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ビッグの終焉: ラディカル・コネクティビティがもたらす未来社会
- ニコ・メレ
- 東洋経済新報社 / 2014年1月10日発売
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今更という事なかれ。現状整理には持ってこいの書。あらためて現在の状況とこれからやって来るべきものに対してワクワクできる
2014年2月23日
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アグリゲーター 知られざる職種 5年後に主役になる働き方
- 柴沼俊一
- 日経BP / 2013年9月20日発売
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わかりやすくそれが本流のひとつになるという世界は、やってくるのか(それはいつ頃なのか)ということはわからないけれど、もうすこし潜在的なところで理解をすれば、この書に指摘されているような要素を、能力や行動基準にしている人達ほど、活躍ができる世の中になっていくのだと思う。
2014年2月23日
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覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)
- 池田貴将
- サンクチュアリ出版 / 2013年5月25日発売
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売れる理由が分かる。現状に対する危機感を持つ人にも、不満を持つ人にも、何かしらのアクションを取る人達にとっては心が支えられる箇所が多い。
やむにやまれぬ大和魂。
2014年2月23日
リーンスタートアップを読んでしっくりきた人であればすんなり理解できるが、換言すれば、リーン書を読んでいれば、この本は必要ないかもしれない。
ただ、「もはやマーケティングとは製品(サービス)設計そのもの」という“マーケティングの基本の変化を見つめなおす感覚”を、より強く掴むためには良い書だと思った。
2014年1月12日
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数学的決断の技術 やさしい確率で「たった一つ」の正解を導く方法 (朝日新書)
- 小島寛之
- 朝日新聞出版 / 2013年12月13日発売
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意思決定のサポートというよりも、現状学説として流通している論理の説明書というもの。
「意思決定」そのものの芯にフォーカスがあたっているかというと、そうでもない。現場実践書ではない。教養書として。
2014年1月17日
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著作権法がソーシャルメディアを殺す (PHP新書)
- 城所岩生
- PHP研究所 / 2013年11月16日発売
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ソーシャル化する世界そのものの不可逆性の中から見たとき、現状の著作権の議論はこう整理される。というとても良くまとまった1冊でした。
2014年2月23日
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ソニーをダメにした「普通」という病
- 横田宏信
- ゴマブックス株式会社 / 2013年9月29日発売
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著者のワールドが気に入れば良いと思うが、なんとなく、ソニーの中の人に向けた内輪的な論考という感じ。
特にところどころ出てくる著者独自の改善案のもろもろは、その課題が共有されていない人達にとっては、「まぁ、ご自由に」としか感じられないのが残念なところ。
2013年12月24日
かなり面白い。漫然とした停滞感が出てきた企業が、あらためて成長ステージに入っていく挑戦の物語。もはや大企業となったヤフージャパンの改革の内幕はそのリアリティに読んでてもドキドキする。
著者も言っている通り、道半ばの記録でありリアルタイム感がこの本の面白さでもあると思う。
「企業の老化は止められない」と同時に読んでみると面白さがまた広がる。いったん老化が始まった企業が、あらためて若返るための方策の実践例。
2013年12月24日
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会社の老化は止められない――未来を開くための組織不可逆論
- 細谷功
- 亜紀書房 / 2013年4月4日発売
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急成長する企業が多くなってくるということは、企業の成長サイクル(成長〜成熟)のタイムスパンも短くなっているということだろう。そう考えると、この書が指摘する「会社の老化」は、設立間もない企業であっても、自社の原因の根本を見つめなおす際の視座となるだろう。
企業の経営課題の解決に携わる人は、一読の価値があると思う。
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寝ながら学べる構造主義 (文春新書)
- 内田樹
- 文藝春秋 / 2002年6月20日発売
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初心者向けの解説本はかくあるべし、と思わせてくれる本。
一度くらい、定番の構造主義の解説本を読んでみてからこの本を読んでみると、さらによいかもしれない。
あぁ、あそこで言ってたのって(いまいちピンと来てなかったけど)こういうことかー、と理解をなぞりながらライトで照らしてくれる感じ。
2013年10月5日
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歴史を動かした哲学者たち (角川ソフィア文庫)
- 堀川哲
- KADOKAWA / 2013年1月17日発売
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デカルト、ホッブス、ロック、ヒューム、ルソー、スミス、カント、ヘーゲル、マルクス、ベンサム、ミル
それぞれの哲学者が生きた時代の背景と人生を追いながら、思想の要旨をまとめていて、とてもわかり易い。
どの哲学者のことも、分かったようで中途半端になっていたが、ポイントはここだよ、として抑えてくれているのが、にわか読者には非常にありがたい。
2013年10月5日
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知の逆転 (NHK出版新書)
- ジャレド・ダイアモンド
- NHK出版 / 2012年12月6日発売
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知的発想の逆転が色々なところで起こる珠玉のインタビュー集。インタビュアーの吉成さんも凄い。
インターネットがもたらす変化についての知の巨人たちの冷静な判断が興味深い。
2013年7月7日
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オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)
- 岡田斗司夫FREEex
- 幻冬舎 / 2012年9月28日発売
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冒頭からいきなり引き込まれる。思考の回転に関するノウハウ本としての体裁に見えるが、あまりそれは期待せず、単純に楽しむのが良いかなと思う。
2013年6月20日
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マンガでわかる統計学
- 高橋信
- オーム社 / 2004年7月1日発売
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評判通りの、侮れない良書。回帰分析編も購入してしまった。
2013年6月15日
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なめらかな社会とその敵: PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論
- 鈴木健
- 勁草書房 / 2013年1月28日発売
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人と人、組織の境界線を(いわば曖昧に)なめらかに捉え直す試みを、貨幣流通の仕組みを通じて経済、投票制度を通じて政治において実証する。読む人によっては、人類補完計画が求めるATフィールドの融解を思い出すかもしれないなと思った。死海文書の読解にはこういた書籍がコンテクストになるのかもしれない。…とかね。
2013年7月22日
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統計学が最強の学問である
- 西内啓
- ダイヤモンド社 / 2013年1月24日発売
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やっぱり売れる本は売れるように出来上がっているなぁ。統計学ブームに拍車をかけそうな(良くも悪くも)一冊。
安易なビッグデータへの警鐘については、本旨ではないが端的にまとまっていてさすが。
2013年7月7日
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たくらむ技術 (新潮新書)
- 加地倫三
- 新潮社 / 2012年12月15日発売
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仕事へのこだわり。それだけなら多くの人が持っているのかもしれない。そのこだわりを持つ仕事を続けるために、いかに周囲を味方につけられるか。
こだわりをもつ人は多いが、時としてそれが周囲に伝わらないという場面はありうる。味方を増やすことも、仕事へのこだわりにとって重要な指標。そんなことを感じた。
2013年4月12日
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中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?
- NHK_PR1号
- 新潮社 / 2012年10月1日発売
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“「まずは、ツイッターは媒体じゃないって思ってください」
「何をツイートしても伝わらないんだって思っているのがいい 一番伝わるのは会話です」
「あとはツイートするときにフォロワーのみんなを信じればOKです みんな仲間だっていう感覚のような」”
関わってくれるみんなが当事者。そこには中も外もない。「ソーシャル」を標榜する担当者であれば(PRであれ、宣伝であれ、採用であれ)、これらの感覚は必須だと思うし、やっているうちにこういう感覚になるものだと思う。ならないとすれば…。
もちろん、私個人の経験など、NHK_PRとはその規模も何もかも比べ物になるはずはないが、個人で勝手に始めたアカウントが公式になり、フォロワーとの会話を重ねていくプロセスは、自分の3年前の感覚を重ねあわせて懐かしい気持ちで読んだ。
2012年11月10日
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私たちはどうつながっているのか: ネットワ-クの科学を応用する (中公新書 1894)
- 増田直紀
- 中央公論新社 / 2007年4月25日発売
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「ソーシャル」と上面で言葉を使っているとおそらく注目を払わないけど、次のフェーズを考える人たちにとって基本となる情報ではないでしょうか。
このあたりを理解しているかいないかで、進む道が違ってきちゃう、そういう感じがしています。
※この本自体は2007年刊なので事例がmixiだったりするんですが、でもtwitterもfacebookも世に出る前からこのあたりが書籍として伝えられていたんだ!と驚きます。
2012年8月25日
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ウェブはグループで進化する
- ポール・アダムス
- 日経BP / 2012年7月26日発売
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ソーシャル化するWebと対峙するに必要な知識・解釈が、これでもか!とまとめられている。
この書籍に対するファーストリアクションは、「これらのことを既に予感している人たち」が自身の思考整理として、いたく納得するというものだろう。
しかし最近個人的に感じているのは、この書籍に整理されている内容を、それらの予感すらしていない大多数の人たちにどう納得しもらうか?ということ。特に私は人事担当者を相手にしているので、その危機感が強い。この本を読んで納得した人たちは、それをどう市井に展開するかというバトンを受け取ったと見るべきだろう。
2012年8月4日
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中の人 ネット界のトップスター26人の素顔
- 古田雄介
- アスキー・メディアワークス / 2012年7月5日発売
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2012年7月16日
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営業部は今日で解散します。 ~「伝える力」のアイデア帳 ~
- 村尾隆介
- 大和書房 / 2011年10月23日発売
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タイトルに惹かれて購入し、表面的なTipsの寄せ集めという感じの本でがっかりというパターン。
“タイトルは重要なマーケティング”という、この本の主張が体現されているのが素晴らしい(笑)が、“中身が伴わない場合にはリピーターにはなりえない”ということもまたよく理解することとなった。
そういう意味で考えると、この本は中身が参考になるのではなく、「この本を購入して→がっかりして→気づく」という、一連の経験が価値であるという・・・メタ本!??
2011年12月3日
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僕は君たちに武器を配りたい
- 瀧本哲史
- 講談社 / 2011年9月22日発売
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資本主義が高度化し、日本がその波に本格的に飲み込まれるとはどういうことかについて、就活生や若手社会人をターゲットにして分かりやすく解説した本。
どのような側面から時代の基本的な変化を捉え、それをビジネスの世界にどう転用して考えるか。
確かに“色々なところで言われている言説”かも知れないけれども、こういう基本的な理解は繰り返しいろいろな人が言うのがいいと思った。
このあたり分かりきっている大人たちはまったく読む必要ないが、若者に幅広くまとめて説明する際のまとめかたの参考にするっていう読み方ができるんじゃないだろうか。
第1章 勉強できてもコモデティ
第2章 「本物の資本主義」が日本にやってきた
第3章 学校では教えてくれない資本主義の現在
第4章 日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプ
第5章 企業の浮沈のカギを握る「マーケター」という働き方
第6章 イノベーター=起業家を目指せ
第7章 本当はクレイジーなリーダーたち
第8章 投資家として生きる本当の意味
第9章 ゲリラ戦のはじまり
2011年11月16日
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コミュニティデザイン―人がつながるしくみをつくる
- 山崎亮
- 学芸出版社 / 2011年4月22日発売
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これから「コミュニティ」という概念は、行政にも、企業の組織作りにも、企業とユーザーとのつながりにも、ますます多くの場面のデザインに適用されるものだと思う。その視点で眺めてみるとこの本はとても応用範囲がひろい。
まちづくり、コミュニティの活性化や再生をいかに行うか、という実際の事例に示される具体的な発想や方法論は、例えばWeb上のコミュニティのありかたにもそのまま応用できるのでは、と思う箇所が多々ある。
「コミュニティデザイン」というこの本のタイトルにピンと来るマーケター、人事、企画営業などの人たちが自分の仕事に脳内変換しながら読めると意義深いものが見つかりそうな本です。
【内容】
Part1 「つくらない」デザインとの出会い
Part2 つくるのをやめると、人が見えてきた
Part3 コミュニティデザイン ---人と人をつなげる仕事
Part4 まだまだ状況は好転させられる
Part5 モノやお金に価値を見出せない時代に何を求めるのか
Part6 ソーシャルデザイン ---コミュニティの力が課題を解決する
2011年11月12日