今更という事なかれ。現状整理には持ってこいの書。あらためて現在の状況とこれからやって来るべきものに対してワクワクできる

2014年2月23日

読書状況 読み終わった [2014年2月23日]

わかりやすくそれが本流のひとつになるという世界は、やってくるのか(それはいつ頃なのか)ということはわからないけれど、もうすこし潜在的なところで理解をすれば、この書に指摘されているような要素を、能力や行動基準にしている人達ほど、活躍ができる世の中になっていくのだと思う。

2014年2月23日

読書状況 読み終わった [2014年2月23日]

売れる理由が分かる。現状に対する危機感を持つ人にも、不満を持つ人にも、何かしらのアクションを取る人達にとっては心が支えられる箇所が多い。
やむにやまれぬ大和魂。

2014年2月23日

読書状況 読み終わった [2014年2月23日]
カテゴリ 一般教養・趣味

リーンスタートアップを読んでしっくりきた人であればすんなり理解できるが、換言すれば、リーン書を読んでいれば、この本は必要ないかもしれない。
ただ、「もはやマーケティングとは製品(サービス)設計そのもの」という“マーケティングの基本の変化を見つめなおす感覚”を、より強く掴むためには良い書だと思った。

2014年1月12日

読書状況 読み終わった [2014年1月12日]

意思決定のサポートというよりも、現状学説として流通している論理の説明書というもの。
「意思決定」そのものの芯にフォーカスがあたっているかというと、そうでもない。現場実践書ではない。教養書として。

2014年1月17日

読書状況 読み終わった [2014年1月17日]
カテゴリ 一般教養・趣味

ソーシャル化する世界そのものの不可逆性の中から見たとき、現状の著作権の議論はこう整理される。というとても良くまとまった1冊でした。

2014年2月23日

読書状況 読み終わった [2014年2月23日]

著者のワールドが気に入れば良いと思うが、なんとなく、ソニーの中の人に向けた内輪的な論考という感じ。
特にところどころ出てくる著者独自の改善案のもろもろは、その課題が共有されていない人達にとっては、「まぁ、ご自由に」としか感じられないのが残念なところ。

2013年12月24日

読書状況 読み終わった [2013年12月24日]

かなり面白い。漫然とした停滞感が出てきた企業が、あらためて成長ステージに入っていく挑戦の物語。もはや大企業となったヤフージャパンの改革の内幕はそのリアリティに読んでてもドキドキする。
著者も言っている通り、道半ばの記録でありリアルタイム感がこの本の面白さでもあると思う。
「企業の老化は止められない」と同時に読んでみると面白さがまた広がる。いったん老化が始まった企業が、あらためて若返るための方策の実践例。

2013年12月24日

読書状況 読み終わった [2013年12月24日]

急成長する企業が多くなってくるということは、企業の成長サイクル(成長〜成熟)のタイムスパンも短くなっているということだろう。そう考えると、この書が指摘する「会社の老化」は、設立間もない企業であっても、自社の原因の根本を見つめなおす際の視座となるだろう。
企業の経営課題の解決に携わる人は、一読の価値があると思う。

初心者向けの解説本はかくあるべし、と思わせてくれる本。
一度くらい、定番の構造主義の解説本を読んでみてからこの本を読んでみると、さらによいかもしれない。
あぁ、あそこで言ってたのって(いまいちピンと来てなかったけど)こういうことかー、と理解をなぞりながらライトで照らしてくれる感じ。

2013年10月5日

読書状況 読み終わった [2013年10月5日]
カテゴリ 一般教養・趣味

デカルト、ホッブス、ロック、ヒューム、ルソー、スミス、カント、ヘーゲル、マルクス、ベンサム、ミル

それぞれの哲学者が生きた時代の背景と人生を追いながら、思想の要旨をまとめていて、とてもわかり易い。

どの哲学者のことも、分かったようで中途半端になっていたが、ポイントはここだよ、として抑えてくれているのが、にわか読者には非常にありがたい。

2013年10月5日

読書状況 読み終わった [2013年10月5日]
カテゴリ 一般教養・趣味

知的発想の逆転が色々なところで起こる珠玉のインタビュー集。インタビュアーの吉成さんも凄い。
インターネットがもたらす変化についての知の巨人たちの冷静な判断が興味深い。

2013年7月7日

読書状況 読み終わった [2013年7月7日]
カテゴリ 一般教養・趣味

冒頭からいきなり引き込まれる。思考の回転に関するノウハウ本としての体裁に見えるが、あまりそれは期待せず、単純に楽しむのが良いかなと思う。

2013年6月20日

読書状況 読み終わった [2013年6月20日]
カテゴリ 一般教養・趣味

評判通りの、侮れない良書。回帰分析編も購入してしまった。

2013年6月15日

読書状況 読み終わった [2013年6月15日]
カテゴリ 一般教養・趣味

人と人、組織の境界線を(いわば曖昧に)なめらかに捉え直す試みを、貨幣流通の仕組みを通じて経済、投票制度を通じて政治において実証する。読む人によっては、人類補完計画が求めるATフィールドの融解を思い出すかもしれないなと思った。死海文書の読解にはこういた書籍がコンテクストになるのかもしれない。…とかね。

2013年7月22日

読書状況 読み終わった [2013年7月22日]
カテゴリ 一般教養・趣味

やっぱり売れる本は売れるように出来上がっているなぁ。統計学ブームに拍車をかけそうな(良くも悪くも)一冊。
安易なビッグデータへの警鐘については、本旨ではないが端的にまとまっていてさすが。

2013年7月7日

読書状況 読み終わった [2013年7月7日]

仕事へのこだわり。それだけなら多くの人が持っているのかもしれない。そのこだわりを持つ仕事を続けるために、いかに周囲を味方につけられるか。
こだわりをもつ人は多いが、時としてそれが周囲に伝わらないという場面はありうる。味方を増やすことも、仕事へのこだわりにとって重要な指標。そんなことを感じた。

2013年4月12日

読書状況 読み終わった [2013年4月12日]

“「まずは、ツイッターは媒体じゃないって思ってください」
「何をツイートしても伝わらないんだって思っているのがいい 一番伝わるのは会話です」
「あとはツイートするときにフォロワーのみんなを信じればOKです みんな仲間だっていう感覚のような」”

関わってくれるみんなが当事者。そこには中も外もない。「ソーシャル」を標榜する担当者であれば(PRであれ、宣伝であれ、採用であれ)、これらの感覚は必須だと思うし、やっているうちにこういう感覚になるものだと思う。ならないとすれば…。

もちろん、私個人の経験など、NHK_PRとはその規模も何もかも比べ物になるはずはないが、個人で勝手に始めたアカウントが公式になり、フォロワーとの会話を重ねていくプロセスは、自分の3年前の感覚を重ねあわせて懐かしい気持ちで読んだ。

2012年11月10日

読書状況 読み終わった [2012年11月10日]

「ソーシャル」と上面で言葉を使っているとおそらく注目を払わないけど、次のフェーズを考える人たちにとって基本となる情報ではないでしょうか。
このあたりを理解しているかいないかで、進む道が違ってきちゃう、そういう感じがしています。

※この本自体は2007年刊なので事例がmixiだったりするんですが、でもtwitterもfacebookも世に出る前からこのあたりが書籍として伝えられていたんだ!と驚きます。

2012年8月25日

読書状況 読み終わった [2012年8月25日]

ソーシャル化するWebと対峙するに必要な知識・解釈が、これでもか!とまとめられている。
この書籍に対するファーストリアクションは、「これらのことを既に予感している人たち」が自身の思考整理として、いたく納得するというものだろう。

しかし最近個人的に感じているのは、この書籍に整理されている内容を、それらの予感すらしていない大多数の人たちにどう納得しもらうか?ということ。特に私は人事担当者を相手にしているので、その危機感が強い。この本を読んで納得した人たちは、それをどう市井に展開するかというバトンを受け取ったと見るべきだろう。

2012年8月4日

読書状況 読み終わった [2012年8月4日]

以下著書によるあとがき(引用)がこの本のすべてを語っていると思う。
この感覚を共有できるか否かが、理解の分かれ目になるのではないか。

“ 中学生の頃、誰に見せるわけでもなく、自宅のワープロに「好きな音楽ベスト100」リストを作って、頻繁に順位を変動させては現状の並びの妥当性について真剣に検討したりしていました。もの凄く無益な行為ですが、何しろ当時の自分にとって最大の趣味だったので、一切妥協せずに己の思考と向かい合い続け、ひたすら変な情念をリストに注ぎこんでいた気がします。恥ずかしい。
 ただ、インタ^ネット独特の魅力を作っているのも、そういう個人が純粋培養した情念ではないかと思っています。効率性や合理性を考えたら過剰だったり余計だったりするような、妙なこだわりこそが醍醐味なのではないかと。いろいろな人のいろいろな情念が転がっていて、そのなかで娯楽性や公益性など(あとは運)が抜きんでたものが人気サイトや人気コンテンツとなり、 ・・・”

2012年7月16日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2012年7月16日]

タイトルに惹かれて購入し、表面的なTipsの寄せ集めという感じの本でがっかりというパターン。
“タイトルは重要なマーケティング”という、この本の主張が体現されているのが素晴らしい(笑)が、“中身が伴わない場合にはリピーターにはなりえない”ということもまたよく理解することとなった。
そういう意味で考えると、この本は中身が参考になるのではなく、「この本を購入して→がっかりして→気づく」という、一連の経験が価値であるという・・・メタ本!??

2011年12月3日

読書状況 読み終わった [2011年12月3日]

資本主義が高度化し、日本がその波に本格的に飲み込まれるとはどういうことかについて、就活生や若手社会人をターゲットにして分かりやすく解説した本。

どのような側面から時代の基本的な変化を捉え、それをビジネスの世界にどう転用して考えるか。
確かに“色々なところで言われている言説”かも知れないけれども、こういう基本的な理解は繰り返しいろいろな人が言うのがいいと思った。

このあたり分かりきっている大人たちはまったく読む必要ないが、若者に幅広くまとめて説明する際のまとめかたの参考にするっていう読み方ができるんじゃないだろうか。

第1章 勉強できてもコモデティ
第2章 「本物の資本主義」が日本にやってきた
第3章 学校では教えてくれない資本主義の現在
第4章 日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプ
第5章 企業の浮沈のカギを握る「マーケター」という働き方
第6章 イノベーター=起業家を目指せ
第7章 本当はクレイジーなリーダーたち
第8章 投資家として生きる本当の意味
第9章 ゲリラ戦のはじまり

2011年11月16日

読書状況 読み終わった [2011年11月16日]
カテゴリ 一般教養・趣味

これから「コミュニティ」という概念は、行政にも、企業の組織作りにも、企業とユーザーとのつながりにも、ますます多くの場面のデザインに適用されるものだと思う。その視点で眺めてみるとこの本はとても応用範囲がひろい。

まちづくり、コミュニティの活性化や再生をいかに行うか、という実際の事例に示される具体的な発想や方法論は、例えばWeb上のコミュニティのありかたにもそのまま応用できるのでは、と思う箇所が多々ある。

「コミュニティデザイン」というこの本のタイトルにピンと来るマーケター、人事、企画営業などの人たちが自分の仕事に脳内変換しながら読めると意義深いものが見つかりそうな本です。

【内容】
Part1 「つくらない」デザインとの出会い
Part2 つくるのをやめると、人が見えてきた
Part3 コミュニティデザイン ---人と人をつなげる仕事
Part4 まだまだ状況は好転させられる
Part5 モノやお金に価値を見出せない時代に何を求めるのか
Part6 ソーシャルデザイン  ---コミュニティの力が課題を解決する

2011年11月12日

読書状況 読み終わった [2011年11月12日]
カテゴリ 一般教養・趣味
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