- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784939029165
感想・レビュー・書評
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うーん……いまいち良さがわからず。
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童話のようなラブストーリー。
不器用なジュゼッペを思わず応援してしまう。
登場人物みんなが優しい、素敵な物語。 -
なんて素敵なラブストーリーなんでしょう。1時間ちょっとで読めてしまいました。
読み終えて、幸せな気持ちになれるっていい。また読み返したくなるかも。
初めて読んだいしいしんじさんですが、他の作品も読みたくなります。 -
いままでやってきたことは全部無駄じゃなかった、
とても素敵なおはなしです。 -
本気を続けるならば、報われることもある!
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なんでもかんでもにとりつかれてしまう、トリツカレ男のジュゼッペが、ある日ふうせん売りの女の子にとりついた♥
優しくてかわいい童話風のお話。
心がほんわかしました。
「私のとりつかれているものは、とりわけきみさ。」 -
一つのことに夢中になると取り憑かれたようにそれに没頭するが、他のことに取り憑かれるとあっという間にそっちに没頭するトリツカレ男が、一人の女性に「取り憑かれ」た! という王道ラブストーリー。
世界的な走り幅跳びの選手、グラサン集めに昆虫採集、名探偵にオペラ歌手と、取り留めのないトリツカレ男の人生が結集する(伏線を回収する)手際が見事。
いしいさんにしてはめずらしく登場人物に固有名詞がついてる作品。 -
ゆったりして、純粋な話。
最初は感情移入できなくて、読むの辞めようかと思ったけど…読んだ後はほっこりする! -
誰にでもちょっとしたマイブームなんてのは経験があると思うけど、
この物語の主人公ジュゼッペが「トリツカレ男」と呼ばれるのはその時々のマイブームに
とり憑かれたように夢中になるが所以。
オペラ・三段跳び・サングラス集めに探偵ごっこ・・・エトセトラ
喋るハツカネズミと暮らすうち、
彼は一人の女の子にトリツカレ(魅了され)てしまい・・・・・・
さぁここからが彼のターン!
ほぼ無意味だった今までのトリツカレ事を駆使して女の子の為に頑張るシャイボーイ(?)
正直、途中まで「コイツ、イイ奴すぎてとんだピエロだわ」と小バカにしたり、
彼が故人を真似するあまり目的を見失って
本当に成り代わろうとしてるんじゃないかしらと心配しながら読みましたが、
全てのことが円(わ)になる結末に心が温かくなった。
なんて言うのかな、優しい絵本を読んでいるようなかんじ。
この本を手に取った最初は、表題からエクソシストかイタコの話しかなぁと思ってたのがちょっぴり恥ずかしい。
あ、でもイタコは・・・あながち外れてないかも?