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ザ・万字固め (文春文庫 ま 24-4)
- 万城目学
- 文藝春秋 / 2016年2月10日発売
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瓢箪のお話は、文豪感があふれだしていてツボでした。
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本日は、お日柄もよく (徳間文庫)
- 原田マハ
- 徳間書店 / 2013年6月7日発売
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自分の関わっている事とタイミング的に重なる部分があり、一気に読了。『楽園のカンヴァス』とはまた違うお仕事女子ストーリーも読み応え十分。
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NASAより宇宙に近い町工場
- 植松努
- ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2009年11月5日発売
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すぅっと入って来るわかり易い表現で、目からウロコな言葉がぎっしりと詰まった一冊。
前向きになれて、やる気が溢れ出て来る宝物のような本!
2016年9月17日
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コーヒーと恋愛 (ちくま文庫 し 39-1)
- 獅子文六
- 筑摩書房 / 2013年4月10日発売
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昭和30年代が舞台だけれど、レトロ感はそこここにみられる交通網や通信手段程度。どなたかがレビューで描かれているように、お昼のテレビの連続ドラマを観ているような読後感。
モエ子さんの淹れるコーヒー、ちょっと飲んでみたい。
2016年8月28日
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ロング・ロング・ホリディ
- 小路幸也
- PHP研究所 / 2016年1月14日発売
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自分が高校生だった時に通った店を思い出す。
あの頃の札幌の空気感がまざまざとよみがえる。
2016年8月12日
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石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常 (集英社文庫)
- 北大路公子
- 集英社 / 2015年6月25日発売
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いたずらに過ぎて行く日々のこの後悔感、ただひたすらに共感。
2015年12月15日
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雪と珊瑚と (角川文庫)
- 梨木香歩
- KADOKAWA / 2015年6月20日発売
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梨木さんの作品はいつもふわふわと、どこか魂を持って行かれるような読後感があるのですが、今回は地に足が着いたような安心感で読み進んだ感が。
そんな中、終盤、年齢の割にしっかりしている主人公に焚き付けるような文をよこす元同僚に心を揺さぶられてしまった。
2015年12月15日
自分にとっては非日常な人たちだけど、壁一枚隔てた先にはありそうな日常。
きっとどこかで目にしている人たちと風景。
私もまだまだ途上中。
2015年2月2日
前作『家森奇譚』と合わせて読了。
現代より少し前の時代、自然やその地に暮すありとあらゆる生き物との共生。河童や狸、人魚や小鬼がいて当たり前の世界観がとても心地よく、水木しげるの『のんのんばあ』を思い出させ、心がほぐれていく。
この冬一番のお気に入りになりそう。
2014年1月3日
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ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~ (廣済堂新書)
- 萩本欽一
- 廣済堂出版 / 2011年1月18日発売
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欽ちゃんの番組で育った世代と言うこともあり、小さな頃にお世話になった学校の先生から聞いた、昔の苦労話を聞いたような印象の本。苦労したとはいえ、決して重くなく、むしろ温かい気持ちが沸き上がり、読後感はほっこりします。
2013年11月18日
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世界に発信!クリエーターのアニメ術
- G9+1
- キネマ旬報社 / 2005年10月1日発売
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「みんなのうた」でよく見かけたアニメーターの方々のインタビューがまとめられた本。
テレビの連続アニメと違う、
もう、ただ単純に面白いなぁ〜と思いながら見ていたアニメ。
作っている方の横顔と作品が楽しめたお気に入りの一冊です。
2011年3月7日
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くろねこかあさん (幼児絵本シリーズ)
- 東君平
- 福音館書店 / 1990年1月25日発売
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早世された童話作家、東君平さん。
学生の頃、新聞に連載されていた「おはよう童話」を読むのが週末の楽しみでした。
暖かみのある絵も文章も、御本人の人柄あふれていて大好き。
この本は切り絵で表現された、しろねことくろねこのこねこたちがツボ。
韻を踏んだ文章とちいさなオチがかわいらしく読み聞かせをすると子供達はケラケラと笑って喜びます。(もちろん読む時の抑揚のつけかたは大事ですよん)
白黒だけで表現されているにもかかわらず、ほんわりしていて心がまあるくなる読後感。
おすすめの一冊です。
参考サイトさんです→喫茶くんぺい童話館:http://www.docca.net/kunpei/
2010年7月3日
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くだもの (幼児絵本シリーズ)
- 平山和子
- 福音館書店 / 1981年10月20日発売
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娘の保育園時代、乳幼児クラスで見つけて即購入した絵本です。
まるまる一個のくだものと、切り分けられてお皿に盛られた姿のシンプルな2構成はページをめくる楽しみが。
盛付けられたくだものには『さぁ、どうぞ。』の一言が
添えられていて、小さな子供はそれをみると
手にとってむしゃむしゃと食べるマネをします。
私のお気に入りはすいかといちご。
みるからにみずみずしくて、かぶりつきたくなります。
ことばも単純なやりとりのくり返し。
こうやってこどもたちは言語を獲得して行くんだなぁ〜と
しみじみ感じ入るのでした。
2001年4月8日
工場萌えの入門書的一冊。
一言でいうなら大人の社会科。
夜の工場がきれいなのはもちろんですが、
教科書出版の東京書籍ならではの解説あり、図版あり!
2010年4月8日
『ぐりとぐら』でお馴染み、中川さんと山脇さんのコンビが手掛けたたくさんの作品のなかでも、私が特にお気に入りなのは 『そらいろのたね』。
キツネくんから交換してもらったたねからは…なんと、「家」が生えてくるなんて!もう、なんて素敵な発想なんでしょう!
「家」はどんどん大きくなっていき、ついには子供や動物、鳥たちの楽しいお城になったのに、たねの持ち主だったキツネくんが独り占めしたら…
なるほど〜な結末ですが、キツネくんの気持ちはよーく解る。だってこの前までは自分の宝物だったタネだものね…。
集まってくる動物達をよく見ると、なんだかなじみのキャラが出て来るのも楽しい絵本。
お二人が描く、子供も動物もお友達でひとつにつながっている世界観は『いやいやえん』や『おひさまはらっぱ』でも楽しむ事ができますよ。
2010年4月8日
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王さまと九人のきょうだい―中国の民話 (大型絵本 (7))
- 君島久子
- 岩波書店 / 1969年11月25日発売
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大好きな画家のひとり、赤羽さん。
最初に出会ったのはなんの本だったのだろう…と思う位
手掛けた絵本はいっぱい。
(「ももたろう」とか「スーホの白い馬」あたりは特に有名ですよね)
この方の描くこどもの顔がなんともあたたかくて、見ているととても心が和みます。
一方悪役も、ずるっぽくてまた憎めない表情が魅力的。
その中でもお気に入りは「王さまと九人のきょうだい」。
それぞれの得意技を凝らして王さまの出す無理難題をあっさりとクリアするところが、こぎみ良いお話です。なんと初版は1969年!
ちっとも色褪せることのない素敵な本です。
2010年4月8日
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ぶたぶたくんのおかいもの
- 土方久功
- 福音館書店 / 1985年2月28日発売
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いわゆる「はじめてのおつかい」系の絵本。
おかあさんに頼まれたおつかいプラスご褒美のキャラメルを買いに行くぶたぶたくんとお友達のかあこちゃん(カラス)、こぐまのくまたくんが、歩きながら唄ったりお喋りする姿がとてもコドモらしくて大好きです。
そして描かれている絵がのびやかで、それでいてすっとんでて(笑)
なぜかボディコンシャスな服を着たやおやのお姉さんのおおざっぱな感じとか、小学生の男の子が描くようなヘリコプター、食べる気がちょっと失せる(笑)顔つきパン。見てて本当に楽しいです♪
そして一番最後のページには、彼等が辿った道筋の地図。復習も兼ねる感じがたまりません(^^)
お買い物をするメンバーはそれぞれ首に色の違うリボンをつける小細工あたりは、子供達のゴッゴ遊びにも使えそう。
本当に読んでいて楽しいです。
2010年4月8日
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ガブリちゃん (福音館創作童話シリーズ)
- 中川李枝子
- 福音館書店 / 1971年2月10日発売
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小学生の頃の私は、あちこちから病気をもらっては学校を休むコドモでした。ただ寝てるだけで暇を持て余す私に父はよくいろいろな本を買ってきてくれました。 その中でもお気に入りだったのが「ガブリちゃん」。
「ぐりとぐら」シリーズの作者中川李枝子さんと、画家であるご主人の中川宗弥さんの絵本。
クレヨンで描かれたやさしい色使い、中表紙のオレンジの水玉模様な装丁。そして人間のたねこ、小熊のくまた、ガチョウのガブリちゃんという不思議な3人組が、四季を通じておりなす小さな出来事が子供心に印象的で、楽しくて…。
当時の本は、幾度かの引っ越しの際に消失してしまいましたが、 ことあるごとに妹とその絵本のことが話題にあがりました。 そんな思いが通じたのか、ある時、小樽の紀伊国屋書店で発見!
今では子供達の就寝前のお楽しみ本の一つとなりました。
2010年4月8日