- Amazon.co.jp ・電子書籍 (225ページ)
感想・レビュー・書評
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これから予測される未来や、それを理解した上で、どう行動するのか、自分の経験も踏まえて分かりやすく解説している。良本だと思う。
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変化の速い現代を上手く立ち回るための思考法。
本が出されたのは3年前だが著者が予想する未来にどんどんと近づいているなと実感できる。
著者が起業家ということもあり起業家目線での話が中心だが
・より自分の能力が発揮しやすい
・将来的に拡大していく可能性が高い
戦うフィールドを選ぶ際、この2つを重点に置く考え方はサラリーマンとしても非常に参考にすべきだと思った。 -
テクノロジーは人間の持つ機能の拡張
インターネットは知性の拡張
テクノロジーは時を経ると人間を教育し始める。人間が入力した命令通りに動いてたコンピュータも時を経て人々がどう行動するかを教えてくれる教師に進化しつつある。
計測できてなかった数値の計測
意思決定の省略
どんな情報が必要か判断が必要
→検索する前に答えを教えてくれる能動的な知性が出てくる
知性の発達プロセス
1.膨大な情報を蓄積
2.情報から人間が手動で改善
3.人間がパターンを抽出して、パターンをシステムに検知させて改善
4.パターン認識そのものから改善まで判断すべてシステムがやる
データが人の感情もパターン化する
人工知能を活用して、あぷりのでーたべからユーザーの行動パターンを、見つけて次に打つべき施策を提案するシステム
共有することへのメリットや楽しさがより大きくなっていく以上、プライバシーの概念も緩やかになっていく可能性が高い
いつでも人間がオンラインになっている世界が来る
手段が多様化した今、資本を最大化することから資本の根源である価値の最大化にシフトしている
売り手と買い手の非対称性が大きかった社会では価値を提供しなくても、格差を使って資本を積み上げることができたが、今は企業が消費者を騙したりできない世の中
システム、仕組みは社会に浸透すると、どんな必要性を満たすために生まれたのか?の目的が霞む、システム自体を維持する目的にすり替わる
今までデータ化されなかった、あらゆるもののデータ化、多くの情報を収集し分析できる存在は絶大な影響力をもつ
ハイパーコネクティビティ
テクノロジーによって機械の人間化と人間の機械化が進む
今のスマホOCはこちらから指示出しすれば応えてくれるが、自ら進んで要望をかなえてはくれない。自分の代わりに考えてくれて指示もせずに自分の要望を叶える分身は必ず実現する
テクノロジーが発達するほど、パーソナライズが進む。パーソナライズは利便性をもたらすが、行き過ぎると新しいものとの出会いをなくしてしまう
システムのパターン学習は因果関係がわからないパターンさえ認識する
短期的な合理化はターゲットと広告の新しい出会いの可能性を、なくし、長期の機会損失につながる
Googleの20%ルールはリスクヘッジのため、幹部ですら意思決定が正しいとは限らない
未来を予測する方法
1.原理から考える
今やってる活動がどんな課題を解決するために誕生したのか?
課題を解決する効率的な方法は?
2.テクノロジーの現在地を知る
3.適切なタイミング
ロジカルシンキングの落とし穴
構築できるロジックは、その人が集められる情報の範囲に依存する。
未来の到来を早める。
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自己啓発
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kindle月替わりセール、10月分で一番面白そうな本。
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わかりやすくて面白かった。 未来に先回りして考え、適切なタイミングで行動する。それでも99%は失敗するらしい。が、実行しなければ成功もない。本を読んで考えてるだけじゃ、何もならないよね。
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未来を予測するのに過去からの流れ知って原理から考えることが重要という本かなと。
各国政府がGoogleやAmazonの背後にいるアメリカを警戒しているというところはちょっと???だったけど。
・現状をひたすら効率化することは思考停止の状態とも言える -
未来はもうすでに決まっている、というのに納得がいった。
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変化を読み取る力。ITの進化で状況はどんどん進化していく。できることはどんどん増えるうえで選択をしていかないとね。