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- / ISBN・EAN: 4959241991027
感想・レビュー・書評
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0312
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久しぶりに視聴。
映画館で観た当時はまだ中学生で、内容は全然理解出来なかったのですが、久しぶりに観て、少しだけ分かったような気がする...かも(笑)
ただ、攻殻機動隊を観たことが無いので、やはり専門用語や作品自体の背景は分からず...
作画はとても良くて、CGも当時としては上手く活用していたのではないかと、改めて思いました。
音楽も個人的にはとても気に入っていて、サントラもつい買ってしまい、今でもよく聴いています(このサントラを聴きながら廃墟の写真集を見るとなかなか雰囲気がいて楽しいです)。 -
小汚いようで美しく、非人間的であるようで人間的でもある。機械人形も街の風景もすべて緻密な部品からなるものとして描かれ、人形たちの瞳孔の透明なガラスはその向こう側に何が潜んでいるかも分からない不安を醸し出す。
ヒトと機械、個体と全体、現と幻という、作品中でも繰り返し問われる境界性のテーマは、映像表現のなかにも持ち込まれているようである。 -
攻殻機動隊の映画第2弾。何年かぶりに観たけれど、やっぱり面白い。9年も前の作品だけど、全然色褪せないですね。
映像、音楽ともに完成度が高い。
特に音楽のキャッチーさが素晴らしいと思います。あの合唱とか。アジアン系で、怪しく、胡散臭い感じが凄く出てる。鈴の使い方が凄く好きです。
攻殻機動隊はTV新シリーズが始まるみたいですが、音楽が菅野よう子じゃないと知って、興味の対象から外れてしましました。新作、すっごく楽しみにしてたけど、押井監督でも神山監督でもなければ、菅野よう子でもなく、おまけに声優も総とっかえとなりゃ、もう完全に別作品ですわ。 -
じゃあ、一体科学や電子化が進んで、人が人であることのスペシャリティってどこにあるの?って思った時、ここまで電脳化が進んだフィクションをみると、うん、やっぱり私にできることはあるな、と思う。「弱いロボット」をチラ読みしたときも、やっぱり人の手にしかできないことっていうのはどこまで進んでも残るなと。それを信じなければ看護師のような仕事は続けられない。
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オープニングから好きです ストーリーより世界観とかヴィジュアルがよいとおもう
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攻殻機動隊を観てなかったので、いきなりイノセンスから観て
内容に付いていけず置いていかれてしまったというのが正直なところ。
物語を構築する世界観やこの時代の人間の設定など
細部に渡っておもしろい、引きつけられる設定なのだが
如何せんそれをもとに広がる物語に初見ではついていけなかった。
ただ決して駄作と呼ばれる代物ではないことは初見でも十二分に伝わった。 -
CGが凄く好きな感じ。こういう世界観いいですね。
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情報の海に危惧するとはこういうことか。
真偽のフェーズが何段階も上だ。 -
昔話をしよう。高校生の頃。まだ地元にいた頃だ。パチンコ屋に併設の映画館に、このアニメ映画を観に行った。なぜこの映画を選んだのかは、今となっては全く定かでない。GHOST IN THE SHELL のことなど何も知らなかった。もちろん押井守のことも。鈴木敏夫にいざなわれたとしか思えない。
劇場で見たCG映像は衝撃的だった。圧倒的な映像美である。オープニングの人間が生まれる様や、羽を広げて羽ばたく飛行機の図はとても印象に残った。映像美に関してあれを超えるだけの衝撃は、7年の歳月を経ているものの、未だない。
他方、ストーリーは何一つわからなかった。そもそも作品の性質が晦渋であることに加えて、義体や電脳すらわからないのだ。コードネーム2501や少佐のことなどわかるわけがない。唯一わかったのはセクサロイドが意味するものだけだった。けれど、心に残るものはあって、意味不明だと断定することはできなかった。
何のオチもない昔話だったが、今でもこの映画は難解だ。ストーリーすら完全には追えていない。それでも当時よりは少しは追いつけていると思う。いつかもう一度見よう。