- Amazon.co.jp ・電子書籍 (359ページ)
感想・レビュー・書評
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筋書きを書かずに感想だけを述べたい。
事前情報を できるだけ排して読んでもらいたい。
知恵とユ一モアと機転とあきらめない心。そして友情。SFという舞台を使ってそれらを描き切った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「火星の人」(映画版は「オデッセイ」)の作者による最新作。清潔だが殺風景な何処かの部屋で、しかも記憶喪失で目を覚ます主人公と、デスゲームもの(しかも主催者さえいない)みたいな状況で始まるSF長編。
ほんとに面白いんですけど、事前に情報がなければないほど面白い、と言う紹介するのに厄介なタイプの面白い本でありまして……
「火星の人」が気に入った人なら、間違い無くいけるはず。お勧めです。 -
最後の最後までハラハラしっぱなしで下巻はあっという間の読了。豊富なアイディアと緻密な考証で成り立っているのだろうが、作品の根幹にあるシンプルなテーマが力強い。願わくば地球のその後も知りたいが、それは野暮というものなのだろうな。早くも映画化が決まっているそうなので、この作品世界がどのように描かれるのか今から待ち遠しい。
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上 に記述(こういう仕様ということは、上下巻で、別々に感想書く人って多いのか?)
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藤子・F・不二雄先生の絵柄で読むのがおすすめです
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異星の民のために、いやロッキーのために、自分の命を投げ出す選択をするなんて、、ここに至るプロセスがどうしようもなく友情を育み、どうしようもなくこんな結果になってしまった。
こんな友達が作れるほど、互いの価値観をこれでもか!と試される状況に陥るのは、勘弁願いたいが、これほどの人生が送れるのは、うらやましくもある。ある意味ヘタレの主人公が、こうするしかなく結果英雄的な行動を取っている(しまう?)のは、面白い。
あえて、主人公はヘタレであるとして、彼がこれほどの行動を取れた理由を考えると、科学は!好奇心は!偉大である。ということにした! -
大変面白く、あっという間に上下巻を読破。