渋谷ではたらく社長の告白

著者 :
  • アメーバブックス
3.58
  • (164)
  • (196)
  • (384)
  • (39)
  • (11)
本棚登録 : 1302
感想 : 254
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902843057

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 社会人になって時間のない中、久々に読みきれた本。
    一人の成功者の人生を垣間見ることで、
    成功者は一見遠い存在に見えても同じ人間であり、自分と致命的に違うわけではないのでということを強く感じることが出来た。

    サイバーエージェントの躍進は、社会の流れや運によって運ばれたところが大きくても、まぎれもなく藤田社長自身の努力と苦悩が実を結んだ結果であるんだろう。

  • 奥菜恵の元旦那のサクセスストーリー。サイバーエージェントってあんまりよく知らなかったけど,なかなか有名な企業みたいだね。
    28歳で株式上場されたみたい。

    日記に毛が生えた程度で,発生事象をまとまりなく列記しているだけのあんまり内容のない(学べる点の少ない)感じ。もっとその人の考え方などの深い点には触れられていないのが残念。

    わずか数年間の間に評価額で数千億円の会社をつくりあげたという功績には頭が下がるね。僕も会社に仕えているのではなく,起業してみたくなる一冊。

    こういっては失礼だが,僕らと筆者はそれほど能力に差があるわけでもなく,努力すれば僕らでも成功できると感じさせてくれるのがいい点かなw

  • サイバーエージェント社長、藤田晋の自伝。学術的価値は低いが、面白い。藤田晋、サイバーエージェント、起業、などに興味があるひとはぜひ。

  • 起業して成功する人間は徹底している。
    「夢をあきらめるな」「自分を信じろ」という言葉。
    生活をしているだけの今は現実味がなく戯言のよう。
    でも、その言葉を実践してきた人は嘘でも格好つけでもなく言えるのだな。
    そこいらにあふれた戯言やただ前向きな励ましではなく、
    経験を伴う言葉はちゃんと響くのだと思った。

    ハードワークするだけの情熱も夢もない。
    それでいいわけがない。
    人のがんばりを3時間で読むというのもどうかと思う。

  • 何もかも順調そうなイメージの藤田さんが苦しんだところも含めて、サイバーを今のような企業に育ててきたことがわかる本。
    2,3時間で一気に読める読みやすい書物。
    苦しい時期も含めて書いてありますが、それでも創業当時の状況やインテ時代の話などやっぱり自分の会社創って、ミッション実現に結び付けることが楽しそうに思えてしまい、かなりモチベーション上がりました。

  • 株式会社サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏の自叙伝だ。

    彼が98年3月に資本金1,000万円、社員ゼロで起こした会社は、
    驚異の急成長を遂げ、たったの2年で東証マザーズ上場。
    今や売上高760億、純資産311億(ここが素晴らしい)、
    連結役職員数(?)1,643人という、一大企業集団となっている。

    当時・女優の奥菜恵と結婚し、離婚した人でもある。
    そんな彼と私に面識がないのは当然だと、思っていた。

    しかし、どうやら、そうとも言えないのだ。
    というのも、彼は、1997年に、青山学院大学経営学部を卒業している。

    それを知った時はさすがにビックリした。

    私と同学年で、同じ学部なのだから。

    そりゃ、人生は色々なわけで、同じ学校に行ったって言ったって、
    卒業して10年も経てば、多少の違いはあって当然だろう。

    メジャーリーガーになって何億稼ぐ奴がいたり、
    狂言師になっていたと思ったら、プロレスをやっている奴がいたり、
    就職した会社によっては暮らし向きのいい奴も、悪い奴もいるだろう。

    とはいえ、まだ10年、まだまだ先はわからないよ。

    なーんて考えていたけれど、ここまでぶっちぎりの差がある人間が
    しかも、同じ『ビジネスマン』という領域で、
    こんな時期にいたとは思いもしなかった。

    藤田「君」。
    覚えていない。

    とはいえ、学部が同じということは、少なからず、同じ教室で学んだ
    授業もあったはず。人生の4年間を同じような場所で過ごした人間が
    わずかな間にここまで差がついたのは何だったのか、

    それはもはや、嫉妬というよりは、素朴な興味というものだろう。

    そんな私のような同級生のために書いたつもりはなかろうが、
    彼が書いた本は、なるほどねー・・・と思うに十分であった。

    まず意外だったのは、元々彼がお金持ちであったわけではないということだ。
    父親は普通のサラリーマン。
    有名企業だから、貧乏というほどではなかっただろうが、
    彼の成功を決定付けるような財力ではなかったのは明白だ。

    実際、創業時の資本金の1000万のうち、彼自身が出資したのは
    わずか300万。もちろん、それにしたって親や友人から
    かき集めたものらしい。

    しかし、私と決定的に違っていたと思われるのは、
    彼自身が『起業』ということを大学生のかなり早い段階から
    非常に強く意識していたということだ。

    実際彼は仕事ができたようで、
    大学卒業時には一旦一般企業に私と同じように
    『新入社員』として入社しており、只者ではない成績を上げていたようだが、
    『起業』を意識していたというのが一番ではないかと思う。

    まだ33歳のこんな歳で言ってしまうのははばかれるが、
    人生の主軸をどこに置くかによって、その方向は大きく変わってくる。
    そして、結果的には、強く思っていることって、大抵はその通りになっていく。

    本を読み進むにつれ、私は彼のような真似は出来ないなぁと思ったし、
    それはそれで構わないと思う。
    人生は色々で、彼に限らず、誰かの真似をするようなものではないし、
    その通りにしたからといって同じ結果になるとは限らないのだから、
    どれが良いとか悪いとか言う類のものでもない。

    ただ、一度きりの人生。
    主軸をどこに置くか。
    それくらいは意識していたほうがいいのかもしれないなと、
    考えさせられたのだった。

  • 起業の厳しさを知ることができる本。起業した人の一つのケースを知るには非常に良い。
    しかし、得られた教訓、響いたものは特にない。

  • 就職活動最後の日に大阪駅で買った。

    活動前に読んでいたら、少し変わっていたかも知れない。

  • ベンチャー企業が形成されて、成熟へ向かう過程を垣間見えた感じがします。

  • あまり文章がこなれていないせいか、読み物としてはそれほど面白いわけではなかった。
    けど、事実だけを抽出するとものすごいことを書いている。やってのけている。
    自分も同じ結果出せますか?
    せめて同じだけ努力できますか?
    正直、現状では答えは限りなくNO
    それでいいんだろうか?
    普通に仕事して恋愛して結婚して
    その方が幸せな気がする。少なくとも自分にとって
    でも同時にあきらめたくない自分がいる。
    ここであきらめたらもう取り返しがつかないっていうことをわかっているから

全254件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1973年、福井県生まれ。サイバーエージェントを1998年に創業し、2000年に史上最年少社長(当時)として東証マザーズに上場。インターネット産業で高い成長を遂げる会社づくりを目指し、「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンにABEMA、インターネット広告、スマートフォンゲームなど革新的なビジネスを数多く手がける。『渋谷ではたらく社長の告白』『起業家』『藤田晋の成長論』など著書多数。

「2022年 『心を鍛える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤田晋の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
水野 敬也
デールカーネギ...
中野 独人
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×