月に囚われた男 コレクターズ・エディション [DVD]
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2010年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4547462069726
感想・レビュー・書評
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これはほんとにセンス一発って感じで面白いなあ。
お金がたいしてかかってないのは見ればわかるけど、それに反するように価値のある作品になっている。
未来に起こりうる事柄だけに、考えさせられるのだけど、問題提起も非常にうまい!というか、もう完璧だ。月面の基地だけで、よくこれだけドラマを盛れたなあと。
一人劇?うーん信じがたい。あっさりと流れてるBGMも良いし、声だけのケヴィン・スペイシーも味があって良かったなー。
少ない具でもこんなにおいしい料理が作れるんです的な、しっかり心に響いてくる映画だった。 -
ラストがね・・
ガタカの方がカッコ良い終わり方だったよね♪
途中までダルダル&もやもや・・・
飽きかけてたら・・・
明らかに何度か消されているニコちゃんマーク?!を発見した辺りからホラー映画になってきた。タイトルも内容も星新一みたい。 -
SF映画は作成された時代の時代感を反映する。
「2001年」が開拓精神、異文明との接触、コンピュータへの不信を描いたのに対し、この作品は月にいながら閉塞的なルーチン業務、会社(資本主義)批判(エイリアンに通じる)、コンピュータを善玉として描く部分などが明らかに対比している。
ラストをもっと作りこめばかなりの佳作になったろうに、予算が無くなったかと思うほどのあっさり感。 -
近未来を舞台に、新たなエネルギー発掘をのために
月の基地に派遣された男の数奇な日常を描く。
私は何者か、といった、やや哲学的な問いをカジュアルに表現している。
月面のように環境が劇的に変わっても、本能の欲する行為は帰巣。
帰巣行為に見え隠れする「私は何者か」への手がかりは、悲しいかな、いつも寸でのところで消える。
今年の東日本大震災で、全ての交通機関がマヒした東京都内を
5時間かけて歩いて帰った時、
ふと頭をかすめた「家に帰るってどういうことなんだろう」という
素朴な疑問を思い出した。
人工知能の声だけの役に名優・ケビン・スペイシーを配するなど、
なかなかの凝り具合。
主人公のサムロックウエルの一人芝居を引き立てます。 -
【ストーリー】
企業と契約を結び、月面基地で一人、鉱石を地球に送る男。
契約期間の3年が過ぎ、地球へ帰る日が1週間後に迫る中、
奇妙な出来事が起こり始める。
愛する家族に再開する事は出来るのだろうか・・・。
【解説】
デビッド・ボウイの息子が初監督を勤めた作品。
【感想】
テーマはいうなれば「哀愁」。
ストーリー展開は若干、予想がつきやすい。
音楽が中々良い。
また、世話役のロボットが良い味を出している。
ウチにも欲しい。 -
BGMがとても素晴らしいです。
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いかにも低予算って感じの映像が昔のSF映画風でいい。シナリオも演出も古典的。何かと惑星ソラリスに似てる印象は免れないけど、まあまあおもしろかった。