プロジェクト・ヘイル・メアリー　下 [Kindle]

著者 : アンディ・ウィアー 小野田和子

• 早川書房 (2021年12月16日発売)

感想・レビュー・書評

[とりさんの感想 · 2023年10月17日]

面白かった！

先にが気になりどんどん読み進められました。
ただ、難しいところや、描写がわからず、そこはわかったふりして読み進めたところもありました。

なんというか、ドラマチックにするというよりは科学的事象がドラマを演出しているような感じがして、ご都合感が少なくてリアルな感じがしました。

逆にもっとこうならもっとドラマチックなのにな〜と思うところもあるけど、それがあるとご都合感も出てくるのかも。

個人的にはストラットと再会する場面が見たかったですが…
何かでこれは描写されたりするのでしょうか？

とにかく楽しい読書体験でした。

[Kyoheiさんの感想 · 2023年10月12日]

読んでいてこんなにずっとワクワクする本もないですね

“「グレース、質問？」”
-- ロッキー

[オカムラさんの感想 · 2023年9月25日]

最後は、根性が物を言うと思いました。

[mew940さんの感想 · 2023年9月22日]

トラブルが頻発する宇宙空間という極限状態であるため、後半に進むに連れ主人公の合理的でない選択やミスが増えてくるのに多少ヤキモキするが、科学と工学
のコンビで解決していくためサクサク読めてしまう。
相対論や量子論を経ず、材料工学を磨きまくって恒星間航行に至る、ということもあるのか、というはシビリゼーションでの文明発展みたいで面白い。
SF読まない人に薦めていこうと思う。

[bandit250fさんの感想 · 2023年9月22日]

異星人ロッキーの姿態がどうしても気になる。
凄く気になる。
映画化が進行中？
早く見たい、一刻も早く見たい。
ロッキーの姿態が気になる人は他にいるみたいでネットで検索すると色んなロッキーが出てくる。
大概ガメラに似てるのがご愛嬌。目が無いんだってば。ちょっと違うでしょ？と思う絵姿ばかり。
主人公の相棒「ロッキー」がもの凄く良かった。
ハードSFとしても素晴らしい。
もの凄く映像向きだ。ラストも捻った話でもなんでもなく、ひたすら笑みが溢れるエンディング。
「三体」の次くらい素晴らしいSF小説。
映画化が待ち遠しい！！

[らきむぼんさんの感想 · 2023年9月16日]

アンディ・ウィアー(小野田和子 訳)『プロジェクト・ヘイル・メアリー』読了。Audibleにて。

見事すぎる構成とストーリーテリングにまず感嘆したのだが、それ以上に率直に感情を揺さぶられる。あまり前情報を入れて欲しくないので、内容は極限まで伏せるけれど、面白いことは保証したい。
とにかくページを捲らせる展開の緩急と、読者への情報開示の仕方の見事さで、一気に読めてしまう作品。SFだが、難しい知識は要らない。苦手な人も十分読めるし、楽しいはず。
決断を迫られるいくつかの場面で、主人公がそれをどう捉えるのか、そしてどんな結末に導かれるのか、エモさが詰まっている。

[アヒル殿さんの感想 · 2023年9月9日]

なんと言うか、、読み終わって「ほー」と放心状態ですね（語彙）
最後ロッキーと別れてからページ数も少なくなって、どう着地するんだろか、と思ったら「友情」かよ！と
美しいですなー

いやー、三体みたいなインフレ気味で壮大なのも好きですが、こーゆー集束のするのはセンスを感じますねー

評判に違わず、近年稀に見る名作だと思いました。満足

[docobankさんの感想 · 2023年9月8日]

オシャレな終わり方。最後まで、読者を飽きさせない。

[mocasaさんの感想 · 2023年8月31日]

もちろん下巻も面白い！上巻だけで立ち止まることなんて誰にも出来ない。
ちょっと都合良すぎるかなぁ…とか思ったりもするけれどもピンチの連続や陰鬱な記憶がそれらに対してカウンターとなっている。
最終盤にかけて美しい友情と自己犠牲が心を揺り動かす。主人公はまさに伝説となるのだ。

[モルトさんの感想 · 2023年8月25日]

同作者の「火星の人」が面白かったので読んでみたが、とにかく面白かった。
面白いからこそネタばれはできないが、最後まで素晴らしく面白かった。
小難しいSFは苦手だし、この本も科学的な部分はほとんど理解できていないと自信を持って言えるが、ストーリーが気になって気になってどんどん読み進めてしまった。

この作者さんの特徴でもあるだろうが、すごく絶望的状況（本書では人類滅亡の危機）でもジョークやユーモアが文中に溢れているので、読んでて楽しくなっちゃう。

SFあんまり読まない、好きではないなんて人でもおススメしたい。