スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード　シリーズ [Kindle]

著者 : ケリー・マクゴニガル

• 大和書房 (2012年10月18日発売)

感想・レビュー・書評

[ponderyutaさんの感想 · 2013年9月23日]

やる力、やらない力、望む力

短期的には、人は目の前の誘惑に負けてしまうもの。
上記の３つの力をうまく使い「意志力」を強める。

意志力筋は望む力を使って鍛えられる。

・一度「どうにでもなれ」と思ってしまうと、もっとダメになりたく思ってしまう。
⇒失敗した自分を許すことで被害を最小限に。
・常に「将来の自分」を過大評価している。
⇒今日は出来なくても明日は時間に余裕があるからと思い先延ばしにする。大抵の場合、翌日も余裕がなくなり、また先延ばしにしてしまう。
・「恥の効果」を利用する。
・プライドが意志力を増やす。
・認められたい力を作動させる。

[池袋読書会さんの感想 · 2013年9月12日]

2013/09/11に紹介された本

[737315さんの感想 · 2013年9月1日]

最近自己啓発本にも辟易しつつ、、でも、2度目に真面目に
読んでやっと面白いと思いました。

こういった本の真の価値は、私が実行に移して初めてうまれる？この本の価値を活かすも殺すも私次第…

むむむ……
生かせる自信がない…
がんばります

[YUKI 江川幸夫さんの感想 · 2013年6月26日]

　著者は、スタンフォード大学の心理学者。実際の講座と同じく１０週間のプログラム構成になっている。

　「意志力を強くするために必要なのは、失敗に対する憎悪感や自己批判ではなく、自分に対する思いやりと、自分の心と体の反応を科学者の目で観察すること～そして、思考や感情を抑えつけたり、欲求を頭から否定したりせず、行動をコントロールする方法を身に付けることが重要だと述べています。」訳者（神崎朗子さん）あとがきより。

（メモ）
１．５分で脳のチカラを最大限に引き出す「瞑想」
・動かずじっと座る。
・呼吸に意識を集中する。吸って～、吐いて～と意識する
・数分経ったら呼吸をしている時の感覚だけに集中。吸って～、吐いて～と意識するのをやめる。気が散りだしたらまた意識する。

２、限界を感じるのは脳にだまされているだけ
・脳は心拍数の上昇とともにエネルギー供給が枯渇してゆくのを感じ、体にブレーキをかける。同時に筋肉はまだ動けるにもかかわらず、脳は強烈な疲労感を生み出す。
・最初に感じた疲労を跳ね飛ばして、粘ってみる。・・・やりすぎ注意！

３．罪のライセンス---よいことをした後悪いことをしたくなる。
・～しようと考えただけで、～をした気になる。
・脳が勝手に「やるべき目標」を切り替える。
・マクドナルドのメニューにヘルシーな品物を加えたとたん、ビックマックの売上が驚異的に伸びた。
＞人は目標にふさわしい行動を取る機会が訪れただけでいい気分になってしまい、実際に目標を達成したような満足感を覚えてしまう。
　ヘルシーなものを選ぶという決心はどこかへ吹き飛び、目先の楽しみが最優先になってしまう。

４．欲求を受け入れる、ただし従わない。
・頭に浮かんでくる考えをコントロールするのは不可能。私たちにできることは自分が何を信じ、何に従って行動するかを選択すること。
・しっかりと自分をコントロールできる人は、自分と戦うことはしない。自分の中でせめぎ合うさまざまな自己の存在を受け入れ、うまく折り合いをつけている。

[Masamiさんの感想 · 2013年6月24日]

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著者プロフィール

スタンフォード大学でヨーガ、心理学、健康な背骨のためのクラスなどで教える受賞指導者。心身科学や健康運動のリーダーであり、ヨガ、フィットネス、ヘルスケア専門家のための教育やティーチャートレーニングに貢献している。『International Journal of Yoga Therapy』の編集長であり、『YogaJournal』や『IDEA Fitness Journal』などに記事を頻繁に執筆している。
マクゴニガルのウェブサイト：http://www.kellymcgoniga.com

「2014年 『ケリー・マクゴニガルの痛みを癒すヨーガ』 で使われていた紹介文から引用しています。」