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- / ISBN・EAN: 4933364611017
感想・レビュー・書評
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時間があり余ってたんで、また一本。
スカーレットヨハンソンがめちゃキレーでした。
全編東京ロケで、知ってるとこがいっぱい出てきました。
新宿のドンキホーテって、なくなったとしたらすごい違和感あるんだろうな。。。
チンパンニュースがやってて懐かしかったです。ちなみに、次の日の昼食時にこの番組の話が出た偶然に驚いた。
旅行先の国で波長の合う人に出会ったときの嬉しさ、よくわかります。
あと、日本のこの世代の1人としては「東京に住んでいること」をある種当たり前に感じているし、そこにいる人たちも「そんなもんだろ」としか思わなかったけど、「東京って変かもしれない」なんて思いもしました。
・新宿歌舞伎町の煌々と光り輝くおびただしい数のネオン。
・狭いスペースに椅子がぎっしり並べられたパチンコ屋。
・渋谷のセンター街前交差点。
・丁寧すぎるホテルスタッフ。
・ゲームセンターで高得点をマークする、ゲームマシンとだけ向き合って生きているような若者たち。
・メガネをかけた日本人サラリーマン。
・顔も言葉もない店員。
・丁寧すぎて滑稽なスタッフ。
・日本人が英語らしき言葉で交わす脈絡のない会話。
普段は気にしないけど、日本人を表すのは簡単だ。これって、どーなんすかね。
旅行には行っても、他の都市に住んだことがない自分には、まだ見えてない価値観かもしれない。そんなことを思いました。
自分やいろいろ見つめ直す為に、思い出す為に、旅に出るのもいいかもしれないね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
できれば日本語がわからない状態で見たかった。より人物の気持ちが理解できたはず
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Lost in Translation
2003年 アメリカ
監督:ソフィア・コッポラ
音楽:ブライアン・レイツェル
出演:ビル・マーレイ/スカーレット・ヨハンソン
映画の公開より基本的にサントラのほうが先に発売になるので、音楽から入ってしまう映画というのがたまにあるんですが、この映画もそのパターンです。前作『バージンスーサイズ』のサントラはエールが全面的に担当していたこともあり今でも愛聴盤。ソフィアコッポラという監督は音楽の趣味がなかなかよろしくて良い感じですよね。(兄のほうも『CQ』でメロウを使ってたし)
今回はマイブラのケヴィンシールズを召還、ジザメリやマイブラ、デスインヴェガスにエール、さらには日本のはっぴいえんど、と多彩なオムニバス仕様で、映画のほうも、音楽だけで充分楽しめました。
個人的趣味としては『バージンスーサイズ』のほうが圧倒的に好みではあるんですが、あれはやっぱりソフィアの趣味の世界の博覧会的な部分もあって映画としての完成度は微妙だと思うので、映画としては今作のほうが格段の出来です。
特別なことは何も起こらない、ショッキングな殺人事件も、濃厚なラブシーンもない、非常にさりげない映画であるにも関わらず、気のきいた会話、ちょっとしたユーモア、登場人物たちの微妙な心理、そういったものがきちんと描かれていて活かされている、さすがアカデミー賞脚本賞受賞も納得の仕上がりでした。
スカーレットヨハンソンはすごい可愛かった!ラスト何故かHIROMIXの笑顔で終わるのは謎でした。
(2004.05.26) -
全ての「ガイコクジン」のための映画だと思った。外国、見知らぬ場所としての日本が浮き彫りになっていてとても面白い。どこにも属せていないという気持ちと、少しだけ誰かと繋がってそれが消える瞬間が完璧に描写されていると思った。BGMも素晴らしい(はっぴいえんど「風をあつめて」など)。ボブは最後何を言ったのかとても気になった。
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DVD
ソフィアコッポラの撮る女の子はみんな似たようなフェミニンさだし、それはスカヨハでも変わらないんだなあ。
ハリウッド映画のはずだけど、ホテルの部屋のシーンですら画面に日本の空気をまとっている。
それに日本人の英語があまりに日本人的な間違いをしまくっていて、辛辣なシニカルさに顔を覆い隠したくなった。
最後ジザメリにのって消えていく東京の街並みは、既視感があって懐かしく、切ない。 -
東京っていいね
もう外国みたいだ -
外から見たトーキョー
理想や憧れや夢を持って東京に人は集まって、益々東京は東京として形作られていく。
最後まで一線を踏み越えないその優しさが、ずるい。