ロスト・イン・トランスレーション [DVD]

監督 : ソフィア・コッポラ 
出演 : ビル・マーレイ  スカーレット・ヨハンソン  ジョバンニ・リビシー 
  • 東北新社
3.44
  • (186)
  • (309)
  • (551)
  • (90)
  • (36)
本棚登録 : 2025
感想 : 353
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933364611017

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 時間があり余ってたんで、また一本。

    スカーレットヨハンソンがめちゃキレーでした。
    全編東京ロケで、知ってるとこがいっぱい出てきました。
    新宿のドンキホーテって、なくなったとしたらすごい違和感あるんだろうな。。。
    チンパンニュースがやってて懐かしかったです。ちなみに、次の日の昼食時にこの番組の話が出た偶然に驚いた。
    旅行先の国で波長の合う人に出会ったときの嬉しさ、よくわかります。

    あと、日本のこの世代の1人としては「東京に住んでいること」をある種当たり前に感じているし、そこにいる人たちも「そんなもんだろ」としか思わなかったけど、「東京って変かもしれない」なんて思いもしました。
    ・新宿歌舞伎町の煌々と光り輝くおびただしい数のネオン。
    ・狭いスペースに椅子がぎっしり並べられたパチンコ屋。
    ・渋谷のセンター街前交差点。
    ・丁寧すぎるホテルスタッフ。
    ・ゲームセンターで高得点をマークする、ゲームマシンとだけ向き合って生きているような若者たち。
    ・メガネをかけた日本人サラリーマン。
    ・顔も言葉もない店員。
    ・丁寧すぎて滑稽なスタッフ。
    ・日本人が英語らしき言葉で交わす脈絡のない会話。
    普段は気にしないけど、日本人を表すのは簡単だ。これって、どーなんすかね。

    旅行には行っても、他の都市に住んだことがない自分には、まだ見えてない価値観かもしれない。そんなことを思いました。

    自分やいろいろ見つめ直す為に、思い出す為に、旅に出るのもいいかもしれないね。

  • 【あらすじ】
    サントリーウイスキーCM撮影のため東京を訪れた俳優ボブ。言葉の通じない日本で1人孤独に酒を飲む。カメラマンの夫の付き添いで来ているシャーロットも同じホテルでやはり孤独。お互いの孤独を埋めるがごとく出会った2人は東京見物を重ね次第に親しくなる。ちなみに日本語については字幕なしなので、日本人である我々には理解できるが、英語圏の人にとってはロスト・イン・トランスレーション状態を体験できる映画になっているのでしょう。

    【以下ネタばれあらすじ】
    ボブはCM用のポスター撮影をしたりマシュー南の番組に出たりする。シャーロットは渋谷の町並みや京都のお寺や生け花など割と日本を堪能しているが楽しくはなさそうだ。2人はクラブ・カラオケ・寿司屋とデートをするが、やがてボブの帰国の日が。ホテルで別れた後、新宿で一瞬再会→喧騒に消える会話はこれで最後ではなさそう。日本を離れる一瞬前の景色はボブにとって以前とは異なるものだった。2人が一線を越えそで越えないそういうお話。

    ※2006年3月-2011年1月までやってたブログより転載

  • できれば日本語がわからない状態で見たかった。より人物の気持ちが理解できたはず

  • Lost in Translation
    2003年 アメリカ
    監督:ソフィア・コッポラ
    音楽:ブライアン・レイツェル
    出演:ビル・マーレイ/スカーレット・ヨハンソン

    映画の公開より基本的にサントラのほうが先に発売になるので、音楽から入ってしまう映画というのがたまにあるんですが、この映画もそのパターンです。前作『バージンスーサイズ』のサントラはエールが全面的に担当していたこともあり今でも愛聴盤。ソフィアコッポラという監督は音楽の趣味がなかなかよろしくて良い感じですよね。(兄のほうも『CQ』でメロウを使ってたし)

    今回はマイブラのケヴィンシールズを召還、ジザメリやマイブラ、デスインヴェガスにエール、さらには日本のはっぴいえんど、と多彩なオムニバス仕様で、映画のほうも、音楽だけで充分楽しめました。

    個人的趣味としては『バージンスーサイズ』のほうが圧倒的に好みではあるんですが、あれはやっぱりソフィアの趣味の世界の博覧会的な部分もあって映画としての完成度は微妙だと思うので、映画としては今作のほうが格段の出来です。

    特別なことは何も起こらない、ショッキングな殺人事件も、濃厚なラブシーンもない、非常にさりげない映画であるにも関わらず、気のきいた会話、ちょっとしたユーモア、登場人物たちの微妙な心理、そういったものがきちんと描かれていて活かされている、さすがアカデミー賞脚本賞受賞も納得の仕上がりでした。

    スカーレットヨハンソンはすごい可愛かった!ラスト何故かHIROMIXの笑顔で終わるのは謎でした。

    (2004.05.26)

  • 全ての「ガイコクジン」のための映画だと思った。外国、見知らぬ場所としての日本が浮き彫りになっていてとても面白い。どこにも属せていないという気持ちと、少しだけ誰かと繋がってそれが消える瞬間が完璧に描写されていると思った。BGMも素晴らしい(はっぴいえんど「風をあつめて」など)。ボブは最後何を言ったのかとても気になった。

  • 東京って虚しい

  • DVD

    ソフィアコッポラの撮る女の子はみんな似たようなフェミニンさだし、それはスカヨハでも変わらないんだなあ。

    ハリウッド映画のはずだけど、ホテルの部屋のシーンですら画面に日本の空気をまとっている。
    それに日本人の英語があまりに日本人的な間違いをしまくっていて、辛辣なシニカルさに顔を覆い隠したくなった。

    最後ジザメリにのって消えていく東京の街並みは、既視感があって懐かしく、切ない。

  • 眠れない夜に見たくなる映画がまた一個増えて嬉しい。何もかもが丁度よくて、心地よい気持ちでいれた。恋愛をしている時のことを思い出したりした。スキンシップの距離がなんとも絶妙で、大好きなのは、足先だけをつけていたら、そこに手をのせてくれるところ。こういう細かい描写は女性特有のものだよなあ、と思った。
    ちょっとマシュー南とヒロミックスに笑った。
    まだ私が知ってる時の渋谷だった。
    最後に、それまでビルのネオンばかり写していたカメラがビルの上の空を写し出す。それが、なんとも開放感があって、二人の関係も開放されたんだなあと思った。気持ち良かった。

  • 東京っていいね
    もう外国みたいだ

  • 外から見たトーキョー
    理想や憧れや夢を持って東京に人は集まって、益々東京は東京として形作られていく。
    最後まで一線を踏み越えないその優しさが、ずるい。

全353件中 11 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×