三国志 (2の巻) (ハルキ文庫 き 3-2 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894568754

感想・レビュー・書評

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  • 董卓の暗殺から曹操による青洲黄巾族の討伐、徐州攻防、孫策の独立のあたり。

    ゲームに出てくる呂布の衣装が黒いのは北方三国志の影響なんじゃないかな。
    でもこの作品では劉備も黒なんだよな。

  • やっと趙雲が出てきた。まだまだ先は長いけどゆっくり読む。何年かかるかわからないけど、何も考えずやめて良い。

  • 曹操がかっこいい!100万の敵に対して曹操軍3万。これで戦いを挑む曹操がかっこよかった。劉備は完璧な徳の人、善人というイメージがあったけど、意外と人間臭くてそれがいい。呂布と赤兎の関係もいいな。

  • 世界観は面白いのだけど、なんか呂布が不憫だなー。あとちょっとキャラが定まらない感じもする。
    加えて、関羽・張飛・趙雲が「普通の一流武将」みたいな書き方なのもひっかかる。ま、ここは物語が進むにつれて、変わってくるんだろうけど。

    まだ序盤。これからに期待だ。

  • 次女の中学の地理の先生が三国志ファンらしい。歴女である。春の授業参観の地理の授業の冒頭で生徒に質問ぜめになっていた。
     「三国志って何がおもしろのですか?」
     「誰が好きですか?」
    これに対して、先生は
     「三国志は正義と悪に分かれてなく、皆対等なんだ。そこが面白いんだよ。」
    と答えていた。そうかなあ?。三国志って正義の味方の劉備と悪の曹操の戦いじゃないのかなあ。そして、正義が必ずしも最後に勝つとは限らないという話なんじゃないの?。まあ、確かに正義とは何かと突き詰めたらそうなのかもしれないけど。
     ところで、この先生が好きな人物と言っていたのが呂布だった。吉川英治の呂布と北方の呂布は董卓を斬る動機が全く逆に描かれている。どちらが本当の呂布なのだろう。いずも呂布の野生味や強さは同じように伝わってくるが、北方の呂布は少し暗いが思いやりがあり、人間味あるように感じる。恐らく次女の先生はこの本に描かれている呂布が好きなのだと思う。
    吉川英治の三国志しか読んでいない呂布のファンには、この巻だけでも読むことを薦める。

  • 序盤は曹操を中心に動いていくな。苦闘を続けて徐々に大きくなっていく曹操を見ていると気持ちがいい。逆に劉備は雌伏の時。意外に好きになったのは呂布。

  • 北方謙三の小説は、話にあまり関係ない女性がよく出てくる。
    そのくせ貂蝉は出てこない。
    呂布が徐州を奪うところまで。

  • 北方謙三 三国志 第2巻
    劉備が完全に善人じゃなく人間くさすぎる。
    まーそれがいいんだけども。
    あと呂布強い。

  • 2012.8

  • 読書記録

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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