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- / ISBN・EAN: 4988135832290
感想・レビュー・書評
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デヴィッド・フィンチャー監督、1995年、アメリカ。
ブラピとモーガン・フリーマンの刑事ドラマ。
このロクでもない愛すべき世界で発生した、「人間の7つの大罪」(高慢・貪欲・嫉妬・怒り・色欲・貪食・怠惰)に基づく連続猟奇殺人事件(サイコパスによる犯行)と、その犯人を追う二人の刑事。一人は新任で血気は盛んな若者であり、一人は定年間近(話の途中で定年期日を迎えるんだったかな?)のベテランであり、二人の温度差が遠のいたり近づいたりする。
サイコパスは7つの罪を忌み、それを「裁く」のだが、では司法の側には、なにものかを裁く権利はあるのか。その辺がお話のテーマになっている。
ラストはあーあ、やっぱり・・・という感じ。
次第に無力感に囚われ、この社会を救う意欲を無くし、投げやりな気持ちになっていく老刑事に、若い刑事が「どうでもいいから辞めるのか。辞めるからどうでもいいのではないか」と突きつけるシーンが印象的であった。
「12モンキーズ」を観た時にはブラピ凄演、と思ったけど、あの情緒不安定演技はひょっとして地なのかしらん?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
救いがない…。
そしてグロい。
あんな雨が降り続く陰鬱な街、そりゃ犯罪も多いだろうな、と。
自分の命と引き換えにしてまで7つの大罪を完遂する動機って、何なんだろう?というのが、ながら見で見ていたためにイマイチ伝わってこなかった…。もちろん映画のせいでなく私のせいです。残念です。機会があればもう一度見たいと思います -
とても面白かったけど、好きにはなれない…!
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フィンチャー監督の映画はOPだけでご飯三杯いける。と、冗談はさておき、いやあ良かった。全体としてはもの凄く暗いトーンで淡々と話は進むんだけど、フリーマンの「あの本読んだのか?」に決まり悪そうに「そうだ」とブラピが応じるシーンとか、ひょろ長い2本の紐がふとした瞬間に結びつくようで何とも言えず良い。
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Ernest Hemingway once wrote,”The world is a fine place and worth fighting for.” I agree with the second part.
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犯人以外は最高。
もっとも犯人のどうしようもないところも含め作品として良かったのだけど、最後を思うとどうしてもいたたまれない気持ちになる。
画面的にも引き込まれる良い映画。 -
思ったよりもグロシーンは多くなかったが、グロシーン一瞬で想起させるものが多く、見ている最中、結構気持ち悪かった。
犯人にもう一ひねり入れて欲しかった。
モーガン・フリーマンのダンディさは流石…相変わらずかっこいい人だ。 -
パッとしない…