月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : ダンカン・ジョーンズ 

出演 : ケヴィン・スペイシー(ガーティの声)  サム・ロックウェル 

• ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2010年8月10日発売)

感想・レビュー・書評

[dmatubaさんの感想 · 2011年8月16日]

サム・ロックウェル目当てで見ました。だいたいこういうプロットって奇妙な雰囲気をかもし出してなんとなく終了、っていうパターンが多いですが、これは最後まで飽きずに見れて、かつ頭に残る作品でした。ロボット？や宇宙船のデザインがシュールでサム・ロックウェルの抑えた演技もばっちりはまっている。しかも、ストーリーも納得良く分かりやすい終わり方。

それにしても、もう一人の主人公が見つかったところらへんの不気味さは秀逸です。2001宇宙の旅では退屈しましたが、こちらは良いですね。

[Ｎさんの感想 · 2011年7月28日]

奇妙で深くて慈しむこころを思い出したくなる映画。ジャケ借りだったけど想像以上に良かったです。シュールというかミステリというか、考えるものが好きな人にはいいと思う。台詞や会話で、いろんな角度からいろんな事を想像したり考察したくなる。すべてを疑いたくなって、どんどん明るみになっていく。終わり方はまだ救いがあったかな。延々と月にループするのかと思ってた。
月の裏側で採取されるエネルギーを、たった１人単身赴任して地球に届け続けるサムの話。契約は３年、ミッションはあと２週間。しかし、どこかでなにかが狂い始める。

[まぼさんの感想 · 2011年7月20日]

へーんな映画！
ありがちな設定のSFかもしれないけど、奇妙な画づくりが色々救っている。
変な映画！

[ホグさんの感想 · 2011年6月27日]

[鑑賞日：WOWOWにて2011年3月30日]

MOON
2009年　イギリス
日本公開日：2010年4月10日
監督：Duncan Jones
出演：Sam Rockwell、Dominique McElligott、Kaya Scodelario、Benedict Wong、Kevin Spacey...他
[英語]

■あらすじ
近未来。地球のエネルギー資源は尽きかけ、新たな資源を月に求め、採掘し送る事業をルナ産業が取り仕切っていた。月へ派遣されたサム・ベルはエネルギー源ヘリウム３を採掘、地球へ送る仕事を一人で３年間の契約を担っていた。彼の世話をするのは人工知能を持つロボット、ガーティだけで、機器が不能のため地球との交信は録音したメッセージだけのやりとりのみだった。そして、契約期間が残り少なくなり、地球へ帰れる日を目前に、彼は事故に遭ってしまう。治療室で目覚めたサムは、ガーティが地球と交信しているところを目撃し、不信感を抱き、基地の外へ出て行くことを試みるた。外で彼が見つけたものは…。

■感想
デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズが監督したとあって、観に行きたかった作品。

淡々としていたが、起こりえそうな未来に、寂しさを感じた。

サム・ベルが二人現れた時は、すぐに「クローン」って、わかるネタだったけど、そんなことより、文明、科学が進化しても虚しいだけなのかも知れないと、そんなことを思わずにはいられなかった。

クローンもそれぞれ個性があるのかな？　環境変われば違うだろうけど、あの場合同じ。ただ、目覚めた時間が違えば、ある程度の個性が変わるのかな？

あの状況下で唯一救いだったのは、ロボットのガーティ（声：ケヴィン・スペイシー）。ガーティが完全にルナ産業側だったら、とても後味悪かっただろうなあ。

主演のサム・ロックウェルがいいね。同じ役（三役）をちゃんと区別つけて演じていることに感心。初めて観た『キャメロット・ガーデンの少女』だけど、この頃の彼は、そんなに印象に残っていないが、最近は存在感ある俳優になってきたなあって思うよ。

[yaavo66さんの感想 · 2011年6月17日]

そうなっちゃうよなぁとか、そりゃショックだわとか。 結構ひきこまれて見ちゃった。が、あまりにも宇宙ステーションの監視システムが貧弱すぎたり、ひとり二役の二人が同時に出てくるシーンがなーんかあざとかったりで気になっちゃったり。

[ぴかんぬさんの感想 · 2011年6月9日]

エゴがテーマになってる映画って結構考えさせられて好きかも。ドラマ映画としてだけでなく、メッセージ性もあって良い映画だと思う。

[MASTERさんの感想 · 2011年6月7日]

ずっと一人って分かってても、誰かいたら嬉しいよね。
それが誰であっても・・・
ほぼ一人芝居なのに飽きがこない。

ガーティにも心みたいなのがあるって思いたいな。
アイアンマンの不器用アームとトモダチになれそう。

[bellさんの感想 · 2011年6月6日]

デヴィッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズ監督作。近未来、月でたったひとりエネルギー採掘の仕事をするサムの身に異変が…。ソラリスや2001年〜とはひと味違った、現代的風刺の多いSFミステリー。

[minaさんの感想 · 2011年6月2日]

パッケージ借りやったけど、面白かった！

サム・ロックウェルは好きな俳優さんの一人で、彼の魅力が爆発してた。演技派！
内容は予想してたのと違ったし、けっこう社会的な終わり方ってのもあって監督の知的さをうかがえる。

監督がデヴィット・ボウイの息子と知ってびっくり。
本作が一作目らしく、
次回作が「ソース・コード」と知って再びっくりw
これから楽しみ！

[mariohさんの感想 · 2011年5月18日]

あんまり期待していなかったのだけど、なかなか面白かった。
音楽も結構好み。
これからの作品にも期待。