ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]

監督 : トーマス・アルフレッドソン 
出演 : カーレ・ヘーデブラント  リーナ・レアンデション 
  • アミューズソフトエンタテインメント
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感想 : 354
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427647688

感想・レビュー・書評

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  • 原題:Låt den rätte komma in
    (2008/114min/Tomas Alfredson/スウェーデン)

    ホラーなんだけど、最後まで観て綺麗だなって思いました。きっとエリはこうやって生きてきて、これからもずっとずっと繰り返すんだろうなあ。

  • 人間誰しも、秘密を持っている。他人の驚くべき秘密を知った時、果たして受け入れることができるのか。秘密とは、異常で、理解し難いものであるから秘密なのであって、だからこそ、秘密の露見は、2人の関係をより特別なものとする。
    一方で、その内容によっては世間との距離に、また、身を委ね、委ねられることによる重圧に、人は悩み苦しむこととなる。
    人々の憧れである秘密の共有とその受難(その純粋さゆえに、受難を通り越してしまうのが、子どもの怖いところである)を、いじめられっこの孤独な少年、ヴァンパイアの少女(?)、北欧特有の繊細で鋭い雪景色、それらの要素を絡ませることで、描き出している。
    しかしながら、物語的には、不都合な展開が目立ち、決して褒められたものではない。
    それでもなお、若者の心の美しさ、その傾倒性による不気味さ、並びに、透明な愛は、圧倒的であり、見ているものをはっとさせるであろう。

  • 幼い子供の甘く純粋な恋物語だが、どことなく戦慄を覚える。惹かれ合う2人が純粋なばかりに、巻き起こる出来事はより残酷に映った。いやはや北欧の子供は美しい。

  • 描写が綺麗で切ない。それが映画の大半を占める。原作の知識が必要らしく、それをもっと表せなかったかな。邦題を直すべきなのと、あのクライマックスは微妙

  • ヨーロッパの思考ヴァンパイヤ的思考なんだな。

  • けっこう話題になった作品なので
    すでにごらんになってる方が多いかも。

    私が観た吸血鬼映画では
    間違いなくベスト3に入る作品ですねえ。

    といってもこの映画の素晴らしさは
    まったく吸血鬼映画らしくないところかなと思いますが…(笑)。

    タイトルでわかるので言ってしまいますが、
    「ぼく」という少年と、エリという「少女」のお話です。
    そのエリという「少女」、一見「ぼく」と同い齢に見えるけど、
    じつは200歳なんですね(笑)。

    少女を「 」に入れているのはむろん訳があります。
    そこはぜひ作品をごらんください。

    舞台は雪に閉ざされたストックホルムの郊外で、
    私の大好きなイングマール・ベルイマンを
    ちょっと彷彿させるところのある作品です。

    なんと言ってもいいのは、
    吸血鬼映画なのにCGなんか全然使わないで、
    手作り感を大事にしているところです。

    吸血鬼も、ふつうの人間の能力を
    ほとんど超えないところで描いているので、
    物語がほんとに深く胸に染みこんできます。

  • スウェーデン映画。
    個人的には北欧+吸血鬼というたまらない組み合わせだったので見る前からもう好きだなこれって確信がありました。

    少年の成長物語、青春映画の側面もあるストーリー。

    個人的にラスト近くのプールのシーンは、
    最近のそういう話に多い『自分の力で打破しろ』的なありがちメッセージに括られていない結末でよくやった!と思いました。が、
    それもつかの間、ラストの展開を見ると複雑です。

    とにかくあの寒々しくて退廃的な雰囲気が画面いっぱい粉々に散っているような空気感が大好きです。寒々しくて、酷く潔癖な感じの。

  • すごくしんみりとした静かで綺麗な映画。賛否両論はあるだろうけど、私は好き。オスカーとエリのなにげない台詞も、純粋で切ない。レビューを見て知ったけど、あの場面はそんな重要なことを…

    衝撃的だった

    ラストの終わり方もセンスある。
    モールス信号?お洒落。
    映像がとにかく綺麗だった。
    前も言ったけど、恐怖や冷たさの中に美しさが見えたら、その美しさはより際立つと思う。
    ストーリーどうのこうのより、この監督のセンスが良いなと思った。



    「オスカー、私のこと好き?」

    「うん。大好きだよ。」

    「もし私が女の子じゃなくても?」

    「だと思うよ。なんで?」

  • 雪の降る風景とか、プールの青とか

    映像がしんとしててとても綺麗。

    ふと思い出してまた観たくなる映画です。

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