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- / ISBN・EAN: 4959241980205
感想・レビュー・書評
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言われているように環境破壊反対のメッセージが強すぎる。実際は住むとこ、えさがなくなった狸ということで無理な展開ではないのだけど単調になってしまった。しかし、ディテイルは豊富。最初人間が見ている時の狸と見ていない時は違うという設定が面白い。何気ないけどうまい。後狸の習性、言い伝えをふんだんに取り入れたエピソードが面白い。また、究極の化けがテーマパークの宣伝に間違えられるのだけど、それも実に想像力豊かなアニメに感心する。
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子供の頃は気付かなかったけど、序盤はほんわかで油断を誘って最終的には感動ものになっている。
監督:高畑勲
企画:宮崎駿 -
自然は崇めるものであり人間は愚かなものなのか。
共存することは不可能なのか。
強くうなずいたり、違和感を感じたり。 -
タヌキだってがんばってるんだよォ。
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ひさしぶりにみたくなった
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高畑勲監督の作品の中で特にメッセージ性が強かった気がした!
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十年ぶりくらいに見たら素晴らしい完成度で驚いた作品。小さい頃は妖怪大作戦のシーンくらいしか分からなかったのだが、二十を過ぎて見直してみると知識と機知に溢れた悲喜交々の「映画」だった。
最後のシーン、ポン吉の言葉が衝撃的。「あのテレビや何かで言うでしょう…。『開発が進んで狐や狸が姿を消した』って。あれ…、やめてもらえません?そりゃ確かに狐や狸は化けて姿を消せるのもいるけど…、…でも、うさぎやいたちはどうなんですか?自分で姿を消せます?」
小さい頃はうさぎやいたちは化けられない、つまりこの映画の狸のように人間に化けて生活していくことなど不可能なのだから環境破壊はやめてくれという意味だと思っていた。しかし…こんな胸を突くような台詞を呑気な狸のポン吉に言われ、突き放された気持ちのままエンディングを聞いた。 -
すばらしい作品。小さい頃はあまり好きじゃなかったが
大人になって観たら、ラストシーンは涙があふれて止まらなかった。 -
2011.6.13.
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▼キャスト&スタッフ
出演: 野々村真, 石田ゆり子, 清川虹子, 上々颱風, 村田雄浩
▼ストーリー
宅地開発で自然がどんどん失われていく東京の多摩丘陵を舞台に、そこに棲むタヌキたちが人間に反旗をひるがえすべく、人間に化けたりする訓練を始めていく。人間がいないところでは彼らは2本足で歩けば言葉もしゃべる。やがては、他所からも助っ人タヌキが現れて妖怪に化けるなど、設定がとにかくユニーク。日本古来の民族伝承なども巧みに取り入れており、おもしろさの中に文化人類学的興味も見出せよう。 (amazonより抜粋)