- Amazon.co.jp ・電子書籍 (359ページ)
感想・レビュー・書評
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プロジェクトには
地球の運命がかかっていた。
ライランド・グレースは
どこかわからない場所で目覚める。
次第に戻ってくる記憶。
科学者であること。
宇宙船に乗せられたこと。
そして、アストロファージという
未知の微生物が
地球を危機に陥れていること。
そして。
接近してくる宇宙船があった。
アンディ・ウィアーは
科学的思考法をもつ主人公が
危機に挑む物語を紡ぐ。
行き当たりばったりではあるが
負けてなるか精神と
持ち前のユーモアで
問題に立ち向かう。
今回は地球をはるかに離れた
宇宙空間で目覚めた男の物語。
彼の肩には
地球の運命がかかっていた。
危機連発で
ドラマチックで
ポジティブで
ユーモラスで
最後は少し切なくて。
だから、アンディ・ウィアーは
こんなにも支持される。 -
下巻を一言で表すと、異星人との友情物語です。
壮大で夢があり、SF好きな人にはたまらないと思います。
私は普段こういう夢のある雰囲気のSFは読みませんが、わりと楽しむことができました。
感想を述べるなら「まるで王道ハリウッド映画のような物語」です。
多くの者の希望を背負い、困難を乗り越えて突き進む展開が繰り広げられます。
どんな苦難が生じても主人公は絶対大丈夫なんだろうな~~~という安心感があります。
普通に楽しめます。
繰り返しになりますが、ハリウッド映画が好きだと言う人は、本作も思いっきり楽しめるでしょう。
昔ながらの王道ストーリーです。
たまにはこういう綺麗にまとまっている物語を読むのもいいなぁと思いました。 -
地球外の知的生命体との関係性の深まりが素晴らしい。問題解決の発想&チャレンジが豊かで面白かった。
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映画化された「火星の人」、「アルテミス」に続くアンディウィアーの長編三作目。太陽光の指数関数的な減衰が観測されてから、主人公が系外の恒星へ原因を探りにいく単純な物語かと思いきや、まさかの展開が待ち受ける。前二作と比べると舞台のスケールが広がり、地球との関わりは薄め。サイエンスを駆使して難局を乗り切るプロットとそれに確からしさを与える情報の数々は著者の作品に一貫して健在(おそらく粗を探そうと思えばあるけども)。え、そうなるのの連続であっという間に読み終える徹夜本。
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よかったよ。