グッバイ、レーニン! [DVD]

監督 : ヴォルフガング・ベッカー 
出演 : ダニエル・ブリュール  カトリーン・サーズ  チュルバン・ハマートヴァ 
  • グラッソ(GRASSOC)
3.68
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本棚登録 : 1388
感想 : 261
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4949478460045

感想・レビュー・書評

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  • 東ドイツ崩壊を母に隠し通そうと奮闘する息子。母と息子の絆、社会背景。
    ダニエル・ブリュールが素敵!

  • ピクルスのためにあそこまで奮闘するアレックスを好きにならずにはいられなかった。アレックスの「嘘」が正しかったかは重要じゃないんだろうなー。東西の統一が家族の統一に繋がるとは限らない。コミカルな演出、心温まるストーリー、こういったドイツ映画は初めてだったので観ていて新鮮だった。

  • ベルリンの崩壊前後の東ドイツの家族を描いた映画。
    統一前の東ドイツや統一時のドイツの姿を窺い知ることができる。

    ストーリー自体は、それほどグッとくるものはありませんでした。

  • 東西統一の瞬間に気を失っていたママ
    ママにショックを与えないよう必死に隠す息子

    でもそれがやさしい嘘とは思えないなぁ。
    なんだか進歩がない気がする。
    思想や主義にとらわれることもそうだし。

    その必死さがコミカルで
    でも耐え切れなくなっちゃう彼女やお姉ちゃんの気持ちもわかって
    結構面白いとこと重いとこのメリハリのある映画でした。

    最後レーニンが運びさられていくシーンが印象的。

  • しんみりでほっこり映画

  • 残酷な事実を知らないまま死ぬのは幸せだろうか。この映画のお母さんは、やっぱり幸せだったと思う。
    自分の理想、息子の理想の国ができた瞬間を見ることもできたし(嘘だけど)、何よりそれだけのことをしてくれるほど自分を愛してくれている子供たちがいた。

    アメリと音楽の雰囲気が似てるな、と思ったら同じヤン・ティエルセンの作曲だった。
    そしてドイツ語の映画は初めて見たから新鮮だった。単語しか聞き取れなかったが笑

  • 東西ドイツの崩壊から統一までの時代を背景にひとりの青年がガチガチの社会主義母のため、強いては自分の心の納得のために大掛かりな嘘をつき奮闘する話。ドイツでは大ヒットだったらしい。
    あんまし面白くは無い。社会主義が崩壊して資本主義になるっているのを東の人たちはどこかで咀嚼しきれていなくて、それをきちんと咀嚼したいっていう映画。崩壊が1989年。まだ20年位しか経っていないから驚く。そしてこういう映画は繰り返し作られるだろうな。それぞれがあの変換はなんだったのかって言う思いを抱えて、もう一度よく味を確かめて吟味して飲み下したいのじゃないのかな。
    もしくは資本主義に行き詰ってしまったのかな。
    弱い人も強い人もみんなが幸せに暮らせる国。(この青年の最大の嘘と理想の場面を良く覚えていない。。。)
    東ドイツを描いた映画では他に「善き人のためのソナタ」あるみたいだからそれもちょっと観てみたい。こっちもドイツで大ヒット。
    ドイツってすごい国だよな。

  • 「君はお母さんのためじゃなくてただ自分がやりたくてやってるんじゃ?」という疑問が常に付き纏っていた。楽しそうだし。

    アメリの音楽担当の人がこれもやっってると。どうにもなんか合わないなぁ。こういくと思ったら行かない。それがいい場合もあるんだけどこの人のはどうもしっくりこない。

    東ドイツの生活資料としては大変よろしかったね。あと同僚良い奴だね。小物臭プンプンしてるし。

    あ、あと「シャイセ!」にちょっと感動した。おお、本当に言ってる、って。外国語映画(但し英語を除く)見るのは、この「おお、本当に言ってる」を実感したいからって理由が結構大きい気が。

  • 主人公アレックスが大奮闘です! 

時は80年代末、ドイツは西(資本)東(共産)の別路を歩む最中、東という共産主義国家の正に「鑑」である母が息子(主人公)の反共産デモを目撃したショックで心臓発作に見舞われ、しばらくの間昏睡状態に陥ってしまう。 

母の意識が戻らない数週間の間に大変な事態が起こってしまいます… 

そう、まだ記憶に遠くない「ベルリンの壁崩壊」 
つまり、東西統一によって、共産から資本へ。 
まったく異なる価値観が突如として流入! 

真正・共産主義者である母の心的ショックを懸念した主人公は 
実行するにはあまりに無謀な計画を考えます。それが、「母には東西統一を秘密にし、東ドイツの存続を演じ続ける事」 

もう、何から何まで統一前の東を徹底的に作り上げてしまう主人公の執念と努力に苦笑…いや、爆笑してしまうでしょう!小道具の調達が涙ぐましいです(笑) 

コメディ要素で上手くコーティングされた社会派ドラマのような…一つの家族が社会構造の激変に苛まれながらも、失いかけた絆を取り戻していきます。 

でも本当にこんな激動の歴史がつい最近あって、 
ドイツ凄いなー思います。時代の荒波ってまさにコレ!?

  • 衛星TVの同僚がとても良い人。
    映像特典で見れる音楽のヤン・ティルセンがかっこいい。

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