大統領の執事の涙 [DVD]

監督 : リー・ダニエルズ 
出演 : フォレスト・ウィテカー  オプラ・ウィンフリー  ジョン・キューザック  ジェーン・フォンダ  アラン・リックマン  テレンス・ハワード 
  • KADOKAWA / 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126209124

感想・レビュー・書評

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  • アメリカの歴史がよくわかる。
    前半部分のシモネタがきつくて、子供とはみずらいけどね。

  • アイゼンハワーからレーガンまで、歴代大統領に仕えた黒人執事を通して、アメリカの表の政治における黒人の位置を描き出そうとした意欲作。
    黒人が公民権どころか生存さえおびやかされていた時代、著名な役者たち演じる大統領らが活躍する華やかな「表の政治」においては、自分の意見をもたず、「空気の一部」のように不可視の存在となることによってかろうじて生き延びてきた父親は、現状にいらだち過激化する息子がとびこんでいく、もうひとつの政治の場においても、主体となることができないのである。その彼がついに職をなげうつ決心をするのが、ホワイトハウスにおける長年の差別待遇も是正され、レーガン夫妻によって「名誉黒人」として晩さん会に招待された後だったというのは、とても興味深い。レーガンはその一方で、南アフリカのアパルトヘイト体制を支持し続けていた。
    自らは黒子に徹しながら、黒人社会を引き裂く政治の表と裏に関わり続ける主人公は非常に面白いのだけど、時間の制限もあってか、歴代政権の政策の変化が表面的にしかなぞられてないのが残念だし、特にベトナム戦争をめぐる黒人社会の亀裂、公民権獲得後の分裂について、突っ込んだ描写がないのは残念。しかも最後に、オバマ大統領の誕生によって、黒人社会の政治的闘争がいちおうのハッピーエンドを見たかのような結末には、ほんとにそれでいいと思ってるのか?と聞きたくなってしまう。政治って、それこそ表舞台だけの話ではないはずなのに。
    ところでオプラっていい役者なんですねえ。知らなかったわ。

  • 大統領と執事の触れ合いの話かと思ったら、時代に翻弄される執事の家族と公民権運動がメインだった

  • オバマとクリントンを、どっちが大統領になっても初って感じで同じ重さで見てたな。yes we canって言葉を、正しく日本語訳することはできない気がする。
    最後、もうちょっとだけ生きてて欲しかったと思ったけど、自分たちの歴史の先を見届けられた人は、ほんの一握りなんだろう。
    いろんな映画を見て思うけど、仕事に対して誠実で真面目な人が好きだ。
    マライアにめっちゃ似てると思ったら本人だったり、オプラウィンフリーが出てたり、最期にロビンウィリアムズに会えたり、ジャッキーの服装がちゃんと再現されてたり、小技が効いてた。
    キューバグッティングJr.大好き。

  • 黒人差別と公民権運動の歴史をベースにホワイトハウスで執事として働いた男の人生を描いたお話。

  • 各大統領のキャラがおもしろかったです。
    でもセシルが最後いまいちよくわかりませんでした。
    結局年を取って失ったものの大切さに気付いたってことでしょうか。
    ていうか燃え尽き?
    とはいえ、最後の最後にセシルの仕事に対する誇りが垣間見えてすごくよかったです。

    アメリカの人種差別の歴史が柔らかく描かれてたんじゃないかと。
    何かが変わるのは誰かが動いた結果なんだなと思いました。

  • 映画館で観た。思ってたよりも最近の事なんだなあ・・ オバマ大統領の所で泣き散らかした 観て良かった!

  • 史実に着想を得た作品。
    30年以上に亘り、各大統領に仕えた黒人の執事。白人に仕える父とは対照的に、黒人の人権運動に身を捧げる息子...。家族で有りながら、全く違う生き方をする親子の姿が印象的。
    名優フォレスト・ウィテカーが素晴らしく、ジェーン・フォンダ、ジョン・キューザック、ロビン・ウィリアムズらが脇を彩っています。

  • 父と息子の生き方は違っていたかもしれないけれど、
    どちらも勇気のある生き方だと思った

  • オバマが大統領になったことの本当の価値は日本人には理解できないかもしれない。

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