんたちは困難を乗り越える。愛情たっぷりの言葉にグッときたり、温かな目線にハッと胸を突かれたり…。
    子どもの成長は人それぞれ、遅い早いはあれどこの絵本の蓮の花のようにいつか一人一人の花が開いていくのだろう。親の自分に響いた。
    色鮮やかな銅版画も素晴らしい。何度も読み返したくなる絵本だった。
    2歳8ヶ月。

    がませんせいの「こまったことが おきたら しずかに よく かんがえること。そして べんきょうすること。すると こまったことは すこしずつ すてきなことに かわっていくよ」の言葉は、これから息子が壁に当たった時に思い出してくれるといいな。

  • ゆっくりでいいというメッセージ。

    <blockquote>「こまったことが おきたら しずかに よく かんがえること。
    そして べんきょうすること。 すると こまったことは
    すこしずつ すてきなことに かわっていくよ」</blockquote>

  • カエルになりきれていないマルマくんたちとそれを支えるガマセンセイのはなし。
    ガマセンセイを気に入ったみたい。
    C8771
    蔵書

  • たくさんの子どもたちが目を輝かせて聞いてくれました。
    「(成長は)ゆっくりだっていいんだよ」
    「こまったことがあったら、しずかによくかんがえて、べんきょうすること。こまったことがすてきなことになるよ」
    絵が綺麗なだけでなく、子どもたちに贈りたいことばがたくさんちりばめられています。

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1949年群馬県生まれ。詩人。著書に詩集『夏のかんむり』(村松書館)、絵本『たのしいふゆごもり』(福音館書店)、「のうさぎのおはなしえほん」シリーズ(ビリケン出版)などがある。2018年没。

「2021年 『おねぼうさんはだあれ?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

片山令子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×