人生は手帳で変わる: 第4世代手帳フランクリン・プランナーを使いこなす
- FCEパブリッシング (2002年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906638215
感想・レビュー・書評
-
人生の時間が限りある資源だと自覚できるかどうかが、今後の人生を大きく左右する。中国に渡る時に、自身が決意したのは時間を目一杯、有意義に使おうということだった。それからの生活は思い出しただけでも何十、何百というイベントや食事会、勉強会、旅行、スポーツを企画して、素敵な時間をすごせたと思う。本書はフランクリンコビー手帳の宣伝のようなものだが、時間とスケジュールに関する示唆を与えてくれる。フランクリン手帳は正直使えないと思うけど。。。 本書でもっとも大事なことは時間管理という言葉が踊るが、実際に管理できるのは時間では無く、自分自身だけ。つまり問題はどのような行動をするのか、そのもととなる価値観をベースにして行動を管理することを奨めている。 一線化(アライメント)価値観を明確にし、目標を設定し、週間、日々の計画を立てる。コントリビューションステイトメントをつくる。個人と組織ともに、ステートメントが判断の拠りどころに。中間の目標を設定し、羅針盤に照らし合わせる時間を一日十五分つくる。一箇所にプライベートから組織、仕事まで全てを入れ込む。ただし、いちいち優先順位をタスクにつけるというのは心理的に逃げてしまうので個人的には反対。いつまでたっても終わらないタスクができてしまう人になってしまい、結局仕事ができない人に。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本を読むのと、フランクリン手帳を利用するのと、どちらが先だったか思い出せませんが、フランクリン・プランナーを使い始める前に読むとよりよい本です。
-
最も大切なことを達成する
1.価値観を明確にする
2.目標を設定する
3.週間計画を立てる
4.日々の計画を立てる
◎価値観を視覚化する
◎ミッション・ステートメントを書く
人生の目的を明らかにし、価値観とは違った側面から大切なことを明らかにする
一生の間で家族など有形無形を問わず所有したいモノは何?やりたいことは何?
◎目標はSMARTに!
S:specific 具体的
M:measurable 計測できる
A:action-oriented 行動を促す
T:timely タイムリー -
システム手帳を使った手帳術でおなじみのフランクリン・プランナーの書籍。「全世界で2100万人が支持」 というのがうたい文句。僕は使ったことがありませんので、なぜそんなにも人気があるのか、知りたくて買ってみました。
タイトルには「3週間実践ワークブック」とありますが、読むだけなら1時間半くらいで済みます。しかし、実践するとなると、本当に3週間かかるかもしれません。
この手の本には必ずあるのが、自分自身を知ること。自分がどういう価値観を持っていて、何を理想としているのか、それを実現するのには、何をしなければならないのか?それらを事細かに書き込んでいくわけです。その論理の筋道を読むと、確かに「人生は手帳で変わる」かもしれないと思いました。
ただ、自分のダメな部分も把握しなければならいので、結構、苦しい作業になりそう。僕はすぐには書き込むことができませんでしたが、じっくり取り組もうと思います。とりあえずは大きめのノート(A4)を用意しました。実践する内容そのものは、フランクリンのシステム手帳を使わなくても、できそうな気がしましたが、その辺はどうなのでしょうか? フランクリン手帳のユーザーの方の声をぜひ聞いてみたいです。 -
一度売ってしまったのでまた買わないと
-
クリスマスプレゼントに手帳と共にもらった。
毎年手帳を購入するがうまく活用できていない。
この本は参考になるか。
【あらすじ】
人生を有意義に送りたいと思っているすべての人に贈る、『7つの習慣』をベースにした第4世代手帳のガイドである。(単行本帯より)
第1章 時間は管理できない。管理できるのは自分自身の行動だ!
第2章 フランクリン・プランナーこそ第4世代の手帳だ!
第3章 「最も大切なこと」」を発見してから計画・実行する
第4章 フランクリン・プランナーの一歩進んだ使い方
第5章 プロジェクトでフランクリン・プランナーを使う
第6章 デジタル・フランクリン・プランナーを使う
付録 演習:「最も大切なこと」を発見するためのヒント
【感想】
フランクリン・プランナーなる手帳を売るための宣伝本。
何を伝えたいかは目次を見れば十分。
手帳の使い方も、そう目新しいものはなく、細かい使い方は運用しにくそうだった。 -
手帳で 時間ではなく 行動を管理する
自分の中で 最も大切なこと
価値観に沿った 目標につながることを 日々行動している
軸のある行動をしていこう -
「7つの習慣」シリーズ。
時間管理に特化したヴァージョン。
実践してみんとなんとも言えないというのはありますが、
よさげですよーこれ。
ちゃんと実践してみて、またここ更新します。 -
手帳で自分を管理する。行動が分かれば、行動を変えることができる。
-
今年からフランクリンプランナーを買って自己管理を強化しようと思ったが、うまく使いこなせないので、マニュアル(本書)を読むことにした。
FPとタイアップしているせいか、FPの宣伝箇所が多くやや目ざわりだが、解説はわかりやすい。『7つの習慣』で挫折した人も、この本なら最後まで読めそうだ。
ちなみに私がこの本を読んで共感したのは、
1)自分にとって「最も大切なこと」は何かを発見し、それを中心とした目標を設定する。
2)物事の優先順位を決めて優先順位の高いものからこなしていき、重要でないものはやらない、または他者に任せる。
3)第2領域(緊急ではないが重要なもの)の活動に注力する。
本書を読んでから、確実に意識改革が起きて、スケジュール管理に気をつけるようになった。FPの使い方だけでなく、いろんな意味で啓発的な本だった。ベースとなっている理念に興味があるので、次回は『7つの習慣』を読んでみたい。