トリツカレ男

著者 : いしいしんじ

• ビリケン出版 (2001年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[conoconoさんの感想 · 2007年4月11日]

幸福な王子を彷彿とさせる語り口。違うのは最後がちゃんとハッピーエンドなところ。幸せが用意されている本はほっとします。

[mimiさんの感想 · 2007年4月8日]

童話ちっくでよかったです。絵がかけたらいいのになぁと思った。ペチカの絵とかかきたい。

[myuさんの感想 · 2007年3月28日]

早く読みたい…

[donoue_misoraさんの感想 · 2007年3月11日]

なんにでもとりつかれてはまってしまう、トリツカレ男。
彼がとりつかれた最大のものは、愛でした。
彼女のために必死にがんばるトリツカレ男が、けなげです。

彼がとりつかれるものも、突飛でおもしろいです。

[ほとはらさんの感想 · 2007年3月4日]

なんにでもトリツカレてしまう（熱中してしまう）ジュゼッペがある少女に恋をする話。今までトリツカレてきたことが色々役に立っていくところがウマイなぁ〜と。一生懸命なジュゼッペがかわいい。ファンタジーっぽいんだけれど、色々伝わるものがある。淡い色に彩られるようなお話。

[ずんちさんの感想 · 2007年2月24日]

とりつかれたい！！
かわいいです。

[オカダ トモミさんの感想 · 2007年2月20日]

もっと早く知りたかった。単純でやさしい。すごく好き。

[3さんの感想 · 2007年2月6日]

ペチカ怖い！いや、そんな話ではなく、ラブストーリーです。

[せがわさんの感想 · 2007年2月2日]

器用貧乏というか
凄い天才なのか？
凄い努力家なのか？

[てん。さんの感想 · 2007年1月22日]

「おれを誰だと思ってる？」

「トリツカレ男のジュゼッペだぞ！」


いろんなものにとりつかれる“ジュゼッペ”のゆかいでおかしなお話・・・と思いきや、とっても献身的で、だからこそ痛々しい恋話（コイバナ）だった。
トリツカレ男、最高！

とりつかれたことが、途中、効果的で、読んでいて気持ちいい。


ワクワクして、ズキズキして、心アタタマル素敵な話☆

著者プロフィール

いしい しんじ：作家。1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲二文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。そのほか『トリツカレ男』『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『海と山のピアノ』『げんじものがたり』など著書多数。趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2024年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」