「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~
- フォレスト出版 (2006年11月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894512443
感想・レビュー・書評
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スタートは出来るだけゆっくりやる
気分が高揚したらその場で行動に変える
答えが出るはずのない質問を自分に投げかけると、答えが出るまで潜在意識は答えを探すからフリーズする
潜在意識だって疲れてしまう
ぼくは何をやってもダメなのかではなく、何ならできるかと、問いかけを行動に繋がる方向へ変える
何ならできるかを考える
今、この瞬間にできることをする
ハッタリが本物になるまで、いつまでも演じていれば良い
再読してみたら、意外と良いこと言ってると思った。落ち込んでる時には、刺さらなかったことばも、今は受け入れられるし、良く分かる気がする。人間心理の不思議さをかんじた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
潜在意識を使って目標達成の意識付けをするという本。
当たり前の事を言っているようで、他書には見られない変わった切り口が多々見受けられる。
-人脈は狭いほうがいい。
-目標を数値化しない。
etc.etc.
すぐに読めて内容も難しくないので、するっと忘れてしまいがち。もう一回読んだ方が良いかな?
欲を言えば、原理的な話以外にも、もう少し具体的な手段について語ってもらいたかった気がする。 -
①できるだけ小さなことから始める
②感情は長続きしないためすぐに行動する
③成長は多面的→人生全般に気を配る
④潜在意識に残る後悔は一生→迷ったらyes
⑤潜在意識にはないものが理解できない→今できることを考え実行する
⑥実績や経験に頼らない(潜在意識は過去の実績などどうでもいい)
⑦Fake it until you make it(最初の実績や自信はハッタリから) -
苫米地英人の本に頻出するホメオスタシスとコンフォート・ゾーンをめぐる理論をもう少し知りたいと思い、ネットで類書を検索したらひっかかった本。
たしかに、主張の根幹は同じだ。
我々の潜在意識には「現状維持メカニズム」(苫米地のいう「ホメオスタシス」)がある。人が自分を変え人生を変えようとするとき、それが「心のブレーキ」として作用してしまう。ゆえに、ほんとうに自分を変え人生を変えようとするなら、まずは潜在意識から変えなければならない。
……と、大要そのような主張のもと、潜在意識のありようを変えるコツを説いた本なのである。
それはいいのだが、著者の説く「コツ」には根拠不明で非論理的なものが多く、全体に安手のスピリチュアル本のようなニオイが満ちていて、ウンザリ。とくに、後半はほとんどオカルトになってしまっている。
私が知りたいのは、もっと科学的・論理的に潜在意識を変えるノウハウなのである。
ただし、本書にも「なるほど」と納得のいく記述はいくつかあった。せっかく読んだのだから、それらを(わかりやすくリライト・要約したうえで)メモしておこう。
1.自動車を運転するときにはローギアから入るように、潜在意識を変えようとするときにも、最初の一歩はゆっくりと踏み出さねばならない。「最初の一歩にこそ、一番大きなエネルギーが必要」だからである。「潜在意識を、新しい自分に徐々に慣らしていく」ために、「スタートは、繰り返して、できるだけ丁寧にゆっくりとやる」ことが肝要。
たとえば、ダイエットに成功するために潜在意識を変えたい場合、いきなり体重を激減させると、潜在意識が驚いて現状維持メカニズムを発動させてしまう。だから、「最初の成果は本当に目に見えないくらいにわずかなほうがいい」。
2.人の感情は放っておけばすぐに冷めてしまう。「自分を変えるために○○する!」というやる気もしかり。だから、モチベーションを持続・定着させるには、その感情をすぐ行動に変えることが必要だ。感情を行動に置き換えることこそ、感情を定着させる唯一の方法である。
3.潜在意識は、意識が考えるのをやめてしまったあとでも、ずっと答えを求めつづける。けっして答えの出ない問い(「どうして何をやってもうまくいかないんだろう?」などのたぐい)を心に抱くと、潜在意識は答えを探しつづけ、せっかくのパワーを自己破壊的に用いてしまうことになる。
ゆえに、「問題解決のため(あるいは目標達成のため)に、いま私にできることはなんだろう?」というふうに、具体的で答えの出やすい方向で考えるクセをつけるとよい。
4.「なりたい自分」に向けて潜在意識を変えるために、「私は大富豪だ!」というふうに自分にウソをつく必要はない。ウソをついても、「でも、ほんとうはそうじゃないんだよな」と現状との落差に意識が向いてしまい、本気でそう思い込むことは至難である。
だから、自分にウソをつくのではなく、自分にハッタリをかますようにする。つまり、理想の自分を心の中で「演じる」のだ。このことを著者は、"Fake it ! Until you make it !"という言葉で表現している。 -
最近、こころにブレーキだらけの人々と一緒に仕事をしている。兎に角、新しいことが怖い、新しい人が怖い。そういうひとのメンタルブロックをはかいするためのヒントになればいいなーと思い読んでみたが、こんなことでブレーキが外れるとは思えません。ただし、わたしはブレーキが緩いほうなので、固いブレーキをお持ちの方にはお役に立つかも。とても優柔不断なレビューで申し訳ありませんでした。
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借りたもの。
「心のブレーキ」の正体――それは現状維持しようとする、無意識によるものらしい。現状維持という変化を嫌う力は、安全を守ろうとする“親心”だという。
では、そのブレーキの外し方とは何か――行動すること。
それをためらう不安――
「最初から実績のあるところとか、最初から自信のある人なんて、いませんよね?」
「最初の実績や自信っていうのは、どうしても“ハッタリ”じゃなければならない」
「やがてそのハッタリが本物になっていく」
「ウソはウソであるがゆえに現実との間の矛盾がない」
CDの内容:
著者のコーチングの導入部分。(30分)
「アクティブな人は大した馬力は実は要らない、何故なら既に動き出しているから」
無気力や、やっていたことがバカバカしく感じること、拒絶は“現状維持メカニズム”が働くため。
小さいアクションを積み上げる、行動していくこと。
時間の、尺の問題があると思うが、早口なのでちょっと落ち着かない……