イノセンス スタンダード版 [DVD]

監督 : 押井守 
出演 : 大塚明夫  田中敦子  山寺宏一  大木民夫  沖浦啓之  竹内敦志  士郎正宗 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.69
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本棚登録 : 1743
感想 : 271
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241991027

感想・レビュー・書評

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  • 設定が面白い。

  • 球体関節人形のオープニングからひきこまる。
    四谷シモンの人形がモデルらしいが、ベルメール的だとと言っていいだろう。アクションとは裏腹に静謐な印象で、要所の引用も効果的。簡単に言ってしまえば、「哲学的ゾンビ」をモチーフにした話し。意識の進化についてのアクチュアルなテーマ、サイバーパンクなオリエンタルな都市造形の極み、どれをとってもアニメ、いや、映画として最高水準で料理していると思う。
    何度も見たくなる様な映画。

  •  『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の約10年ぶりの続編。

     あんまりよく分かってないけど、これ確かにすごいです。前作の期待値に真っ向むかい合って越えていこうという気概が伝わってくる。
     あと、これはやっぱりアニメだからという演出にこだわっていると思う。ハリウッドは無理にこういう作品を実写化してはいけない。

  • 超難解なストーリーながら、絵だけで楽しめる稀有な作品。にしても、精密な背景描写とヘタウマ人物キャラの落差が気になる。音楽が効果的!

    『イノセンス』 (INNOCENCE) は、押井守監督による日本の劇場用アニメ映画。2004年3月6日に全国東宝洋画系で公開された。押井が監督した1995年公開のアニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の続編にあたり、本作は自身にとっても前作の公開から約9年ぶりとなるアニメ監督作品である。キャッチコピーは、糸井重里の「イノセンス それは、いのち。」
    2004年、第25回日本SF大賞受賞。第57回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映された。日本のアニメーション作品がカンヌのコンペ部門に選出されるのは史上初であり、2017年現在も唯一のノミネート作品である。第32回アニー賞長編アニメ作品賞ノミネート。
    あらすじ:
    少佐こと草薙素子が失踪(前作『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』のラスト)してから3年後の西暦2032年。
    巨大企業ロクス・ソルス社が販売する少女型の愛玩用ガイノイド「Type2052 “ハダリ(HADALY)”」が原因不明の暴走を起こし、所有者を惨殺するという事件が相次いで発生した。被害者の遺族とメーカーの間で示談が不審なほど速やかに成立し、また被害者の中に政治家や元公安関係者がいたことから、公安9課で捜査を担当することになり、公安9課のバトーは、相棒のトグサとともに捜査に向かう。
    その最中、ロクス・ソルス社の出荷検査部長が惨殺される事件が起きる。暴走したハダリに組長を殺された指定暴力団「紅塵会」の犯行であると踏んだ公安9課は、紅塵会の事務所を襲撃する。検査部長はロクス・ソルス社から「落とし前」として紅塵会に売られたのだった。その帰宅途中、バトーはいつものように立ち寄った食料品店でゴーストハックされ乱射事件を起こしてしまう。
    事件の核心へと迫るべく、バトーとトグサはロクス・ソルス本社がある択捉経済特区へ向かう。手始めに二人は、バトーへのゴーストハックの容疑でハッカーのキムの屋敷を訪れる。2人は電脳の疑似現実のループに誘い込まれてしまうが、何者かからのヒントで脱出に成功。ロクス・ソルス社がキムを雇い、捜査を妨害を試みたと確信した2人はキムを確保し、バトーは公海上にあるロクス・ソルス社のガイノイド製造プラント船へ乗り込む。
    トグサはキムの脳殻を用いてバトーをバックアップするが、プラント船の警備システムが作動し、電脳戦の末にキムは死亡してしまう。だが、キムは自らの死に連動したウイルスを製造プラント船内に仕込んでおり、それによって待機中のハダリが暴走し、船内のロクス・ ソルス社の警備兵たちを惨殺しはじめる。プラント船中枢を目指すバトーがそれらに応戦している最中、1体のハダリが現れ、バトーを援護する。そのハダリは素子が自身の一部をダウンロードさせたものだった。食料品店でバトーに警告を発したのも、キムのループを解くヒントを与えたのも素子だった。
    素子のハッキングによってプラント船内は鎮圧され、バトーは捜査を再開する。プラント船の中枢部にはゴーストをガイノイドに複製する「ゴーストダビング装置」が並んでいた。ハダリの正体は、紅塵会が密輸入した少女たちのゴーストを犠牲にして作り出した「生きた人形」であった。相次いで発生した惨殺事件は、良心の呵責に耐え兼ねた検査部長が警察の捜査によってハダリの正体が暴かれる事を期待して、ハダリのプログラムに意図的に細工を施すことで起きたものであり、紅塵会に売られた理由もその事実がロクス・ソルス社に露見したためであった。素子は脱出するバトーに「あなたがネットにアクセスするとき、私は必ずあなたのそばにいる」と言い残し、ハダリのデータを消去した。(ウィキペディア)

    事件解決後、バトーはトグサの家に預けていた犬のガブリエルを迎えに行き、その際トグサに抱かれた娘とその腕に抱かれた娘へのプレゼントの人形、バトーに抱かれたガブリエルはお互いを見つめ合ったのだった。

  • 哲学的なのか宗教的なのか、啓示的な言葉が多くて、ついていけない。それでも、作品世界の不思議な力に引き込まれてしまう。
    少佐の登場シーンは唐突に現れる。短い邂逅だが、バトーには十分だ。必要な時に現れて助けてくれる守護天使だ。

  • TVにて
    映像の美しさ技術的なクリアさそして流れる音楽の麻薬的な効果など素晴らしい.難解で哲学的な会話と電脳を意識した濁った発声で聞き取りにくいためストーリーが理解しにくい場面もある.
    命とはなんだろう生きているというのはどういう事だろうと考えさせられる作品だ.

  • 世界観がわからず難解でした…映像美の作品。
    攻殻機動隊を存じ上げないので、いつか原作を読まなくてはなあと思いつつ、どうも食指が向かないや。
    ブレードランナーとMIFと北斗の拳を足して割った印象でした。
    引用されるやたら難しい言葉たちの意味がわからず。それももやもやした。雰囲気を作りたいのだとは思うのだけど…
    守護天使が生きてるかも謎だしとにかくもや…、とりあえず玄田哲章さんを聞いておりました。

  • ちょっと複雑

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】

  • 攻殻機動隊を観てないけど、観てみた。結論先に言うと、攻殻機動隊から見とけば良かったな~。

    話の設定も面白いし、映像も凄すぎるんだけど、ちょっと話が難しかった…。あと声優陣が豪華なんだけど、少し聞き取りにくのが難点かなー。

    バトーが犬に餌をあげるときに、耳が邪魔にならないように避けてあげたシーンがなんかキュンとした。
    攻殻機動隊も見よー。

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著者プロフィール

映画監督、作家。1951年、東京都大田区生まれ。
竜の子プロダクション、スタジオぴえろを経てフリーに。主な監督作品に『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(84)『天使のたまご』(85)『機動警察パトレイバー the Movie』(89)『機動警察パトレイバー2 the Movie』(93)『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)。『イノセンス』(04)がカンヌ国際映画祭、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(08)がヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。実写映画も多数監督し、著書多数。2016年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。

「2024年 『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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