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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (291ページ)
感想・レビュー・書評
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すごくおもしろかった、よかった!
アスペルガー症候群の大学生パトリックが、解剖学の授業で解剖した死体の謎に気づいて、っていうミステリなんだけど、パトリックが少しずつ人とかかわりを持って、成長していく青春ものとも読めて。わたしはこういうの(謎解きだけに終わらないというか、純文学より、というか)がすごく好きだ!
植物人間状態の患者たちの話とか、解剖シーンとか、けっして楽しくはないし、あと、パトリックが「頭部」を持って逃げるとかは、わざとグロテスクにしてない??って言いたくなったけど、それでも陰惨な感じではなく、からっとしている感じで。ユーモアもあってなんだかさわやかさが感じられて。
最後にパトリックにかかわる大きな謎が解けたときも、普通に考えたらショッキングな話なんだけど、最終的には希望を感じる結末になっていて。すべてはパトリックのキャラクターがいいからかな。わたしはちょっと泣けました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。
パトリックのキャラがいい。
「he pushed me」の場面はドキッとしたけど、あの後どうなったのか?
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