ne-3の本棚

むず痒ぅ･･･｡
ずっとムズムズしながら読んでたw
普段恋愛小説読まないから余計に座り心地が悪かったw

なのにこの本を読んだのは私が「王寺町」出身だから。それだけ。作中出てきた小学校と中学校に私も通ってたし。てことは涼介は私の後輩かw
達磨寺は出るかなと思ってたけど谷さん家や御陵さんが出るとはビックリ。谷さん、クラシックコンサートなんて開いてたんや･･･｡知らんかった･･･｡

話的には正直そんな面白いとは思わなかったし、涼介にイライラしてたから（涼介の小説は自己顕示欲がすごくてしんどかったし、時生エピソードを小説に書いといてあとで謝りに行こうとするのもイヤ。もっと覚悟持って書けよ(# ﾟДﾟ)て思った）主人公があっさり涼介に恋するのもご都合主義すぎてなんだかなー、て思った。
でも凛子先生による「小説」講座はすごく良かった。小説家の方はこんな思いで書いてるのか、と思うとより一層本が面白くなる。

とりあえず王寺をよく書いてくれてありがとうm(__)m
王寺の実家帰った時、森の庭カフェに行ってみたいなとは思った。

「流浪の月」とはまた感じの違った話。
「流浪の月」は主人公の気持ちに惹きこまれて没頭して読んだけど、こちらは連作短編という事もありそこまで引き込まれはしなかったな。
これはこれで面白かったけど。

面白い事は面白かったけど、映画の予告見ちゃったからどんでん返し系なのは分かってたし、それで先がだいたい予測出来てほぼその予測通りだったのが残念。あの予告知らなきゃ本を読んでちゃんとビックリできただろうに。返す返すも残念。

読んでる間現実世界を忘れるほど本の世界に惹きこまれた。

新感線ファンで粟根さんファンで堺雅人ファンの私にとっては夢のような本。
これを出して下さった関係者の方々。有難うございます!!

声優さんのゲストも多いから中島かずきさんのアニメファンの方も楽しめる一冊だと思う。

内容としては、舞台好きなので舞台関係の話が面白かったけど、それ以上に中島さんの物語の作り方の話が一番面白かった！そうやってあの舞台やアニメは出来たんだな、と。

感無量

どの章も読んでて目頭があつくなる。

特に大きな出来事が起こるわけでもなく、訪れる街の様子とそこでの彼女たちの様子を書いているだけなのに面白かった。
いや、面白かったというのとはちょっと違うかな？
目が離せなかった。

正直難しかった。
理系が苦手な私には物理や科学の説明が続くのはしんどい…。
あと私の頭が悪いせいか科学者たちの思考についていけない。
それと「三体」ゲーム、あれゲームとして面白い？とすごく疑問に感じた。

つまらなかったわけじゃないけど、読むのに時間がかかった。第二部が日本語に翻訳されたら読むかどうか…。

西加奈子さんの本を読むのはこれで3作目だけど主人公の開眼（？）する瞬間がどれも気持ちいい。
そしてそんな風に世界が広がっていくのが羨ましい。

女性が社会的に男性となって妻を娶る部族がいるというのがビックリ。

写真でだけど初めてゲルニカを見た時、すごく怖かったという事をこの本を読んで思い出した。

そして三島由紀夫「金閣寺」の主人公にこの本を読ませてやりたい（笑）
「ゲルニカは私のでも、あなたのでもない。私たちのもの」

途中で読むのをやめれなくて一気読みした。

「自己評価は低いくせに自己愛が高い」
この言葉にうわああ！と頭を抱えたくなった。もう自分の事をズバリ的確に当てられた感じ。
だから真実の気持ちが分かる。そしてそんな価値から脱却していく真実が羨ましくもあった。私はまだそこに囚われているから。

でもこの本を読んだ後は少しだけ、ほんとうに少しだけだけど自分が囚われているものから自由になれた気がした。しばらくしたらまた元の自分に戻るだろうけど。
そんな風に時たま本を読んだ後に自分の囚われている価値観から少し解き放たれる瞬間があって、それが本を読む醍醐味だしすごく嬉しいことだと思う。

湊かなえと思えないさわやか青春小説だった。
だからちょっと物足りなくもある。

下巻は面白くて一気に読んだ。

朝ドラ「ふたりっ子」の銀爺の台詞
「お前を守る神さんはお前の中におる」を思い出した。
要するにそういう事だよね。
でもそれを見つけるのが何より難しいんだけど。

上巻はあまり面白くなく読むのに時間がかかったけど、下巻がめちゃくちゃ面白くて一気に読んでしまった。
上巻で読むのをやめなくて良かった。

「パッとしない子」は、過去に教師経験があるだけに私も美穂と同じことをしなかっただろうか、と怖くなった。

とにかくトリックを書きたかったのね。この小説…。
だから話はそんなに面白くなかった。

あとシリーズなのかな？登場人物の関係とかよく分からなかった。

確かにここに書かれていることを実践したらコミュ障はかなり改善できると思う。
ただ、そこまでして改善したいとは思ってないな･･･｡←ダメ人間･･･｡

あー、わかるわー。
年を取るごとにここに書かれている言葉を発するようになるわー。

ラストのオチがイマイチだなー。
もうちょっとカタルシスを味わえるラストを期待してたので。

面白かったけど、最後それでいいの？とちょっと思った。
2千年後の人たちが困るのでは････｡

タイトルを見て「あ、はい」て返事をしたくなった。

そういう人たちを否定している本かと思ったら、ただ分析していて特に結論めいたものはなく、ちょっと肩透かしな感じはあった。
否定されたかったわけじゃないんだけど、もうちょっと踏み込んで！と思った。

山田さんがなぜポピュラー名字なのかが面白かった